デザイン遊び

人と人のコミュニケーションを
スムースにするデザイン

表現素材の探し方から表現アイディアの道のり!?

2013年06月14日 | 日記

デザイン作業をする時は かならず対象とテーマがあります
そのテーマを視覚化するため ふさわしい素材探しがあります
具体的な素材が用意されている場合は
比較的デザインワークはスムースに進みます
しかし具体的に形にならないテーマも多く
抽象的な概念やテーマを表現しなければならないときや
感覚的に訴えかけなければならないときなど
それらにふさわしい素材探しの旅がはじまります
最初はひたすら思いつく単語から素材を引き出したり
インターネットでキーワードを入力して画像検索したり
気に入った素材をあらゆる角度から観察したり
素材に何かを組み合わせたらどうだろうかを考えたり
素材の数を増やしてみたり 素材の色を変えて見たり 
素材を変化させるために様々な力を加えてみたりする
あるいは素材を粉々に分解してふたたび組み立てたりする
とにかくさまざまな試行錯誤を試みてみる
そして大切なのはちょうど良いさじ加減でデザインを止めることです
しかしちょうど良いタイミングを自分で判断するので
案外このちょうど良い手加減が難しいものです
思わずやりすぎたり 不足したりすることがあります
ではそのちょうど良い程度とはどのような事なのでしょうか
自分が判断基準にしているものに「一般常識」という基準があります
普通 常識的にこれを見た人はどう受け止めるかを考えます
そしてその一般常識レベルを左右に振ってみてデザインをします
どの程度常識レベルからはなせば一番おもしろいかを想像します
常識からあまり逸脱すると単なる独りよがりになってしまいます
また逆に常識レベルに近すぎると当たり前すぎてつまらないものになります
この方法でかならず100%とはいきませんが
デザインのさじ加減のデータベースが出来て行くので
作品の数と同時に貴重な判断基準として表現アイディアとして蓄積することができます