デザインする場合に文字のデザインは大切です
キャッチフレーズにはじまり
リードコピーやボディーコピー、キャプションなどいろいろです
しかし一般の人には文字の書体や大きさ等を決めるのは難しい事です
何を基準にデザインしてよいかが分らないからだと思います
書体には大きく分けると明朝体とゴジック体に分けられます
明朝体は筆文字を基本にして創られた書体です
ゴジック体は平筆で書かれたもので各部首が同じ太さの文字です
文字は基本的には話す言葉に置き換えて考えてみると理解しやすいのでは
明朝体は女性アナウンサーのような優しい感じの話し言葉です
ゴジック体は男性アナウンサーのような明快な話し言葉です
それではこれ以外の書体はどのような解釈が出来るでしょうか?
もちろん同じ話し言葉なのですが明朝・ゴジック体は標準語です
それに対して特殊書体は方言のような言葉と言えましょう
話す内容によって書体を選択してデザインしてみると良いと思います
それではキャッチフレーズについてはどうでしょうか?
キャッチフレーズは最初に見る人の注目を引きつける役割りなので
大きな声で分りやすいく端的に語りかける書体が理想です
キャッチフレーズはナレーター選びのつもりで書体を選びます
声質も重要なので意識して色や質感デザインも工夫します
特に大切な事は紙面で一番最初に目に止まらなくては意味がありません
キャッチフレーズでハートをキャッチしなければ本題に上手く導けません
書体・色・質感・配置位置・大きさなど充分に神経を使います
次にボディーコピーはお話の本題ですから文字のサイズに注意しましょう
ボディーコピーの大きさはあまり小さいと見にくい
つまり聞こえにくい話し方ということになり読んでもらえない事もあります
文字の大きさは部屋の広さにふさわしい声の大きさがあるように
そのスペースにあった聞き取りやすいボリューム調整が重要です
文字の行間が狭い本文は早口な話し方のようで聞き取りにくいものです
また行間が広いのははっきりとして聞き取りやすいが
話す内容によっては間延びしてしまい聞いてる側はかえって疲れてしまいます
デザインにとっての文字の役割りは大変重要な役割りを担っています
これらの文字や写真やイラストや図版を総合的に演出するのが
グラフックデザイナーの仕事です
対象となる人に視覚的にコミュニケーションをとるのが役目です
最後迄お読みいただきありがとうございます!