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システム手帳 or PDA?

2006-09-30 20:01:19 | mobile
紙ベースのシステム手帳を使うのか、それともPDAと呼ばれる情報端末か、はたまた併用かという古典的なテーマがある。
それぞれ長短あるのだが、やはり紙ベースに軍配があがると思う。
ざっと理由を並べておく。

1.書き込みやすい。
書式が自由、どんな大きさでも、どんな形でも、どんな色でも、絵でも、心理的抵抗無く、素早く開いて直接書き込める。マインドマップも書ける。直筆で書けるというのもポイントだと思う。人の書いた字にはフォントにはない「調子」がある。文字修飾も簡単だ。

2.落としてもデータが壊れない。
たとえ地面に叩きつけても、壊れるのは手帳であり、データは壊れない。多少破れても判読可能である。磁石をくっ付けても電流を流しても大丈夫、多少雨に濡れるくらいなら問題無い。データを格納する媒体の信頼性というのは重要だ。

3.電池不要。
モバイル環境ってのはとにかく電源が気になるもんだ。手帳には電池はいらない。ストレスフリーだ。

4.一覧性に優れる。
ちょっとした隙間時間にパラパラとページをめくる、複数ページをざっと見渡す、離れた場所にあるデータを見比べる、これらはいずれも紙媒体が優れる。また偶然隣にあったデータが目にとまり、発想を刺激されるということも。

5.手帳に物を挟める。
例えば外出先でもらったペンクリ告知のハガキなど、あとで転記する事にして挟んでおけば良い。場合によってはそのまま期日を迎えて、あとは捨てればよいかもしれない。名刺の予備やよく説明する場所の地図、プリペイドカード、領収証と色々考えられる。

じゃあPDAはいらないかというと、必ずしもそうではなくて、WEBで調べ物とかEメールのチェックとかには有用だと思う。しかしそこからGoogleカレンダーとかに手を出すと泥沼にはまっていくような予感がする。


飽くなき物欲

2006-09-30 19:18:37 | diary
ここ最近、レーザープリンタ(HL-5270DN)、文房具、ライフハック関連書籍とちまちま買っていたら意外に散財してしまい、おかげでシュレッダーとPCの新調計画は延期と相成った。
なかでも文房具というものは一つ千円位までだと気軽にまとめ買いなどして万札がどんどん飛んでいってしまった。最近の獲物はSCHOOL GRIP各芯径、カーボンペン、リーガルパッドホルダー(小)、SMASH 0.7mm、オレンジBIC、封筒型樹脂製書類ケース、V-corn、V-corn C、カランダッシュエクリドールなど。
また、プリンタをインクジェットからレーザーに変えたおかげで、小部数からでも気軽にプリントアウト出来たり、重要書類でもコピーし直す必要が無かったり、両面印刷で紙の消費を抑えたり、かなり気持ちよく作業出来るようになった。
ライフハック関連書籍は今更ながら基本的な2冊を購入。Life Hacks PRESSとストレスフリーの仕事術。実をいうと、百式管理人はどうもあまり好きではないのだが、役に立つ情報は頂こうと思う。ただ、効率性だけを追求するというのは危険な側面を持つので肝に銘じておこう。一見無駄なことに重要な意味があるかもしれない。また本当に無駄な事でもそれを許容する余裕が重要かもしれない。以前は何だか怪しいオーラにひいてしまっていたフランクリンプランナーにも最近興味を持ちだしたのだが、これを使用するときにも注意する必要がありそうだ。


カーボンペン プラチナ萬年筆

2006-09-14 13:56:14 | stationery
万年筆は色々あるけど、大のクリップ嫌いとしてはデスクペンが欲しいなぁ、それも安い奴、あの事務的でありつつも優美な姿が良いのだな、と思いつつ、一体何本のペンにインクを入れるつもりかと戒め、千円札一枚の誘惑に耐えてきた。


しかし、そんな我慢が続く筈も無く、プラチナ萬年筆のカーボンペン(CARBON PEN)(DP-800S)を買ってみた。


一般に万年筆のインクは染料系であり、水や光に大変弱い。BB(ブルーブラック)と呼ばれるインクなどは耐水性を高めてある場合が多いのだが、限界がある(メーカーによっては黒や青のインクに耐水性を持たせる場合もある)。やりすぎるとインクがペンに詰まってしまう可能性があるからだ。万年筆はデリケートな筆記具でかつ簡単には使い捨てにしないのが通常であるから尚更だ。暫く使わないでいたらペン先やペン芯付近にインクが固まっていた、なんていうことはこれまでのインクでもあった。


このカーボンペンは外見は通常のデスクペン(机上用の万年筆)なのだが、適応カートリッジに特色があり、顔料系のインクカートリッジ(SPC-200)を使用する。墨汁のようなインクで、「超微粒子カーボン」によって黒々とした文字を書くことが出来る。


試し書きしてみると、ペン先のペナペナ感は否めない。ただ、別売りのインクカートリッジ4本込みで実売1000円未満の安ペンにしては上出来だろう。極細のペン先から流れる線は、白い紙にくっきりと浮かび非常に気持ちよい。極細ならではの愉しみといえる。思わず手書きの出納帳など作成してみたくなるこのカーボンペン、ゲルインキボールペン愛好家にもお薦めだ。


なお、同じ様なコンセプトのインクは他メーカーからも発売されている。セーラー万年筆の極黒などがそれだ。




夏の終わりの憂鬱

2006-09-14 13:11:38 | diary
はぁ、涼しくなった。昨日は半袖ではいられない程であった。
俺は年がら年中暑くて結構な体質なので、この時期になると非常に憂鬱なのだ。またこれから急激に寒くなるのか、どうせ秋なんかいつあったのか分からない位あっという間に過ぎ去るのだ、そう言えば近年は気温の変化が激しいような気がするな、などと取りとめも無く思い巡らすうちに真冬へと突入するカウントダウンが始まる。
八月は一度も記事を書かなかったのだねぇ。