《女流書道家高山華流ブログ》TVでも紹介されたユニークな書道教室

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☆キャンドルナイト☆

2013-06-11 12:34:28 | Weblog
お引っ越し&PCを新しく替えた為、だいぶ遅れてのご報告になってしまいました。

去る3月11日(月)[勾当台公園市民広場]にて、仙台青年会議所主催・仙台市後援の震災復興【キャンドルナイト】かがやけ仙台~震災の記憶を胸に~が開催され、私、高山華流も書道パフォーマンスでゲスト出演をさせて頂きました。

『夜の部(1部)】式典の部で、始めに奥山市長のご挨拶があり、その次に書道パフォーマンス、そしてご挨拶をさせて頂きました。
you tubeにupしましたので、こちらからご覧下さい。(東口教室でお世話になっていますN様が撮影して下さいました。)

沢山のキャンドルが輝く中で、1m42cm×94cmの書道紙に《輝》の文字を揮豪。

神戸から沢山のボランティアの方々が来て下さって、その中のお2人の方が私の担当となり、最初から最後迄温かなサポートをして下さいました。
私の心もとても温かくなりました。

共に大震災を体験し、心と心が通じ合う瞬間でした。
当日のTVのニュースでも放映され、何人もの方々から、感動した、とのご連絡を頂きました。

これからも、私に出来る事を続けていこう!と改めて心に誓った、忘れられない日となりました。

仙台青年会議所のS様、E様始め関係各所の皆様、本当に有り難うございました。


追記:東日本大震災から、今日で2年3ヶ月です。

あの日。。。
揺れの合間に、やっと自宅の玄関に入る事が出来ました。
でも、その先には進めませんでした。
冷蔵庫や食器棚や様々な物が行く手を阻んでいたからです。
一人ぽっちで玄関にへたり込み、寒さで玄関に掛けていたカーテンにくるまれ、あぁ、私の大切な人達は死んでしまったんじゃないか、私はこの世で一人っぽっちになってしまったんじゃないか。。。
と、そればかりが頭の中でぐるぐる回転していました。

あの時の恐怖と心細さと悲しさは、一生忘れられません。

あの大震災で、多くの尊い命を奪われました。

あの時、あの瞬間、被災地の人間は皆同じ気持ちになったと思います。

助かって抱き合って喜んだ人々。。。
見つからなくて、必死に探した人々。。。

今思っても、胸が苦しくなります。

人間は自然には勝てません。
でも勝ちたい。
大切な人達を救いたい。

大震災は又来ます。
その時、私達は過去の教訓に忠実に従っていかなければいけません。
自分と、そして大切な人達を守る為に。

犠牲となられた方々の魂が、安らかな眠りにつかれます様に。
そして、まだ行方不明の方々が、1日も早くご家族の元に帰られます様、心からお祈り申し上げます。