CINECHANが観た映画について

映画ブログ。感想というより記録のようなもの。
基本的にはネタバレに近いものがあります。

17-087「ヴァイラル」(アメリカ)

2017年04月02日 21時07分21秒 | アメリカ映画
ゾンビが仲間を増やすため、人を襲うようなもの
 ある日、女子高生・エマの友人が授業中に突然吐血し、教室を飛び出してしまう。
 時を同じくして、街では原因不明の感染病が蔓延しているというニュースが流れていた。(「KINENOTE」より)


 教師である父親と共に引っ越してきた女子高生のエマと姉のステイシー。

 ある日、エマの友人であるグウェンの様子が急におかしくなり、彼女は教室を飛び出す。
 倒れたグウェンは、通りがかった学生に吐血する。
 
 やがて血を浴びた学生の様子もおかしくなり、周囲の人間に襲い掛かるようになる。

 やがて街には原因不明の感染によって凶暴化する人間が蔓延していく。


 何となく先に鑑賞した「レジデント」を思い出させるような展開となる作品。

 原因はウイルスではなく寄生虫だというのが違うところであるが、寄生虫によって脳を乗っ取られ、人々は凶暴化していく。

 そんな人々が街にあふれ、感染していない人々も家の中に閉じ込められることとなる。

 父親が行方知れずとなり、姉のステイシーと二人で家の中で過ごすことになるエマ。
 彼氏となったエヴァンも一緒に過ごすようになる中、ステイシーの様子が徐々におかしくなっていく。


 ウイルスでも寄生虫でも、感染した人間は凶暴化し、ゾンビのように人を襲うのは変わらない。

 そして愛する家族が感染してしまった場合、どのような決断をするのかというところがテーマになっているようである。

 果たしてエマはステイシーやエヴァンと共に生き残れるのか。
 連絡の取れない父親、母親と再会できるのか。

 迫り来る感染者と戦ったりと、サバイバルな展開もあり、更に感染者が集まっている場所目掛けて軍が空爆するというようなシーンもあり、なかなか緊迫感のある展開となる作品ではある。

 ラストは悲しみの中に希望を見出すようなところかな。

/5

監督:ヘンリー・ヨースト、アリエル・シュルマン
出演:アナリー・ティプトン、マイケル・ケリー、ソフィア・ブラック=デリア、トラヴィス・トープ
於:ヒューマントラストシネマ渋谷

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