カラスは神の意思を伝えにきた
夫クウィンや7歳の娘インと3人で暮らす女性ニン。一家は経済的理由からマンションに引っ越し、住んでいたコンドミニアムを元医師ラトリーとその40歳の娘ヌッチに貸し出すことに。
その後、クウィンが次第に奇妙な行動を取るようになり、不安に感じたニンはその理由を探り始める。
やがてニンは、クウィンが毎朝午前4時に外出していること、そして彼にヌッチと同じデザインの三角 . . . 本文を読む
家族代々のレシピよ
父親から受けた虐待のトラウマや夫が残した借金の返済により、心身ともに苦しい生活を送る女性バスは、屋台を引いて生計を立てている。
ある時、街で開かれていた激しい反政府デモ運動に巻き込まれて危険な状況に陥った彼女は、学生運動家の青年アタポンに助けられる。この出来事をきっかけにバスは屋台をやめ、一族に伝わる秘伝のレシピで作る特製ラーメンを売り出し、新たな生活を始める。ラーメン . . . 本文を読む
信じなくても、馬鹿にするな
出家した弟ティーに会うため旅に出たタームは、ドンシンタム島の村にある寺院で、フンパヨンに魔術をかける彫刻家ジェットと出会う。タームはティーが前の僧院長を殺害して逃亡したという噂を耳にするが、弟が人を殺すことができるとは思えない。
その一方でタームは、曽祖父シンタムの人形に対する村人たちの盲信的な信仰に疑問を抱く。やがて村では女性が行方不明になったり死人が続出した . . . 本文を読む
巫女にはなりたくない
タイ東北部の村で脈々と受け継がれてきた祈祷師一族の血を継ぐミンは、原因不明の体調不良に見舞われ、まるで人格が変わったように凶暴な言動を繰り返すようになってしまう。
途方に暮れた母は、祈祷師である妹のニムに助けを求める。ミンを救うため、ニムは祈祷をおこなうが、ミンにとり憑いていたのは想像をはるかに超えた強大な存在だった。(「作品資料」より)
「哭声 コクソン」等のナ・ . . . 本文を読む
ときめかないものは感謝して捨ててください
タイのバンコク。
デザイナーのジーンは、留学先のスウェーデンで学んだミニマルなライフスタイルを実践しようと自宅のリフォームを思い立ち、まずは家の中にあふれモノを何とかすべく断捨離を敢行するのだったが。(「allcinema」より)
3年間のスウェーデンでの留学を終え、バンコクに帰ってきたデザイナーのジーンが、実家をミニマルなスタイルの事務所に改修 . . . 本文を読む
誰も重荷を背負いたくないし、背負わせたくもない
実の姉妹のように育ったウィーナーとモーラー。母親同士が姉妹である2人は、生まれながらにして数奇な運命を背負わされていた。
かつて、モーラーの母・スロイは忌まわしき怪物・ガスーとなってしまった。その血をひくモーラーも、やがて同じ道を辿ることが予想された。
そこで、父親のシンはモーラーを守ろうと、長い時間を掛けてガスー撃退のための呪文や法術、格闘術 . . . 本文を読む
ギガ不足です
化け物じみた大蛇の伝説がある人里離れた古い寺院を、そんな事情を知らないノーン、ファースト、バルーンの3人組が訪れる。彼らが恐ろしい伝説を知ったときには、すでに数々の怪現象に見舞われていた。
果たして彼らは、この呪われた寺院から脱出することができるのか?
そして、伝説の悪霊“ナーク”は一体何を望んでいるのか?(「KINENOTE」より)
冒頭、1人の僧が悪霊らしきものに襲 . . . 本文を読む
ドリアンも食べられた
死んだはずの“ボク”は“抽選”に当たったため、自殺したばかりの高校生ミンの肉体に“ホームステイ”して、ミンとして再び人生をスタートさせる。
しかしそれには条件があって、ミンの自殺の原因を100日以内に見つけなければならなかった。もし見つけられないと、ボクの魂は永遠に消えてしまうという。
こうして見知らぬ家族や同級生たちに囲まれ、不慣れな高校生活を送りながら、ミンの自殺の . . . 本文を読む
よく動いたからよく食べろ
中国有数の資産家の娘シャオシャンは、父の遺産で東南アジアの都市マハ・ジャヤに巣食う犯罪組織の壊滅を目指していた。しかし、その行動をおもしろく思わない犯罪組織のボスがシャオシャンの殺害を企て、冷血非道なコリンズ率いる傭兵部隊を送り込む。
コリンズらの襲撃により街は戦場と化し、シャオシャンはかろうじて警察署に逃げ込む。そこで二人の腕に覚えのある男パユとロン・フェイに助けら . . . 本文を読む
ワタベの祠を粗末にするから、自業自得じゃ
旅行でタイを訪れ、幸せな時を過ごしていたジュリーとジムのカップル。
その夜、同じホテルに滞在していたロバートが、霊の祀られた祠を見に行こうと二人を誘う。ジムは気乗りしなかったが、興味津々のジュリーは怪しい森の中へと入っていく。
森の奥に佇む祠には像が置かれてあった。ジュリーは吸い込まれるように像を手に取ってしまい、その瞬間、気を失う。ロバートは二人を . . . 本文を読む