CINECHANが観た映画について

映画ブログ。感想というより記録のようなもの。
基本的にはネタバレに近いものがあります。

24-356「カッティ 刃物と水道管」(インド)

2024年11月25日 00時11分02秒 | インド映画
引退は年齢じゃない、心が決める  コルカタの刑務所から脱獄した詐欺師の通称「カッティ(刃物)」ことカディルは、海外への逃亡を企てるが、空港で出会った女性アンキタに一目ぼれし、出国を止めてしまう。  その夜、街を歩いていたカディルは、自分と瓜二つのジーヴァという男と出会う。悪知恵を働かせたカディルは、シーヴァを自分の身代わりにして追手に捕まえさせる。  自由の身になったカディルだったが、ジーヴ . . . 本文を読む
コメント

24-310「ハヌ・マン」(インド)

2024年10月11日 09時27分04秒 | インド映画
太陽が出てたから  山奥の小さな村で、姉アンジャンマと一緒に暮らす青年ハヌマントゥ。温和な性格の彼は気の強いアンジャンマの後ろに隠れてばかりで、村の男たちから馬鹿にされていた。  そんなある日、幼なじみのミーナークシを助けようとして海に落ちたハヌマントゥは、そこで不思議な力を持つ宝石を手にする。その石には、古代インドの叙事詩「ラーマーヤナ」で活躍する猿の将軍ハヌマーンの力が宿されていた。   . . . 本文を読む
コメント

24-305「ジガルタンダ・ダブルX」(インド)

2024年10月06日 21時26分09秒 | インド映画
クリントの映画を観るか  1970年代のインド南部タミル地方。小心者の新人警察官キルバイは不可解な殺人事件に巻き込まれて投獄され、復職の条件としてギャングの親分シーザーの暗殺を命じられる。  クリント・イーストウッドの西部劇が大好きなシーザーに接近するため、キルバイはサタジット・レイ門下の映像作家と身分を偽り、シーザーを主演にした映画の監督に立候補。  シーザーはキルバイを抜てきするが、2人 . . . 本文を読む
コメント

24-216「仕置人DJ」(インド)

2024年07月22日 23時43分07秒 | インド映画
技術は問題ない、使う側の問題だ  アーンドラ・プラデーシュ州ビジャヤワーダにあるバラモンの集落で生まれた、ドゥッヴァーダ・ジャガンナーダム・シャーストリ(通称DJ)。シバ神をまつった大寺院で代々僧としてお勤めをしている一族に生まれ育った彼は、いまは結婚式などへのケータリングをおこなう宴会料理人として働いている。  そんなDJだが、少年時代、ギャングに返り討ちにされた警官プルショーッタムの命を助 . . . 本文を読む
コメント

24-215「SALAAR サラール」(インド)

2024年07月21日 18時40分34秒 | インド映画
いつまで俺を止めるんだ  盗賊を生業にする部族によって建国されたカンサール。10歳の少年デーヴァは、王の息子である親友ヴァラダのためならどんな相手にも立ち向かい、必ず倒してきた。  一方のヴァラダも、自らの領地を犠牲にしてデーヴァと彼の母の窮地を救う。デーヴァは「名前を呼べば、必ず駆けつける」とヴァラダに誓ってカンサールを去り、母とともに辺境の村に身を隠す。  月日は流れ、カンサールでは王位 . . . 本文を読む
コメント

24-173「PS-I 黄金の河」(インド)

2024年06月11日 00時25分10秒 | インド映画
人は人生で何度か死ぬ  10世紀、南インドではチョーラ王朝が繁栄を極めていた。  しかし王が病に倒れると、臣下たちは王の息子ではなく従弟を次期国王に擁立しようと画策。2人の王子が領土拡大のためそれぞれ北方と南方で戦う一方、聡明な王女は父とともに都に残る。  やがて不穏な動きを察知した3人はこれに対抗するべく密使を送ることを決め、密使として選ばれた若く陽気な騎士デーバンは壮大な旅に出る。(「作 . . . 本文を読む
コメント

24-150「タイガー 裏切りのスパイ」(インド)

2024年05月15日 00時19分08秒 | インド映画
テーマ曲はいるか?  インドの国家諜報機関RAWのエージェントであるタイガーは、アフガニスタンでの任務中に危機に陥った仲間のゴーピーを救出に向かうが、ゴーピーはタイガーの妻であるゾヤが二重スパイだという言葉を残し、命を落とす。  妻への疑念を抱いたまま日常生活に戻ったタイガーだったが、次の任務でロシアに赴いた際、ゾヤがタイガーに襲いかかってくる。(「作品資料」より)    インド . . . 本文を読む
コメント

24-074「ザ・フェイス」(インド)

2024年03月06日 22時26分26秒 | インド映画
人生で最大の驚きに直面する  インド、アーンドラ・プラデーシュ州のバイザーグ。  サティヤは恋人のディープティと結婚を考えていたが、地元のギャングのドンであるヴィール・バーイがディープティに目を付け、彼女をつけまわすように。サティヤとディープティは州都ハイダラーバードに逃れようとするが、ヴィール・バーイと手下たちに襲撃され、2人の乗っていたバスが炎上。ディープティは焼死する。  顔面に大やけ . . . 本文を読む
コメント

23-251「フライング・ジャット」(インド)

2023年10月03日 00時17分34秒 | インド映画
飛んだのは、お前だ  武術教師のアマンは、橋を建設するためにシク教徒の神木を切り倒そうとする企業の用心棒に痛め付けられる。  翌朝、アマンは無傷で回復し、神木から超人力を授けられたことに気付く。(「作品資料」より)  インド発のヒーローもの。  学校で武術を教えているアマンと母親、兄が住んでいる場所を、工場へ渡るための橋を掛けようとする大企業のマルホートラが買収しようとする。  しかし、そ . . . 本文を読む
コメント

23-236「PATHAAN パターン」(インド)

2023年09月18日 15時42分39秒 | インド映画
あなたは金継ぎの漆よ  インドやパキスタンにまたがるカシミール地方の自治権をインド政府がはく奪し、それに怒ったパキスタンの将軍カーディルは、元インド軍人のジムと手を組みテロ攻撃を企てる。  インドの諜報機関RAW (Research Analysis Wing of India) に所属するパターンは、ジムが計画する生物兵器での攻撃を阻止するため動き出すが、デリーの上空を飛行中の飛行機に生物兵器が . . . 本文を読む
コメント

23-194「K.G.F CHAPTER2」(インド)

2023年08月07日 00時20分54秒 | インド映画
世界がオレの縄張りだ  コーラーラ金鉱(Kolar Gold Fields=KGF)の支配者となったロッキーは、新たな金鉱を発見し事業をさらに拡大していく。  そんな中、死亡したと思われていたスーリヤワルダンの弟アディーラが現れ、KGFの奪還に乗り出す。アディーラに恋人リナを誘拐されたロッキーは救出に向かうが、アディーラに撃たれ瀕死の重傷を負ってしまう。  さらにアディーラは金輸出を妨害してKGF . . . 本文を読む
コメント

23-188「K.G.F CHAPTER1」(インド)

2023年08月01日 00時06分16秒 | インド映画
人間があんなに飛ぶ?  1951年、スーリヤワルダンはコーラーラ近郊に金鉱(Kolar Gold Fields=KGF)を発見し、採金ビジネスに乗り出す。スーリヤワルダンの一族が莫大な富を得る一方で、金鉱で働く人々は外部から遮断された環境で奴隷のような扱いを受けていた。  同じ年に、スラム街で1人の少年が生まれる。その少年ロッキーは10歳で母を亡くして天涯孤独となり、生きるために裏社会で働き始める . . . 本文を読む
コメント

23-123「ブラフマーストラ」(インド)

2023年05月25日 01時09分13秒 | インド映画
闇を呼び起こせば、光も目覚めるぞ  ムンバイで暮らす天涯孤独の青年シヴァは、見知らぬ科学者が何者かに襲われる場面を幻視する。  その理由を調べはじめた彼は、古代ヴェーダの時代から秘密裏に受け継がれてきた神々の武器「アストラ」と、その中でも最強といわれる「ブラフマーストラ」の存在を知る。ブラフマーストラが目覚めれば、世界は地獄と化すという。  そしてシヴァは、それらの武器を守護する役割を務めてきた人 . . . 本文を読む
コメント

23-039「バンバン!」(インド)

2023年02月20日 00時35分02秒 | インド映画
いつかの訪れを君はどうやって知るの?  謎の怪盗ラージヴィールと、偶然彼に出会った地味なOLのハルリーンは、インドからイギリスに渡ったとされる伝説のダイヤ「コヒヌール」をめぐり、残忍な犯罪組織や国際警察を巻き込んだ争奪戦を繰り広げることに。  そしてその過程で、ラージヴィールが抱く真の目的が明らかになっていく。(「作品資料」より)  トム・クルーズとキャメロン・ディアスが共演した「ナイト&デイ . . . 本文を読む
コメント

22-277「RRR」(インド)

2022年12月14日 01時23分04秒 | インド映画
成文律と不文律の友情  1920年、英国植民地時代のインド。  英国軍にさらわれた幼い少女を救うため立ち上がったビームと、大義のため英国政府の警察となったラーマ。それぞれに熱い思いを胸に秘めた2人は敵対する立場にあったが、互いの素性を知らずに、運命に導かれるように出会い、無二の親友となる。  しかし、ある事件をきっかけに、2人は友情か使命かの選択を迫られることになる。(「作品資料」より)  イ . . . 本文を読む
コメント (1)