JIじゃなくてZIというところが嫌
富士山をのぞむ小さな町に暮らす高校3年生の小春は、スプリンターとして注目され、陸上部の活動に青春をささげてきた。
しかし、最後の大会で失格になってしまい、練習に費やした3年間が台無しになったことにショックを受けて引きこもってしまう。そんな彼女に追い打ちをかけるように、ある事件が起こり、小春は立ち直ることができないまま夏休みに突入。
同様に青春の悩みを抱える . . . 本文を読む
さすが私の推し
規格外のパワーと不屈の心を兼ね備え、ヒーロー不在の惑星を守るため幅広く宇宙で活動していたキャプテン・マーベル。そんな彼女のある過去を憎み、復讐を企てる謎の敵が出現する。
時を同じくして、キャプテン・マーベルと、まだ若い新世代ヒーローのミズ・マーベル、強大なパワーを覚醒させたばかりのモニカ・ランボーの3人が、それぞれのパワーを発動するとお互いが入れ替わってしまうという謎の現象が起 . . . 本文を読む
無罪は検察が立証し損ねたもの
弁護士を目指してロースクールに通うセイギこと久我清義(きよよし)と、同じ学校で法律を学ぶ幼なじみの織本美鈴、2人の同級生でロースクールの学生たちが行う「無辜(むこ)ゲーム」と呼ばれる模擬裁判を司る天才・結城馨は、共に勉強漬けの毎日を送っていた。
無事に司法試験に合格し、弁護士となった清義のもとに、ある時、馨から無辜ゲームをやろうという誘いがくる。しかし、呼び出され . . . 本文を読む
それでは13番目を準備しろ
公園で一瞬目を離した隙に娘が行方不明になってしまった刑事ロークは、そのことで強迫観念にかられ、カウンセリングを受けるようになるが、正気を保つために現場の職務に復帰する。
そんなある時、銀行強盗を予告するタレコミがあり、現場に向かったロークは、そこに現れた男が娘の行方の鍵を握っていると確信する。しかし男はいとも簡単に周囲の人びとを操ることができ、ロークは男を捕まえるこ . . . 本文を読む
誰が私たちの人生を変えたの?
政治家一族である宇田家の次男・晄司は建築会社を設立したものの倒産し、政治スキャンダルの渦中にいる国会議員の父・清治郎の秘書を務めながら煮え切らない日々を過ごしていた。
そんなある日、宇田家の長女・麻由美の幼い娘が誘拐されてしまう。犯人の要求は身代金ではなく、翌日の午後5時までに記者会見を開いて清治郎が犯した「罪」を告白しろというものだった。それは国家を揺るがすほど . . . 本文を読む
気にかけてるのは、誰が朝食を作るのかということだけだ
ハワイへキャンプ旅行にやって来たアート系大学生3人組は、「誰が一番怖い話を語れるか」という賭けをすることに。3人はキャンプファイヤーを囲みながら、ゲームアプリ「ストーリー・ゲーム」の指示に従って順番に怖い話を語っていく。
グラフィック・アーティストのチカは女子高生のいじめから起きる悲劇を、脚本家のジェームズは通勤電車で魅惑的な女性に心を奪わ . . . 本文を読む
明日が過ぎれば無事だ
警察とマフィアそれぞれに内通者がいたことが発覚し、激しい抗争へと発展した事件から10カ月後。警察官として生きる道を選んだラウは、警察内部に残る潜入マフィアたちを次々と始末していく。
そんな中、エリート警察官ヨンが大物密輸商人シェンと接触していたことを知ったラウは、ヨンが潜入マフィアであると確信し身辺を探りはじめる。
かつてのヤンの姿に自分を重ね、運命を変えるべく最後の闘 . . . 本文を読む
おまえが殺した子があそこに
牧師のソクホと妻のヒョヌは、長男のハンビョルが池に落ちて溺れ死ぬという不慮の事故に見舞われ、残された3人の子どもたちと暮らしていた。そして、新たにイサクという少年を施設から養子として迎え入れるが、イサクと3人の子どもたちはまったく打ち解けなかった。
病気により視力が低下しているイサクは、時折誰かの姿が見えるとつぶやくが、イサクの視線の先を見ても、ソクホたちには何も見 . . . 本文を読む
この世に出た者はいずれ消え去る
1990年代、中国返還を前に揺れる香港。
マフィアのラウは親分サムに命じられ、内通者となるために警察学校へ送り込まれる。
一方、マフィアのボスの私生児であることが発覚し警察学校を退学させられたヤンは、マフィア組織への潜入捜査を命じられる。(「作品資料」より)
「インファナル・アフェア」に続く3部作の第2弾。
2003年製作、日本では2004年に公開。 . . . 本文を読む
戦争は平和、自由は従属
2045年。経済災害「全世界同時デフォルト」の発生とAIの爆発的な進化により、世界は計画的かつ持続可能な戦争「サスティナブル・ウォー」に突入。全身義体のサイボーグ・草薙素子と元公安9課のメンバーたちは、廃墟が横たわるアメリカ大陸西海岸で傭兵部隊として活動していた。
そんな彼らの前に、驚異的な知能と身体能力を持つ存在「ポスト・ヒューマン」が出現。
大国間の謀略が渦巻く中 . . . 本文を読む
俺は善人か、それとも悪人か
1991年、香港。黒社会に入った青年ラウはマフィアのボスであるサムに目をかけられ、スパイとして警察学校へ送り込まれる。
一方、警察学校で優秀な成績を収めていた青年ヤンは、警視ウォンからマフィアへの潜入捜査を命じられる。ラウとヤンは正体を隠したまま、それぞれの組織で頭角を現していく。
潜入開始から10年後、警察はヤンから大規模な麻薬取引の情報を得るが。(「作品資料」 . . . 本文を読む
天に眼有り
治安判事ラム・リョンソイは、新しい上司の気分を害したことで職を失ってしまうが、友人の勧めもあり、50代にして新たに法廷弁護士として道を歩み始める。
そんなラムがはじめて弁護を担当したのは、とても複雑には見えない単純な児童虐待事件だった。
しかし、その事件が思いもよらない展開をみせ、ラムとパートナーの若き女性法廷弁護士のフォン・カークワンは、大きな権力闘争に巻き込まれていく。(「作 . . . 本文を読む
水を出しっ放しにするのが嬉しかった
横浜に暮らす検事の寺井啓喜は、不登校になった息子の教育方針をめぐり妻と衝突を繰り返している。
広島のショッピングモールで契約社員として働きながら実家で代わり映えのない日々を過ごす桐生夏月は、中学の時に転校していった佐々木佳道が地元に戻ってきたことを知る。
大学のダンスサークルに所属する諸橋大也は準ミスターに選ばれるほどの容姿だが、心を誰にも開かずにいる。
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私が演じる最後の役
日中欧の諜報員が暗躍する魔都・上海。
真珠湾攻撃7日前の1941年12月1日、人気女優ユー・ジンは新作舞台「サタデー・フィクション」に主演するため上海を訪れる。かつてフランスの諜報員ヒューバートに孤児院から救われた過去を持つ彼女は、女優であると同時に諜報員という裏の顔をもっていた。
ユー・ジンの到着から2日後、日本の暗号通信の専門家である海軍少佐・古谷三郎が、暗号更新のた . . . 本文を読む
ベストの名は連理の枝
韓国有数の大都会・釜山のある一軒家で、爆破事件が発生。そのニュースを目にした元海軍副長カン・ドヨンのもとに、一本の電話がかかってくる。それは爆破事件を起こした犯人からのものだった。
犯人は次のターゲットがサッカースタジアムであることを知らせ、通報したり観客を避難させたりしたら、爆弾はすぐさま爆発すると脅してくる。そして、そこに仕掛けられた爆弾は普通のものではなく、周囲の騒 . . . 本文を読む