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CINECHANが観た映画について

映画ブログ。感想というより記録のようなもの。
基本的にはネタバレに近いものがあります。

19-195「チャイルド・プレイ」(アメリカ)

2019年08月05日 00時21分37秒 | アメリカ映画
2パックの仇だ
 最先端テクノロジー企業カスラン社が開発した最新おもちゃの“バディ人形”は、AIによる高度な音声認識や画像認識機能を備え、クラウド対応で様々なカスラン製品とも接続できる超ハイテク人形。
 引っ越したばかりで友だちがいない孤独な少年アンディは、誕生日に母親からそんなバディ人形をプレゼントされる。
 自ら“チャッキー”と名乗るその人形とすぐに仲良くなっていくアンディだったが。(「allcinema」より)


 1988年の第1作目からシリーズ7作まで製作された人気ホラーのリブート版。

 殺人人形が引き起こす恐怖を描いている。

 
 前シリーズでは凶悪犯の魂が人形に乗り移ったという設定であったが、進化した現代ではチャッキーはAIによる高度な認識機能を備えた人形。

 ベトナムでの生産過程で、禁忌機能を解除された一体がチャッキーとなり凶暴化していく。

 工場でこういう風に悪意ある作業を取られたら、我々としては対処のしようがないな、と違う意味で恐怖を感じるシーン。

 その一体は巡り巡ってシングルマザー、カレンの手に渡り、彼女は息子のアンディへプレゼントする。

 自らチャッキーと名乗る人形は、アンディに対し、死ぬまで親友だと話すが、その気持ちが思いも寄らぬ恐怖を引き起こしていく。


 前シリーズの後半は、結構コミカルな要素が強くなっていたという印象であるが、本作はシリアスにチャッキーの恐怖を描き、チャッキーが引き起こす恐怖はスプラッタ要素が満載。

 笑いを期待してしまうと、ちょっと外れるかもしれないが、ホラーとしての恐怖要素は充分だったな。

 AIによる高度な機能を持つチャッキーは、家電やスマホを操作し、狙った相手を追い詰めていく。

 たかが人形と侮ることの出来ない存在になっているな。

 
 チャッキーが殺人人形だと知るのは、アンディと仲間の子供たちだけ。

 そんな中で、いよいよ恐怖の宴が幕を開く。

 現代らしいチャッキーの恐怖を描いたホラーとして楽しめた一本だった。


 チャッキーの声に当たっていたのは、「スター・ウォーズ」シリーズでルーク・スカイウォーカーを演じたマーク・ハミルだったな。

/5

監督:ラース・クレヴバーグ
出演:オーブリー・プラザ、ガブリエル・ベイトマン
   ブライアン・タイリー・ヘンリー、ビアトリス・キットソス、タイ・コンシーリョ
   デヴィッド・ルイス、カーリース・バーグ、マーロン・カザーディ
声の出演:マーク・ハミル
於:池袋シネマ・ロサ

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