CINECHANが観た映画について

映画ブログ。感想というより記録のようなもの。
基本的にはネタバレに近いものがあります。

24-067「K-9 L.A.大捜査線」(アメリカ)

2024年03月01日 00時48分23秒 | アメリカ映画

文字通り岩で卵が焼けるんだ

 元海兵隊員でロサンゼルス市警の警察犬隊「K-9」の警官ジェイクは、麻薬ディーラーとの銃撃戦でパートナー犬のエースを殺されてしまう。エースを助けなかった救急医師に暴力を振るい休職処分となったジェイクは、エースを撃った犯人に復讐するため自ら警官を退職。

 新たな相棒となった狂犬ソックスとともに犯人を追跡する中で、街を支配する巨大な陰謀と市警の腐敗に直面する。(「作品資料」より)

 

 警察犬隊〝K-9〟の一員、ジェイクが殺されたパートナー犬、エースの復讐と真相解明のため突き進む姿を描いたサスペンス・アクション。

 麻薬を大量に積んだ車の運転手を追っていたジェイクとエースは、犯人を射殺したもののエースが撃たれてしまう。

 その時、K-9と同じドイツ語でエースに指示する声がする。

 相棒を失った悲しみから立ち直ろうとするジェイクは、新たなパートナー犬、ソックスを迎える。

 ソックスと共に、エースを殺した者を見つけ出すため独自で捜査するジェイク。

 やがて、大規模な麻薬製造、売買に行き当たる。

 ジェイクは元海兵隊員で、PTSDの兆候もあり、仲間とはうまく付き合えないよう。

 相棒の犬に対しては、よく話せる。

 新たなパートナー犬であるソックスは、以前に置かれた環境は酷いものであったよう。

 ジェイクの苦悩などは、よく描かれているが、事件の顛末に関しては、ややアッサリした感じがあったな。

 麻薬には、中国の巨大企業が絡んでいるような情報を得るが、その企業はどうなったんだろう。

 クライマックス、奪われたソックスを取り戻そうとするジェイク。

 企業の悪事を暴くようなことではなく、個人的な事情による戦いのようだった。

 事件の顛末は物足りなさを感じるが、ジェイクとソックスの交流、そしてジェイクの再生物語として興味深い話であった。

/5

監督:ジョン・スタルバーグ・Jr.

出演:アーロン・エッカート、スティーヴン・ラング、ペネロープ・ミッチェル、ニック・サーシー、ディエゴ・ティノコ、ポール・ヨハンソン、ヘムキー・マデーラ、カイル・スミッソン

於:ヒューマントラストシネマ渋谷


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