この箇所の説明をわかり易くする為にさらに不必要な個所をカットすると下記になります。
東南 到伊都國
東南至奴国
東至不彌國
南至投馬國
南至邪馬壹國
東南は伊都國
東南は奴国
東は不彌國
南は投馬國
南は邪馬壹國
こうすると、わかり易いと思いますが、ただ方向のあとに国名が書かれてるだけです。(並列に書かれてる)
たとえば、其南、又南、次南とかの様に次に繋がる文字が有れば、移動してると理解できますが、上記の並列の書き方で伊都國の次は 奴国に行って、次は 不彌國に行って、次は 投馬國に行って、そして邪馬壹國に行くと解釈するのは不自然です.
どこにも連続(連動)して移動するとわかる言葉が使われていません。
《また、そこから東南に行って、又、そこから今度は東に行って、またそこから南と解釈するには無理があります。》
魏志倭人伝の始めの所で狗邪韓國から対馬国に至る箇所には始度一海と有り、次に対馬国から
一大國に至る時は 又南渡一海 と又の表示があり、
一大國 から末盧國至る時は 又渡一海と又の表示があり、何々して何々とわかりますが、
東南 到伊都國 (東南 に行くと伊都國 )
東南至奴国 (東南は奴国 )
東行至不彌國 (東に行けば不彌國 )
南至投馬國(南は投馬國)
南至邪馬壹國(南は邪馬壹國)
この箇所は、ただ単に東南はどこどこ、、
南はどこどこ、とただ文を並列に書いてあるだけで、
どこどこに行って、そこから何処何処を示すことばがない。
そうしたいなら、たとえば、
東南 到伊都國 (東南に行くと 伊都國に到り )
又東南至奴国 (又、東南に行くと奴国)
其東行至不彌國 (其の東に行くと不彌國 )
其南至投馬國(其の南に行くと投馬國)
又南至邪馬壹國(又さらに南に行くと邪馬壹國)
という風に書かれていれば移動していることはわかりますが、
この箇所にはその様には書かれていないので、
すべて末盧國からの場所説明になっています。
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東南 到伊都國
東南至奴国
東至不彌國
南至投馬國
南至邪馬壹國
東南は伊都國
東南は奴国
東は不彌國
南は投馬國
南は邪馬壹國
こうすると、わかり易いと思いますが、ただ方向のあとに国名が書かれてるだけです。(並列に書かれてる)
たとえば、其南、又南、次南とかの様に次に繋がる文字が有れば、移動してると理解できますが、上記の並列の書き方で伊都國の次は 奴国に行って、次は 不彌國に行って、次は 投馬國に行って、そして邪馬壹國に行くと解釈するのは不自然です.
どこにも連続(連動)して移動するとわかる言葉が使われていません。
《また、そこから東南に行って、又、そこから今度は東に行って、またそこから南と解釈するには無理があります。》
魏志倭人伝の始めの所で狗邪韓國から対馬国に至る箇所には始度一海と有り、次に対馬国から
一大國に至る時は 又南渡一海 と又の表示があり、
一大國 から末盧國至る時は 又渡一海と又の表示があり、何々して何々とわかりますが、
東南 到伊都國 (東南 に行くと伊都國 )
東南至奴国 (東南は奴国 )
東行至不彌國 (東に行けば不彌國 )
南至投馬國(南は投馬國)
南至邪馬壹國(南は邪馬壹國)
この箇所は、ただ単に東南はどこどこ、、
南はどこどこ、とただ文を並列に書いてあるだけで、
どこどこに行って、そこから何処何処を示すことばがない。
そうしたいなら、たとえば、
東南 到伊都國 (東南に行くと 伊都國に到り )
又東南至奴国 (又、東南に行くと奴国)
其東行至不彌國 (其の東に行くと不彌國 )
其南至投馬國(其の南に行くと投馬國)
又南至邪馬壹國(又さらに南に行くと邪馬壹國)
という風に書かれていれば移動していることはわかりますが、
この箇所にはその様には書かれていないので、
すべて末盧國からの場所説明になっています。
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