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今年でブログ開設20年目
天国へ召されたハスキー犬の想い出とともに
シニア夫婦のドタバタな暮らしを綴ります

パラリンピックを応援しながら

2021年08月30日 | 雑記

パラリンピックの競技をTVで応援しながら 思い出したことがあります

小学校4年生の時 私は郡部から市内の小学校に転校しました

それはある日の体育の時間でした

クラスのD君が走っている途中転んでしまい その後先生他周囲が大騒ぎになりました

詳しい経緯の記憶は飛んでいますが その後D君のお父さんが迎えにいらっしゃって

D君を抱きかかえて早退することになったのです

その時私は 衝撃を受けました

抱きかかえられていたD君の義足が 足首部分でぽっきりと折れていたのを目にしたのです

その光景は今でも忘れることができません

転校して間もなかったので 私は知らなかったのですが

D君は義足だったのです

当時の義足は 今のそれとは違い 何と言うのでしょうか 紙粘土に肌色で着色したような形態で 折れた部分は白でした

確かにD君の歩き方は少しぎこちない動きでしたが 長ズボンを履いていたので全く気付きませんでしたし なにより転校生の自分にとても親切にしてくれた ちょっとハンサムな気になる子だったので 尚更衝撃を受けたのです

後で知ることになったのですが D君は幼いころダンプカーに引かれて片足を失ったということでした

中学に進学する時に私はまた転校したので その後のD君の消息はわかりませんが

今頃どうしているでしょう

 

 

パラリンピックでは 様々な障害を持つ選手たちが活躍しており

そのありのままの姿で胸を張って生きている様には とても勇気をもらっています

Kは 最近 パラの選手のエピソードや頑張る姿を視聴しながら 

「すごいなぁ・・・それに比べ健常者の自分たちは 恥ずかしくなるよなぁ・・ここまで来るのには苦労したんだろうな」

と 声を詰まらせ すぐに泣いています

歳をとると涙もろくなるというけど その通りだわ

 

甥のJは 25歳の時交通事故で寝たきりの重度障害者になりましたが

35年経ったいまでも 愚痴ひとつ言わず笑って生きている姿はこれまでずっと私の支えです

障がい者を「かわいそう」といった目で見るのではなく リスペクトして助け合いながら共存していける社会になるといいな

 

 

今日も 椅子の下や・・

 

 

 

テーブルの下にもぐる 姫

我が家ではワンコと人が共存しています

かけがえのない 家族です

 

 

 

 


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