特定非営利活動法人 被災者応援 愛知ボランティアセンター 公式ブログ

2011年3月17日設立。孤児遺児応援活動、被災地ボランティア活動等、現在進行形で被災者応援活動を行っています。

愛知ボラセンの活動予定⇩(更新日:2024.5.3)

令和6年能登地震 被災者応援ボランティアバス
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NPO法人被災者応援愛知ボランティアセンターは、観光庁からの「観観産第174号(平成29年7月28日)災害時のボランティアツアー実施に係る旅行業法上の取扱いについて(通知)」に基づき、被災地ボランティア活動を実施いたします。

災害時のボランティアツアー実施に係る通知の適用対象となる地域について


■今後のボランティアバス活動予定
第10回 5月25日(土) ≫ 26日(日)
※現地との兼ね合い、また定員数に満たない場合などで変更になることもあります。

第61回 十八成活動報告

2012年07月10日 18時26分07秒 | [東日本大震災]宮城県牡鹿半島十八成ボランティア

こんにちは。今回第61回の現地ボランティアのブログを担当します同朋高校教員の岡田です。
初めての活動報告です。よろしくお願いします。

今回の現地ボランティアは事前の予報通り台風並みのひどい風雨に見舞われました。
前回と同じく門脇小学校に立ち寄るもバスからは降りずに見学です。
そんな中、宮城水産高校の平居先生の奥さん(石巻女子商高の先生。昨年の同朋高校の文化祭に生徒ともに来ていただきました!)とお子さん二人が家から出てバスまで来てくださいました。
3.11の門脇小学校の記録をまとめたDVDも持って来てくださいました。

十八成浜についても風雨は衰えず、みんなびしょ濡れになりながら憩いの家へ。
7月にストーブで暖まるという貴重な体験をしました。

活動ミーティング後にそれぞれ活動を開始します。

【チーム恭一】
今回、本来の予定は「鹿対策の草取り」だったのですが、天候により断念。
憩いの家のトイレ掃除と仮設の談話室の掃除を行いました。
掃除終了後は恭一さん、後藤さんから浜の高台移転の現状や問題点などの説明を聞きました。

その後に、後藤さんの車で被災地の現状を見て回っていました。

今回、雨で予定通りいきませんでしたが、臨機応変に対応し、何かしらの活動を用意してくださる恭一さんたちには本当に頭がさがります。


【こころ配り】
土砂降りの中、傘にカッパを着用してのこころ配りです。
1班4人で5班に分け、各班経験者は1名。殆どの人がドキドキのこころ配り開始です。

最初はついて行くだけだった人も、「次いっておいで」と言われて話してみると、被災者の方からも話をしてくれて…。
一歩を踏み出すのが重要なんですよね。

また、被災者の方たちに「愛知ボランティアセンターの者です」と伝えるとほっとした顔をするのが、印象的でした。これが、これまでの努力の積み重ねなのだと思いました。

【くぐなり食堂】
石原料理長の下、今回のミーティング。

【メニュー】
冷やし中華
中華風かき玉汁
揚げ春巻き
いんげんと人参のナムル
フルーツ寒天
彩りミニおにぎり


いつもの週とは異なり、今回は憩いの家で午後から十八成行政区のミーティング(「くぐなりの未来を考える会」)が開催されるため、談話室での食堂はなし。しかも、今回は250人分を用意。
お宅へのお届けと憩いの家での食堂となりました。

250人前の準備となると分量も見当がつきにくいです。
「これ、もう分量、充分じゃない?」…「やっぱり足らない!切って!」

トラブルに対する主婦の底力が発揮されました。

また、「まだある」と思っていたガスボンベが空になっているという事件発生!!
フライヤーで揚げるはずの春巻きが揚がりません!
フライパンで揚げつつ急遽、名古屋の久世さんに電話して、久世さんから鮎川の東洋館さんへ連絡して届けてもらいました。
無事にボンベが届き遅れを挽回しました。

【くぐなりの未来を考える会】
今回、午後に憩いの家で「くぐなりの未来を考える会」が開催されました。
浜の高台移転の具体策とともに浜の振興策が提案されました。

提案したのは愛知ボランティアセンター代表の久田先生。

1年間くぐなり浜に通い、考える中で閃いた振興策です。
それは、くぐなりの広い平地を利用したビーチ構想です。
家の建てられない平地を普通の公園にするのではなく、広いビーチにして海水浴客やビーチスポーツを呼び込もうというものです。
どこから砂を持って来て、お金はどのようにするのか。その案も披露されていました。
会議には地元の議長さんもみえており、しっかりと構想を聞いてみえました。

全体会後に開催された役員会の議論は白熱し、事務的な打ち合わせまで終わったのは17時でした。

【邦子さんのお話】
あの日、実際に何が起こったのか。
どうすれば自分や家族や大切な人、みんなが生き残れるのか。
そんな思いを込めた話を聞きました。

【おしかのれん街】
最後はおしかのれん街へ。
私も目当ての日本酒を買い込み。(持ちきれないので郵送)
若い人たちはクジラの肉をもの珍しそうに食べていました。


最後の報告会。
それぞれの活動の報告を行います。

最後のエールは、同朋高校の桑村君が行いました。
急な指名というムチャ振りにも関わらず、いい声でエールを叫んでいました。さすが元生徒会役員!

そして集合写真、バスへ。

来た時には恥ずかしくて言えなかった「ただいま」でしたが、この時には目いっぱい大きな声で言うことができました。
「行ってきまーす!」
「行ってらっしゃーい!」」

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第10回 紀宝町活動報告

2012年07月10日 17時03分27秒 | [平成23年(2011年)台風12号]三重県紀宝町ボランティア

大変遅くなりました
第10回紀宝町の活動報告をします。

第9回を6月の初めに行い、次ボランティアに行けるのは
7月の中旬とかなり日数が経ってしまうという事で
急遽、第10回を6月の末に行いました。
「月1回のボランティアだからと6月末に予定を入れてしまったよ」という
声を頂きました。申し訳ございません。行けなかった方の変わりにしっかり活動をしてきました。

6月末だったので、梅雨の雨が心配していましたが、心配通り雨でした
(晴れ男神話が少しずつ崩れていきます・・・)

朝は雨が降る事無くミーティングをし、活動場所へ


今回はいつもの流木現場と
       浅里地区のプール掃除 でした

まずは流木

今回は大胆にも道路を閉鎖しての流木撤去でした


敷地内ではクレーンが流木まで届かず、閉鎖を慣行
停まっている車に交通整理のボランティアさんが丁寧に説明
最後は仲良くなってました。
黙々と交通整理をするボランティアさんを見て「流木撤去だけがボランティアではない」の
意味を理解しました。雨の中もお疲れ様でした。

そのボランティアさんのお陰で順調に作業が進みました。

足場が悪いからと、段差に階段を造るのが専門のボランティアさんも


さすが。すべる事無く無事に作業できました。

さてプールです

廃校になったプールを夏休みに紀宝町の子供たちに無料で開放していたのですが
今回の台風の被害でプールの開放に目処が立たないと区長さんから聞いたので
「では一緒に」という事でプール掃除を行いました

見た感じ「すぐ終わるかな」と思いましたが、プールの底には沢山の土砂が
そしてプールサイドにも土が

 

雨の中、服を泥だらけにしながらも作業がすすみました


久世も参加
3回くらい往復

そして疲れ顔・・・

次回もプールの作業。早く浅里のプールで子供たちに笑顔を届けたいなと思う今日この頃です

プール班の方の感想を紹介します。t

またいろんな思いを心に感じて自宅に帰ってきました。
今回は十八成浜とは違い、紀宝町にてプールの泥出し作業をしました。超ハードな肉体労働。女性にさせますか!と
心なしか思ったりもしましたが、地元の方が「孫が帰ってきたときに泳がせてたんだ」との話を聞いて
「今年も泳がせてあげたい!」と俄然やる気で作業をしました。ですが、あいにくの雨。天気はどんどん悪くなり、
泥はどんどん重くなり、自分の体もどんどん重くなり…最後は体中が痛くて動けなくなりました。
プールは完璧にきれいにすることはできませんでしたが、自分の体を完璧に戻して、きれいなプールで泳いでもらえるよう、
また行きたいと思います。
何かしたい!と思ったときに円滑な作業ができるよう、間に入っていただいてる
愛知ボラセンの皆さんにはいつも感謝いたしております。ありがとうございます。

そして青春のお二人

何を言いながら石を投げているのかな?
また聞かせて下さいね

という事で無事に10回の活動が終わりました
次は11回 20日からです。
ぜひご参加下さい

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