特定非営利活動法人 被災者応援 愛知ボランティアセンター 公式ブログ

2011年3月17日設立。孤児遺児応援活動、被災地ボランティア活動等、現在進行形で被災者応援活動を行っています。

愛知ボラセンの活動予定⇩(更新日:2024.5.3)

令和6年能登地震 被災者応援ボランティアバス
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NPO法人被災者応援愛知ボランティアセンターは、観光庁からの「観観産第174号(平成29年7月28日)災害時のボランティアツアー実施に係る旅行業法上の取扱いについて(通知)」に基づき、被災地ボランティア活動を実施いたします。

災害時のボランティアツアー実施に係る通知の適用対象となる地域について


■今後のボランティアバス活動予定
第10回 5月25日(土) ≫ 26日(日)
※現地との兼ね合い、また定員数に満たない場合などで変更になることもあります。

エボラ出血熱で飢餓の怖れ! シエラレオネの子どもたちを応援します!(承前)

2015年01月15日 19時08分32秒 | [平成27年(2015年)]シエラレオネに非常食を贈るプロジェクト

代表の久田です。

シエラレオネ応援活動は、
愛知ボランティアセンター(愛知ボラセン)
愛知県高校生フェスティバル実行委員会(高校生フェス)
大震災でお父さんお母さんを亡くした中学生高校生に奨学金を贈る中学生高校生の会(奨学金を贈る会)
の三団体合同活動です。
ともに、熱田区沢下町の私学会館に事務所をおく団体です。

私は1994年~96年に高校生フェスの顧問団長を務めました。
顧問団長時代の1995年1月17日に阪神淡路大震災が発生。
2月に奨学金を贈る会を起ち上げ、以来、顧問を務めています。
愛知ボラセンは奨学金を贈る会の活動を母体としてうまれました。
私の中では密接に関係している3団体です。

昨年12月に「エボラ出血熱で100万人が食糧不足の恐れ」と国連世界食糧計画などが発表しました。
そのニュースを読んで、2月の卒業式の時に生徒に返却する緊急時非常食をたくさん集めて、西アフリカに送れないかと考えました。
多くの愛知私学では、入学時に「アーク3」などの非常食を保護者のお金で購入。3年間学内で緊急時に備えて保管し、卒業時に生徒に返却しています。
アーク3の場合は賞味期限はこの時点でまだ2年残っています。
他には「救缶鳥」 (缶入りパン)、独自に乾パンやカロリーメイトなどを購入していたりします。
愛知私学の卒業生は約2万人。このうちの半分、1万人から非常食の提供をお願いしようと考えました。

1月14日(水)に、私学会館で行われた私学の教員の会議で協力を訴えました。
すぐにカンパをくださる方もいらっしゃいました。

今のところ、5,000個ほど確保しました。たぶん目標の1万個は達成はできるのではないかと思います。

問題は送り先、提携団体です。いろいろと探す中で、たいへんすばらしい団体に出会うことができました。
川崎に本部がある「ともに歩む会~シエラレオネとともに、シスターとともに、支援者とともに~」です。
「ともに歩む会」は、シエラレオネのルンサという町にある、
グァダルーペ聖母女学園(OLG学園)に通う幼稚園から高校までの園児・児童・生徒と、
併設されている職業センターの生徒、合わせて約2,600人への教育支援・給食支援として、
1,000万円以上の支援を行っていらっしゃいます。
 

シエラレオネへの支援活動は前身の団体とあわせて、長年続けていらっしゃいます。
OLG学園には常時日本人のシスターがいらっしゃって、献身的な活動をされています。
シエラレオネは国民の半数がイスラム教です。シスターたちはイスラム教の人たちとも仲良く活動をされているそうです。
OLG学園にコンテナで物資を送られた経験もあります。
「ともに歩む会」の菅野勝治郎代表は、東京にある玉川学園元小学校部長(校長先生)。私と同じ教員です。

約1万個の非常食は、フィリピンに応援衣類35,000着を送った時の40フィートのコンテナに収まる量です。
昨年、フィリピンでお世話になった伊勢湾海運さんに見積もりを出していただきました。

シエラレオネへは、名古屋港から毎週水曜に出港し、シエラレオネ・フリータウン港までは、途中3つの港に寄港し、約2ヶ月。
海上輸送費は約75万円です。
これにシエラレオネ・フリータウン港から、OLG学園までの陸上輸送費と活動費を25万円とし、輸送活動費として目標は100万円です。
 
3月17日(水)の出港を予定し、非常食が届くのは5月中~下旬。
OLG学園と、県に相当する司教会で、最終的な届け先はお考え頂きます。
私としては、今回だけの取り組みとは考えていません。
提供して頂いた学校には、OLG学園での活動の様子をまとめたものをお返しします。

卒業生へは毎年非常食が返却されますので、来年度以降も続けたいと思っています。
また、今回は初めてなので愛知だけにしますが、全国の学校に拡げれば、10万個、100万個といった数もありえます。
そうなるとたいへんなことになってしまいますが・・・。 
また、フィリピン・キナタルカン島で、住民の皆さんの要望にそって独自の活動として「キナタルカン食堂」が始まったように 
シエラレオネでも住民の皆さんの要望にそって何かの活動を始めていきたいと考えています。
また、エボラ出血熱終息後には、スタディーツアーも計画したいと思っています。
ともあれ被災者の想いに寄り添いながら、愛知ボラセンらしい活動を工夫していきたいと考えています。 

このブログをご覧の皆さんにお願いしたいのは、輸送活動費の約100万円へのご協力です。

振込先は
郵貯銀行
口座名:被災者応援愛知ボランティアセンター義捐金
記号12140
番号34298531

他行からは
店番218(にいちはち)
普通預金
3429853

※義捐金口座ですが、今は使っていない口座のため、一時的に義捐金口座を使います。
他と区別するために、お名前の後ろに、「シエラ」とおつけください。→例:久田光政シエラ

現地ボランティアや、エール実行委員会の折に、直接お渡しくださってもけっこうです。

どうか皆さまのご協力をお願いします。

 

追伸
第26回 東海高校サタデープログラム 2月21日(土)に、「ともに歩む会」の菅野さんの講演を計画しています。
詳細が決まりましたら、お伝えします。
ぜひ、シエラレオネのお話などを直接お聞きください。

 

 

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