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水の中の「イオン」について

2013-11-22 17:33:56 | 日記
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 水の中の「イオン」について

 今回は、水の中に溶けている「イオン」を考えてみます。水が水素と酸素とが
結びついていると前にお話ししました。しかし、一部に様子の違うモノが含まれ
ていることを示します。

 それは、人類にもとても大切な物質、水素イオンと水酸基イオンのことです。
どれぐらいの個数が含まれているかと言いますと、簡単には表わせないぐらい
多く、アボガドロ定数で表わす個数の一部分ということになります。さて、
どなたか計算してみてはいかがでしょう。

 これら水素イオン(Hプラス)、水酸基イオン(OHマイナス)を実際に見て
みたいのですが、あまりに小さすぎて見ることができません。でも、イオンがど
れほど含まれているかを調べることはできそうです。

 PH試験紙を使うと写真のように色が変化することで、そのおおよその量を知
ることができます。

 

 これは、真ん中にあるPH試験紙に4.5%酸性度の「お酢」を一滴のほんの
少しだけ浸みこませてあります。水素イオンが多く、PH3~4となります。

 一方、OH-のイオンが多くなると、PHは7~14を示すことになり、
「酸性」と反対の「アルカリ性」と呼びます。


 では、次回、お目にかかりましょう。

2013年11月  Faraday Science Laboratory