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温(あたた)めにくい水

2018-08-06 16:26:07 | 日記
いらっしゃいませ! ご訪問ありがとうございます。

 たいへん涼しそうな滝がはじまりです。ところで、8月1日は国が決めた「水の日」、
たいせつな水を考える日でしょう!

 今日は、この水の温度についてお話してみます。温度は熱がかかわっています。
皆さんは、「比熱」の単語を知っているでしょうか? 水も比熱という特性を
持っていて、数字で表されています。

 「水の定圧比熱容量(飽和水蒸気圧下)」という
そうです。国立天文台がだしている「理科年表」に書いてあります。

 1グラム水の温度を1度Cあげるのに必要なエネルギー、

その数値は約4.2です。たいせつなことは、この数値が他の物よりは高いこと、
そうですね、鉄よりも高いです。

 フライパンは直ぐに熱くなる。 水はなかなか熱くならない。 
 フライパンは直ぐに冷める。  水はなかなか冷めない。

 身の回りにあるものでは、水が一番冷めにくいので湯たんぽにちょうどいい。温度を
身近ではかるもの、水銀温度計を写真にとりました。最近はあまり目にしにくくなりました。


 これは、100度Cよう温度計で液体の水銀がガラスの中にあります。水銀は金属なのですよ。


 今、この付近は、30度Cをこえています。33度Cすこしかな!?


 これは、水銀体温計、人の体温、36.5度Cを示しています。おふろの温度が40度Cをこえると
アツイお湯になっています。



 アーレーは、考えています。温めにくい水でいっぱいの人のカラダを36.5度Cにしているエネルギーは、
たいへん大きいと、、、
もしかすると、太陽よりも大きな熱、エネルギーを人間は作っているのかもしれません。同じ重さだとすれば。

 では、次回、お目にかかりましょう。

2018年 8月  Faraday Science Laboratory 25