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アイススケートと氷

2024-04-15 10:56:19 | 日記
 いらっしゃいませ! ご訪問ありがとうございます。
 アイススケートを考えてみます。

 スピードよく、すべっていますね。シューズがどうなっているかな?




 氷の上では金属(きんぞく)にふれています。

 なぜ、すべるのでしょうか???

 マイナスの温度(おんど)なら、このように金属と氷は
くっついてしまいます。

 ガラスコップに氷をいれてみると、とけて、
クルクルとまわすことができます。どうも、水があるために氷を
すべらせているようです。
 では、水がないマイナス温度で、なぜ、スケートはよくすべる
のでしょうか?

 金属のいれものに氷をいれました。しばらくすると、
水がでて、とけてきました。氷はよくすべるように、
クルクルとまわすことができます。
 
 ここには、氷ではなく、ガラス玉をいれて、まわりかたを
くらべてみました。氷のほうが、よくクルクルとまわります。

 アイススケートは、氷の上をすべります。
フィギュアスケートでは、マイナス3度ぐらい、
スピードスケートでは、マイナス7度ぐらい、
がとても、すべりやすいといわれています。
マイナス20度でも、スケートはできるとのこと。
 なぜでしょうか?

 目にみえないほどの水が、スケートのナイフのような
金属エッジにできるそうです。
 人の重さで水ができ、そして、この重さがなくなると、
氷にもどる。ふしぎですね。



 アーレー助手が話してくれました。
「復氷(ふくひょう)」とは、氷が重さでとけ、水になり、
重さがなくなると氷にもどることをしめすそうです。
 マイケル・ファラデーがみつけたそうですが、今でも、
このすべりやすくする水の、ほんとうのことはわかって
いないとのこと。

では、次回、お目にかかりましょう。

2024年 4月  Faraday Science Laboratory 55
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