伊勢ー白山 道

集団では無く、社会の中で心身の健康を正しく個人で目指します

今日の寄道日記 良寛

2008-01-11 20:23:13 | 禅の言葉
今朝、営業車で移動中にラジオで、良寛について話されて
いました。 面白かったです。
良寛が新潟で大地震に被災した時、それを心配した方から
の手紙への返事が、
災難に逢う時節には、災難に逢うがよく候。
   
死ぬ時節には、死ぬがよく候。
   
これはこれ災難をのがるる妙法にて候。
この解釈は、
「災難や死からは、逃げ出さずに立ち向う事が、災難や死を
乗り越える一番の方法です」 が、文意でしょう。
霊感読みでは、
人間は、嫌な事から、逃げよう、避けようとする限りは、
逆に災難に遭うものです
。」 と、私は感じます。

最近の読者には、どちらを選択すれば良いか?
どうしたら良いか? とのコメントが多いですね。
答えは、それを聞く人を霊視しますと、どの道を進んでも
不満が出て、悩みが絶えない方が多いです。
本人の霊体意識(魂の段階)が、まだまだ、勉強するべき
刺激が必要な段階です。
この世の真実は、生きる限りは成長の為に、色々と起こる
ものです。 苦労は、アルのです。
本人の良心(内在神)が大きく成れば、霊化が進みます。
霊化とは、一人の人間の中で占める、肉体と霊体の比率が
霊体の方が大きく成ることです。
霊体 : 肉体 = 6 : 4 を超え始めると、色々と観え
無い世界が見え始め、意識だけの移動が始まります。
そして、これも魔境の誘いです。
普通の人間では、霊体よりも肉体の方が強い状態です。
肉体の強度が勝るので、この現実界では、肉体の欲求が
優先します。 そして、悩みます。
生きている限りは、今を観て、今を忘れず、今から逃げ無い
事が、最も大事です。

良寛は、間違いなく覚者です。 座りながら、息を引き取り
ました。 意識を有したまま、現実界を去ったのです。
これは、覚醒者の特徴です。
良寛は、素晴らしい歌を沢山残しています。 深い味があり
ます。
良寛が死ぬ前の、辞世の言葉は「死にたくない」でした。
やはり、凄い人です。 この言葉は、人間に勇気を与えます。
あの、良寛でさえ、死にたくない。 
これは、彼の人間への愛情の言葉です。
人間は、弱いものです。 それを認めれば、良い方の道を
選択したい欲は、消えて行きます。 
失敗しても、良いのです。
今日は、肯定と否定を織り交ぜました。 
何を感じるかは、あなた次第です。

生かして頂いて ありがとう御座います

   
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コメント (91)
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