伊勢ー白山 道

集団では無く、社会の中で心身の健康を正しく個人で目指します

初めより、途中が大事

2008-04-28 19:38:26 | Weblog

質問 :
リーマンさんは、「日本人の内在神は天照太御神で、国常立太神を内在神に持つと苦労が多い。」といわれてたことがありましたが、それは選択することが可能なのですか? それとも有無なしで決まっているものですか?
返答 :
これは、2007-7-12日の「産土神から内在神へ」の記事が
参考に成ります。 母親が妊娠中に、旅する魂が母体に宿る
時、魂がその地域の精霊の神気と合体することにより母体に
宿る事が出来ます。 その地域の精霊を産土神(うぶすな
かみ)と呼びます。 この産土神は、本当に大きく巨視的に
考えると日本では、天照太御神系と国常立太神系の2大
系統のどちらかに所属しています。 根源神1つから神々が
分派派生するピラミッドの最初の分岐点のような感じです。

天照系の系統は、母性的で優しさ、おっとり、地域に根差す
・・・・などなど、農耕的な協調性の因子が在ります。
国常立の系統は、白黒ハッキリしたい、求道的、融通が利か
無い、地域に落ち着かず旅を好む・・など、ある意味、独立性
を重んじる因子が在ります。 
産土神の系統により、初発の性格には、ある程度反映する
かも知れませんが、これは全く気にする事では有りません。
なぜなら、その人の生き方、信仰によって産土神(=内在神)
は、成長変化して行くからです。
これは、現実界だけに許された、大きな恩寵です。

誕生時の産土神は、内在神のスタートに過ぎません。
この世に誕生する為にお借りした神気が、高位な精霊だった
としても意味は全くありません。生まれ出た時点から、個人
の内在神の成長の道が始まっています。
産土神が高位の神霊だとしても、一生の免罪符には全く成ら
ないのです。 むしろ、内在神を下位の存在に落として行く
人生を歩む人が、残念ながら多いです。

産土神が国常立系だったとしても、現実界で信仰するべき
神霊は、天照太御神が良いです。
正しく信仰すれば、内在神は天照系に置き換わって行き
ます
。 ただ、生きる上で大きな精神的ショックなどがあれば
国常立系に戻る事は有ります。
神道家の黒住宗忠氏も、
「本当に癖(垢)の無い神霊は、天照太御神のみである」 と、
断言しました。 
現実界で信仰して最終的に不幸に成る様な神霊は駄目
です。 いくら魂の成長が大事と言いましても、それは痩せ
我慢です。
天照太御神の神名を偽り名乗る魔は、とても少ないです。
神名自体に、大きな祓いの力が有るからです。
他の神名をリーディングすると、色々と偽る眷属が観える事
が多いです。

兎に角、産土のスタートは何でも良いのです。
この世に生まれ出る事さえ出来れば、大事な事は、今、と
これからです。
だから、日々の感謝想起、正しい信仰、生きる努力が最も
大事なのです。

生かして頂いて ありがとう御座います

人類の 5% 運動を広めたいです。
   
応援して下さる方は、この4箇所をクリックして下さい。
初めての人は、左側のCATEGORYを読んで下さい。

コメント (109)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする