伊勢ー白山 道

集団では無く、社会の中で心身の健康を正しく個人で目指します

急がず、ゆっくりと

2008-04-29 10:34:25 | Weblog
産土神の記事を書いている時に、昭和の時代に出会った
或る会の女性教祖の事を思い出していました。
私が20歳過ぎの頃に知り合い、何度か晩御飯を誘われて共
に食べました。 その時は既に高齢に成られていました。
その方は、若い頃に九州から上京したのですが、無学な為に
正式な就職が出来ないので、ずっと大きな病院の介護作業の
補助員として長い期間アルバイトをしながら苦労をされた様
です。
その間に、身寄りの無い方の死を看取った数は、何百人だっ
たそうです。 彼女一人で、人の臨終に立ち会ったわけです。
身寄りの無い方達ですから、中には色々な特殊な人生を歩い
た人が多かったようです。 全身に刺青の方とか・・・。
ただ、どんな人も意識を無くして死に向かい始めている時の
寝顔は、飾りがなく、罪の無いものだったそうです。
中には、魂が肉体を離れて、自分の生まれ故郷に帰って行く
様子を、無意識のうわ言で話す人が何人も居たそうです。
「ああ、村の鎮守の森が見えてきた・・・」
「夏祭りの太鼓の音が聞こえる・・・・」  、などなど。
生きている時は忘れていても、死んだ直後はまず、自分が生
まれ育った所へ魂は、一旦は帰るようです。
それから49日が過ぎると、今生での生き方に応じた世界へ
磁石に引き寄せられるように旅立つのです。

長いようで短いのが、人生です。
嫌な事や悲しい事は、あります。 楽しい事もあります。
すべてが自分への贈り物です。
せっかくの贈り物は、感謝して受け取りたいものですね。
贈り物をより好みしていると、大事な贈り物も見落としかねま
せん。 すべてを、ただ、受け取れば良いのです。

生かして頂いて ありがとう御座います

人類の 5% 運動を広めたいです。

   
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コメント (121)
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