聖書には、アブサロムはアムノンには何も言わなかったが、妹タマルを辱めたアムノンを憎んでいたことが記されていました。さて、アブサロムはどうするでしょうか。聖書には次のように記録されています。
「丸2年がたった頃、エフライムの近くのバアル・ハツォルに、アブサロムの羊の毛を刈る人たちがいた。アブサロムは王(ダビデ王の)子を全員を招いた。アブサロムは王(ダビデ王)のもとに来て言った。「今、羊の毛を刈っております。どうかどうか王と家来たちも私と共においでください」。(ダビデ)王はアブサロムに言った。「でも、アブサロム、皆が行って負担を掛けることはいけない」。アブサロムはしきりに頼んだが、王は行こうとはせず、ただアブサロムのために祝福を願い求めた。アブサロムは言った。「おいでにならないのでしたら、どうかアムノン兄さんを共に行かせてください」。王は言った。「どうしてアムノンが行かなければいけないのか」。しかしアブサロムが強く頼んだので、(ダビデ)王はアムノンと王の子全員をアブサロムと共に行かせた。」(サムエル第二13:23~27)。
上の聖句に記されている通り、妹タマルを性的行為で辱めたアムノンを憎んでいたアブサロムは、ダビデ王に家来たちと共に来てくださるように懇願しましたが、ダビデプはアブサロムの胸中を知っておられたのか、アブサロムの要請に応じませんでした。しかし、繰り返しアブサロムは強くダビデにお願いしたので、ついにダビデ王は「アムノンと王の子全員をアブサロムと共に行かせた」ことが記されています。
さて、アブサロムはどうするのでしょうか。次回に引き続きお伝え致します。
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赤きバラ 次々と咲く 庭に立つ 今日の一句
卓上の「バラの花」