詩人の血

今日も作詩、明日もまた、本格詩人のブログ。

英霊たちの名誉ある帰還

2006-12-22 07:43:35 | Weblog
昼のまどろみ
爽やかな 午後に
香など 燻らし
読み止しの本を 手に取る

曇天の 遠い 午後
幻視のとき 訪れる

南の開け放たれた 窓 空から

南洋戦線ノ戦友帰還セル

身なりもきちんと
軍服の乱れも無い
ゲートルを巻いた足並みも正しく

南洋戦線ノ友帰還セリ

その数 幾千 幾万
隊列 正しく 帰ってきた・・・

ひとたび!
南洋戦線を偲ぶとき
悲惨な戦死が一様に目に浮かぶ 
不思議に誰が想っても同じイメージが現れる
確かに それほど 悲惨だったのだが・・・

我らが祖先の英霊たちは
この悲惨な戦死を逆手にとり
陽動作戦として霊界から
日本国にむけ悲惨な苦しみの戦場の犬死の姿を見せていた

悲惨な犬死の陽動作戦の裏で
彼ら英霊たち
我ら日本の行く末をじっと見据えていた

英霊は帰らず 不在のままだった
じつに半世紀以上・・・60年・・・だ

まさに半世紀以上の時を経て
彼らは本土に
忽然と唐突に 名誉ある帰還をなした 今日 この日

つらつら考えるに日本が
『誠 正しき国』へ変容し始めたことを
英霊たちは喜び祝福するために

帰ってきた 帰って・・・

やがて 正しき隊列 行軍をやめ
直立不動で散開の命を待つ 英霊よ 英霊達よ

今の日本の繁栄を見守ってください
八百万の神々の貴方がた

今日はねんごろに英霊のために
唱題・勤行させていただきます
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