詩人の血

今日も作詩、明日もまた、本格詩人のブログ。

宗教についての私見

2006-12-27 16:11:05 | Weblog


デーモンがいるって、
悪の子が、
その子から分離する、
善の子が、天使が。

それってメタモルフォーゼ?
いや・・・
悪が、天使・・・善を生む?・・・

どす黒い悪が極るだけ極まる・・・
夜明け前、その時が一番、暗い。デーモンが居るって・・・ 人の心に・・・
黒いちいさな存在が、心の中、ここミゾオチに住んでいる。
ちいさな、ちいさなデーモンが居るって・・・
それっていい事? あんまり良くない事? 
一言で言い切れない・・・
不思議なこと。

人は人を 演じている。
その 一瞬 一瞬
言葉 表情 身振り 手振り

人は人と 共感を得たい。
同じ時代を 共有しあい。
何かを 分かち合いたい。

ちょっとした ジョーク、
楽しかった思い出。
未来の夢を・・・

デーモンが居るって・・・
私 白い天使がいる・・・

心の中で、二人は言い争う?

白い天使がいないと・・・
私 性悪の小悪魔?

君は君の中に 白い天使がいることで、
救われる・・・?
こんな時代だから・・・それに染まらない孤高の
自分を保ってるって・・・
ささやかなプライド。

ああ・・・良心。情熱の炎。正義。
みんな みんな 吹き消されたね。

だから だから 自分のカプセルに入って、
せめて せめて その染まらない、
自分を保ってる。
息もたえだえ・・・
もしこのカプセル潰したら、
何も残らない。
むざんな燃えかす・・・

承久の変・・・武家の天下・・・末法の始まり・・・
黙示じゃないから、世界は終わらないけど、
悪い世界が出現する。
カリ・ユガとも、末法とも呼ばれる時。
それが現代。


そんな時に・・・明けの明星は輝きわたる。

でもルシファーは明けの明星 堕天使じゃ・・・
うん そもそもそれが 大うそ
考えてごらん、あの美しい明けの明星が、悪だって?
光は善だろ? 暗闇が悪だろ?
俺は、夜明け前の朝間だきに、絶望して、
東の空を見上げたものだ・・・
何でこんなに美しい星が堕天使なのかと・・

それ 嘘、おおうそ。
光は善。暗闇が悪。

万軍の主・・・すべてのぐんのぬし・・・
戦神の長・・・?在天の父たちのファショ・・・
黙示録・・・ありゃ脅しだよ。

何?在天の父たちの嘘と脅し・・・。

つまり楽園追放。
それ自分たちの事・・・。
地球の民の話じゃない。

ふーん この話 ショック

たぶん 在天の父たちは。もっと高いレベルの
存在たちに、追放されたのだろう。
母星を持たぬ、宇宙の流れ者。
たぶん・・・

そもそも
一神教、アブラハム教と言われる、
キリスト教、イスラム教、ユダヤ教の神
ヤェーベ、アラー、エホバ。これは、
猛々しい神だ。

キリスト教に限ればその血で血を洗う
猛々しさを愛の神キリストを使わすことで
中和するんだが、罪がある。罪がある。と
さんざん人々を傷つける事からはじめてる。

許しを請え。慈悲深い我らは、キリストを
使わす。と
これじゃあ 暴君そのもの。こんな
王に治められたら民草は、いい面の皮。

つまり
つまり偽りの神ってこと。

それじゃあ キリスト教、イスラム教、
ユダヤ教、信じている人って・・・

そう。在天の父たちに騙された被害者・・・
被害者だ。

それでも地球の民は、やさしい。
暴君の言うことを、やわらかくして
受用しようとした。
地球仕様・・・
マリア信仰とかスーフィーとか・・・

ギリシャの神々 ヒンズーの神々 仏教の神々
神道の神々・・・・・・神話の大海・・・・・・

うん この多神教のこと考えると、息ができる・・・
重々しい一神教とは違う。

そう多神教には華やかさがある。
神々と人々が近しい。調和した気分になる。

人々も神々のように振る舞い。
神々も人々にその範をしめす。
親しい感じ・・・

隔絶した神を畏れをもって拝むより
人々のような神々の神話を聞き、神々しく
人生を生きる。

それって 英雄・・・

一人一人に最大のチャンスを与えてくれる。
神話 ファンタジーの宝庫。

空想の翼が羽ばたく。

夢がここに 夢がここにある・・・

さっきの君のミゾオチにいる、デーモン・・・
うん
天使と悪魔、二元論。

そこに、ヒンズーのビィシュヌ・・・登場・・・。
宇宙を維持し、天界 空界 地界を3歩で踏み越え
青黒い肌と4本の腕
あらゆる化身をする
これが ビィシュヌ・・・

あらゆる化身ならば
天使にも悪魔にも化身できる

そう思うなら
もう君は
天使と悪魔の二元論を飛び越えている。

さらに
天使も悪魔もビィシュヌの化身・・・
その化身も
単に方便
ここには空性 涅槃があるのみ・・・ってね。

そして この悪世に 救世のため
好んで 生まれてくる 人間もいる
コメント
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