国連安保理、ガザ即時停戦決議案を採択 米は棄権
Michelle Nichols
2024年3月26日午前 1:01 GMT+928分前更新
https://jp.reuters.com/world/us/GRUZHHQYPJJ3DOOKRMLIRMYCGY-2024-03-25/
常任理事国15か国中・賛成14棄権1(アメリカ)で決議案が採択されました。
これまではアメリカの拒否権で毎回、否決されてきました。
最初は、アメリカと主に西ヨーロッパ諸国はハマス批判、イスラエル断固支持でした。
しかしイスラエル軍が戦争もしていますが、より熱心にガザ市民を虐殺している様子が映像で報道されるにつれて欧米以外の国々のイスラエル批判の声は、大きくなりました。
最近はイスラエルはガザ地区への支援物資の搬入を妨害しガザ市民を餓死させようとしています。既に餓死者も出ています。
世界中が見ている中でイスラエルは、ガザ市民の虐殺を続けています。イスラエルは、それをハマスとの戦争だと言っています。
こんなイスラエルを生み出したのは、欧米諸国の極端で歪んだイスラエル優遇と支持です。
何かと言うとホロコーストを持ち出して自分を正当化するイスラエルが、テロとの戦いを名目に大量虐殺を続けています。21世紀のイスラエルによる大量虐殺です。
やがては、西ヨーロッパの国々もガザの市民保護を主張するようになりました。
今ではアメリカの政府高官の一部すらそう主張します。
安保理で拒否権を発動してガザ関連決議案を阻止してきたアメリカもついには、拒否権の発動をあきらめて棄権に回りました。
イスラエルは世界の国々から、「虐殺を止めろ!」と言われました。
5か国の常任理事国(中国、フランス、ロシア、英国、米国)
非常任理事国10か国
アラブ首長国連邦(UAE)、アルバニア、ガボン、ガーナ、ブラジル。 新たにアルジェリア、ガイアナ、韓国、シエラレオネ、スロベニアを選んだ。2023/06/07
いかにガザ問題に関しては、欧米がダブルスタンダードの立場であったか分かると思います。
反対票を投じたり棄権する欧米の理事国は、もっと多かったです。しかし余りの惨劇を見て、他の国は決議案に賛成し、アメリカも世界の孤児になるのを避けるために棄権せざるを得ませんでした。
最初から欧米がそうしていれば、ガザの虐殺と破壊の幾分かは回避できたと思います。
※アルジェリアのアマール・ベンジャマ国連大使のコメント
「パレスチナの人々は非常に苦しんでいる。大虐殺があまりにも長く続いている。手遅れになる前にこの大虐殺に終止符を打つことがわれわれの義務だ」
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