Madame Miekoの、優遊自適

アンティークショップを、卒業し,次は何にチャレンジ❓の答えを、、、

”歌麿 紫の謎”

2007-03-05 20:59:00 | その他
昨夜のNHKスペシャルの番組”歌麿 紫の謎”に魅せられてしまいました
収集家のスポルディング氏が大正時代に集め、ボストン美術館に寄贈したもの
”浮世絵の色は非常に劣化しやすいため、公開してはならない”と、
その彼の遺言のお陰で、奇跡的な保存状態を維持することが出来た382点
歌麿のこだわった”紫の色””技法””作品の変化””歴史的背景”が、200年の時を越えて伝わってくる。
すばらしい番組でした。
歌麿の今までに見たことのない作品を見られたことはもちろんのこと、
こだわりの”紫の色”の美しさ、奥深さ、描かれた着物の繊細な薄絹の模様の粋さ、組み合わせの妙、人肌のぬくもりが伝わってきそうな表現.....
言葉では言い表せないぐらい感動しました
お上の圧力に屈することもなく、新しいアイデアで浮世絵を描き続けた生き様にも感銘を受けました。最後は囚われの身となって絵筆をもてず52歳(?)でこの世を去ったとか。
もう一度じっくり鑑賞してみたいですね
コメント
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