一期一会の日々

日々のあれこれ

春のお出かけ~Tokyo sightseeing①日比谷松本楼

2024-04-21 08:19:17 | グルメ

2024.4.20 sat.

春のお出かけをしよう!と誘われ、友人3人と久しぶりに。
メインは特別公開している「西の間」見学に迎賓館と庭園でのティータイム。
その前にランチは日比谷公園の松本楼、
そのあとは急遽つつじが満開の報を受けて皇居東御苑、
そしていざ迎賓館へのコース企画。

有楽町駅10:14着の電車に乗って待ち合わせ。
てくてく歩いて日比谷公園へ。
予約のできないグリル&ガーデンテラスのランチ。
11時のオープン前に行って、日比谷公園を歩いて並ぶ作戦。
覗く人はいても並ぶ人はいなくて
色とりどりに咲くつつじに誘われて、公園内の散策へ。
小高くなったところから見る、大銀杏の先の白い松本楼の建物はとっても素敵。
つつじは幾種類もあって、まったく色褪せや萎みがなく
今朝咲いたばかりのような美しさ!
新緑眩しい中にハナミズキの白い花も美しい!

     
春のお出かけは植物たちの勢いを感じて本当に楽しくリフレッシュされる。
11時前に松本楼に戻るともうちょっとした列ができて焦る焦る。
順にご案内されて、室内かテラス席か選べたのでテラス席を。
シェフズスペシャル(2,800円)をいただく。
緑に癒されながらハイカラ洋食をいただく贅沢!

 
お喋りもはずみ楽しい時間。
ここで根っこをはやしすぎては…と移動する頃にも
まだ外は行列だった。長居してすみません。13時。


ベーカリーレストランサンマルク

2024-01-21 01:52:17 | グルメ

2024.1.19 fri.

12月のチョルバ会に参加しなかった友人とコロナ禍前以来の再会。

新宿小田急の焼き立てパン食べ放題のレストランでディナー。

誕生日のスペシャルコースを。

選べるメインもデザートも二人で同じもの、しかも声を揃えちゃったりして。

小学校高学年から中学1年生までの3年間を

心豊かであり過酷でもあった環境で共に過ごした友とは

何年離れていようとも、頻繁に連絡を取り合わなくても話が弾んで尽きることもない。

ピアノの生演奏の素敵な雰囲気の中、

ビスマルクのスープから始まる前に、もう焼き立てパンがやってくる。

よもぎとホワイトチョコレートのパン2個でスタート。

帆立のなんとかとサラダが到着して、パン皿が柄になる前にまた焼き立てパンが回ってくる。

フレンチトースト、胡麻のスティックパン…。

メインのハンバーグが早くに登場して、それだけが残念だった。

ホテルパンにレーズンパン、クロワッサン、ビーフシチューパン、チーズスティックパン…。

思い出せるだけでも9個。もっと食べたはず。

ちょっと休憩しますのプレートを出しておかないから、

どんどん持ってきてくれるパン。

もう無理だね〜とパンを止めたところで

ピアノはハッピーバースデーに、

そしてお誕生日おめでとうとチョコペンでメッセージが添えられたプレートに

ローソクを立てたチョコレートケーキが登場!

お店からのサプライズに、他のお客さんからもお祝いの拍手をいただき

いい歳したおばさんが恥ずかしいけれど、やっぱり嬉しい♡

久しぶりに会おうよ!が、

通常コースよりちょっとお得だからと選んだ誕生日コースで

思いがけずお祝いをしていただいて大満足。

18時半から22時まで、食べ続け喋り続け美味しくて楽しい時間だった。

そして今日は誕生日。

雨の中、ケーキはどうしようかなぁ。


奥多摩・鳩の巣渓谷散策①

2023-08-01 14:15:55 | グルメ

さっきまで雹が降ってきたり、雷鳴暴風雨。
2階だからと浸水しないものだと思っていたけれど
倒れたブルーベリーを見守っていたら、
排水溝に流れていく水と打ち付ける雨の量が追い付かなくて
見る見る水位の上がっていくベランダ。
こんなことは初めてで窓をきっちり締めたか何度も確認する。

そんな天気とは無縁の青空広がる昨日7月最終日、
仲良し4人組で奥多摩・鳩の巣渓谷へ。
奥多摩駅で降りてすぐさま土蔵食亭でランチ。
そのあと鳩の巣渓谷を散策して、絶景カフェぽっぽでコーヒータイムが当初の予定。
が、奥多摩駅を出て柳小路をワクワクしながら進み
奥多摩交番まで来てお店の名前を忘れ場所がわからなくなる。
交番で釜飯のお店はどこですか?と聞き、
有名どころをあげてもらうも奥多摩駅ではなくて…
とても親切に応対してもらって駅前の観光案内所を教えてもらう。
降り出しに戻って、それは土蔵食亭ではと、簡易地図に場所をチェックしてもらう。

氷川の三本杉を見上げ、提灯が青空の中ゆらゆら揺れる氷川大橋を渡る。
いざ到着すると、旅館は営業中だけど土蔵食亭は休業で…。
また途方に暮れ、みんなで検索。


山小屋風の店構えの前にはお花がいっぱい。
中に入ると高齢のご夫婦が出迎えてくれる。
メニューはオムライスとカレーライスの二択。
悩みに悩んだけれど聞いてみることもなく
勝手なイメージでそんなに辛くはないだろうとカレーライスを。
サラダにカレーライスの一皿とサービスのお味噌汁。
一口スプーンを運ぶとびっくりしてしゃっくり!
驚きの辛さ、スパイシー!
美味しいけれど、辛い辛い!
普段食事をして汗が出るなんてないけれど、
しばらくすると、冷房も感じなくなってあちこちから滝ような汗~
具沢山のお味噌汁(これがすごく美味しい!)を時折口にして
カレーの辛さを中和する。
お水を、サラダを一口、を繰り返し、
思いがけないデトックスを感じながらいただくカレーライス。
ハンカチ片手に完食! 辛いけれど美味しかった!

ほっと一息ついていると、お会計を済ませて出ていったファミリーの
忘れ物のバッグを見つけお母さんが困っている。
バッグを受取り慌てて外に飛び出して、車に手を振り無事手渡す。
そんなこともあってか、お父さんが出てきてくれて
日原鍾乳洞や、川沿いの散策路を紹介してくれる。
とても気さくで親切な方だ。
お会計の時にとっても本格的なカレーで美味しかったです。
と声をかけると、辛すぎたかなとふっと笑みを漏らされていた。

 

そのあとは三本杉の奥氷川神社脇から教えの通り、渓谷散策。

さて、今晩はさだまさしさんの50周年記念コンサート第3夜なので、
ここでストップ!
いってきます🎸


クリームチーズの粕漬~越後鴻池屋 今成漬け物店謹製~

2023-07-07 17:11:20 | グルメ

6月初旬、いただきもののクリームチーズの粕漬をお昼休みに食することに。
ちょっとそこら辺のものとは一線を画す一品らしいよといただいた。
  そう、いただきものをいただいてしまったのだ
ダイエット中という特別食のお弁当持参の方とご一緒したので、
どうかなと思いつつ究極の一品らしいけれど召し上がる?と聞いてみると、
夕飯で調整するからと二つ返事、満面の笑みで参戦!
ロッカーの中に常備しているチタンナイフでカットしようと準備中、
歯磨き娘が二人やってきたので、いかが?と声をかける。
ぜひぜひ~とこちらも飛びついてきて、いざナイフ入刀!
用意しておいたココナッツサブレがちょうど4枚。
カットしてはサブレに乗せては手渡して食べてもらう。
歓声!に次ぐ歓声!
クリームチーズの粕漬なんて何度か食べたことがあるけれど、今までのとは全然違う!
こんなに美味しいの食べたことがない!
どこのですか~?! お取り寄せした~い!
ワインがほしい~! 私はビールかなぁ~!と歯磨き娘達が大興奮!
ダイエットさんもうわ~っ!!と言葉にならない。
そしていよいよ私の番! 本当に美味しいのかちょっと心配していたけれど…
正に正に、究極の一品! なんでこんなに深みがあるのに、優しい味なんだろう。
たった一切れなのに、こんなにみんなを幸せな気持ちにしてくれる絶品!
  こんなに美味しいものをいただいてしまってよかったのだろうか…?!

翌日も更衣室にやってくる別メンバーとご一緒しようかと思ったけれど
実家に寄ったら絶対ワインを飲んでいるはずと、お持ち帰りした。
寄り道すると案の定、赤ワインで一杯始まっていたところ。
説明書きには蜂蜜と黒胡椒をかけるとまた格別、
ナッツやドライフルーツとの相性もよいとあったのでお願いするとすぐ出してくれる。
両親と私とで一切れずつ分けて、終了! 
それぞれ好みの食べ方でいただく。
蜂蜜はかけすぎちゃったかな、甘みが強くてチーズの熟成された旨味がぼやけてしまった。
両親はこれは美味しいね~と言ってくれたけれど
お昼休みにワイワイとココナッツサブレに乗せてシンプルにいただいた方が
味わい深くて美味しかったな。 

美味しかったものはしっかり記録しておかないと!
 ご注文・お問い合わせは、鴻池屋今成のオンラインショップまたは、
 今成漬物店(025-772-2015)で承ります。とのこと
ごちそうさまでした


雨の飯能はピーネカフェでランチから

2022-11-25 12:14:56 | グルメ

勤労感謝の日、生憎の冷たい秋雨が降る中、
かねてより憧れていたメタセコイヤの紅葉美しい
ムーミンの世界のトーベ・ヤンソンあけぼの子どもの森公園へ。

その前にまずはランチを。
つい2週間前に訪れたばかりのOH!!!発酵・健康・食の魔法で
今度はピーネカフェ。
道さえ間違えなければ、
ちゃんと雨の中傘をさしてレインブーツでも20分で到着する。

お食事セット(サラダ、ドリンク付)1,300円は4種類。
迷った挙げ句、「黒舞茸を使ったたっぷりきのことベーコンの和風スパゲティー」に。
飯能産黒舞茸を使用したきのことベーコンの和風スパゲッティー。
醤油ベースにきのこの旨みが溶け込んだソースに
大葉と海苔をたっぷりと乗せて。とある。
ドリンクはコーヒー、紅茶、米麹ジンジャーエール、本日の甘酒(この日はトマト)、
それからメニューにはないコーンスープから選べた。
ジンジャーエールか甘酒かコーンスープか悩んだ末、甘酒を。

こちらはセルフスタイルなので、窓際のカウンター席を選んだ。
2週間前とはまるで違う風景。
雨のためでなく、晩秋から初冬に向けての景色が広がっている。
まず届くは氷の入った冷たいトマトの甘酒と新鮮野菜のサラダ。
紅芯大根のスライスがぱっと引き立ち、糀のバーベキュードレッシングも美味しい。
トマトの酸味と甘酒本来の甘みが絶妙な甘酒もとっても美味。
お待ちかねのスパゲッティーは、大きな鉢のような器に盛られ
登場したときは、あれ?!少ない?と思ったけれど
食べ終える頃には満足満腹。
黒舞茸の旨みが絶品で、最後に少し残ったソース?もスプーンですくって飲んでしまった。
この後どうするか、
駅の改札口をでた観光センターでいただいたマップなどを見ながら思案する。
飯能駅まで戻って元加治駅まで電車に乗り、
本日のメイントーベ・ヤンソンあけぼの子どもの森公園を目指そうか。
Google先生によるとざっくり徒歩1時間。
思い切って歩こうか。
飯能駅までの道のりにある、
蔵造りの喫茶店に寄るのも楽しみにしていたけれど
今ランチしたばかりなので、そこは次回のお楽しみとしよう。

カフェ内のパンや今いただいたドレッシング、
米麹ジンジャーエールが作れる生姜糀の瓶詰めなどを眺め、
八幡屋も顔を出す。
前回よりじっくり商品を見て、見ているだけで健康になった気持ち。

さあ、北欧童話の世界へ出発だ!


Femy OH!!!~発酵、健康、食の魔法!!!~

2022-11-18 22:07:48 | グルメ

天覧山&多峯主山登山の後は飯能お楽しみコース。
2020年にオープンした発酵テーマパークでランチ。
ピーネカフェにするかFemyのレストランどちらにしよう。
下山後すぐにあるFemyにまず立ち寄る。
  何か、素敵な空間なのであります…
ぱっと見空いてそうなんだけど、列に並びおとなしく待つ。
前にいらした7名ほどのおばさまグループに声をかけると予約してきているのと
店内にご案内されていった。
既に受付カウンター脇の丸いすに、トレランを終えた風の3人組も座ってる。
スタッフさんにやっと声をかけてもらえ、席は空いているけれど
今団体さんが入ったばかりなので、
12時45分から13時の間にまた出直してきてほしいと受付だけ済ませる。
12時半、ピーネカフェや売店の方に行くには時間が足りないし、
お庭の植物の写真を撮ったり、メニュー看板を見て過ごす。

時間になって声をかけると、カウンター前のベンチにひとまずご案内される。
トレラン3人組が窓際のカウンター席へ案内され、
我々もそれに倣うかと思いきや、アクリル板で遮断されたテーブル席へ。
席は選べないって先に言われていたのはこういうことだったのかな。
窓際のカウンター席は景色もいいし、間仕切りがないから会話も耳に届く。
このアクリル板越しはマスクもしているし、何を言っているのかさっぱりわからないこと多し。
でも、コロナ禍でなかったら、どの席に座っても素敵だと思う。

さてさて、選んだランチメニューは健酵彩菜コース(3080円税込)。
薪火焼きのメインと頂鱒の前菜、野菜がたっぷりたのしめるおすすめコース。
珈琲または紅茶とデザート付とある。

食前酒ならぬクランベリーの食前酢からスタート。
ハイキングの後の嬉しい1杯!
そうこうしているうちに、サラダチキンとパン一切れがの添えられた
新鮮野菜のサラダの登場。
このサラダチキンのしっとりとした柔らかさに脱帽。
これだけまた食べに来てもいいくらい!
ピーネカフェにもサラダチキンがあったけれど、同じなのかなぁ。
続いて頂鱒にきのこのマリネ添え。
あっという間、ぺろっと。
そしていよいよメイン。
この日のメインのご指定は、鳥取県産“大山鶏”の塩麹漬け薪火焼き。
添えられたゴロゴロ野菜と、味変用のお味噌2種も美味しかった。
あと、選べるお米は発酵玄米を。これが何とも言えない味わいで
まさにOH!!!って感じ!
デザートも特筆すべき一品だったけれど、
何かっていわれたら覚えてないので、ここは写真に頼ろう。
14:15、会計を終えて改めてお庭の紅葉などを愛でる。
とっても満たされたランチタイム。
今度は両親を誘って行きたいな!

     


下諏訪 本田食堂

2021-08-19 10:13:21 | グルメ

下諏訪散策のお楽しみのひとつはやはりランチ。
さぁ、どこにしよう。
行き当たりばったりでもいいけれど、ある程度目星もつけておきたい。

ここだ!とピンと来たのが、古民家をリノベーションした
信州素材にこだわった創作料理のお店、本田食堂。
駅からも近いし、散策をすべて終えてからランチできるのもいい。
人気なのでランチでも予約した方がいいみたい。
7月22日から予約の電話をかけ続けること数回。
24日にやっと電話が繋がり、13時に予約ができた。
苦手食材などを聞かれるも、当日何とかしてくださると。

隣店舗の改装中とは打って変わってこじゃれた雰囲気。
後日調べたところ、クラウドファンディングでオープンされたそうな。
ほぼほぼ満員御礼の店内。予約しておいてよかった。
本日のランチメコースは税込1,800円で
 前菜 桃の冷製パスタ サラダ仕立て
 スープ トウモロコシの冷たいポタージュ
 主菜 信州ハーブ鶏 旬の有機野菜
素材を生かした美味しく美しい感動の一品!
両親もとても喜んでくれて、いまだにあのランチは美味しかったね~と。
そして、コースを終えたあとあまりの美味しさに
母がデザートも食べてみたいと。
14時クローズなので13:40現在、今から追加でも大丈夫かなと思ったけれど
思い切ってお願いすると心よくオーダーを通してくださった。
デザートセット税込600円
 カトーショコラ 両親、
 ココナッツのブランマンジェ2色のメロンのパフェ 私
 のぶお君(上諏訪 Ambird)の珈琲 みんな
美味しかった~💕
しかもそれぞれ単品だと、デザート600円、珈琲400円だから、とってもお得!

お会計を14時ちょっと過ぎに済ませ、お店を出る。
オーナーシェフは一見さんの我々ご一行に少々戸惑われたと思う。
ご馳走さまと目を合わせた時の表情が、そんな感じだった。
観光客相手ではなく、地元に根付いてこそ本物。
ローカルで常に賑わい、時には遠方はるばるのお客様も喜べる
そんなお店であり続けてほしいなと思った。

最高の旅の締めくくり。
 あ~美味しかった! また絶対行きたい!

    


レストランひらまつ 広尾

2020-08-08 06:59:27 | グルメ

火曜は父の81歳の誕生日のお祝いに
以前より憧れていたレストランひらまつ広尾へ。
予約は一休.comで、ランチ人気No.1という平日限定の
夏のランチコース スペシャリテ桃のコンポートが楽しめる全4品を。
一休で予約すると、消費税だけでなくサービス料も込みの
お値段提示なので何となく安心。
今回は5000円ジャスト。

コロナ禍の自粛生活もあり、最寄駅から久々に両親とお出かけ。
毎日ウォーキングを欠かさない二人だが、
駅の階段の昇り降り、父の足元を
こんなにもドキドキしながら眺めたのは初めてだ。
思わず後ろからいつでも抑えられるように
そっと手を伸ばしてしまった。
何度かの乗り換えのホームでも疲れが顔に出ていてドキドキ。

広尾の駅からあっという間のひらまつは
一歩足を踏み入れると、外の喧騒が嘘のような素敵な空間。
20分も早く着いてしまったのに、快く応対くださる。
素晴らしい調度品の数々、まず洗面所をお借りしたいと告げると
2階へのらせん階段を上り案内される。
それぞれが用を済ませるまでソファで一息つかせていただく。
それもまた、非日常へ誘うキラキラな一瞬。
「ゆういち」と刻印された書が至る所にかけられ、
父は珍しくとても気になった様子。

お食事の席は3階に。
窓際にゆったりと丸テーブルを用意してくださっていた。
薔薇が飾られた円卓中央にこれから食前酒として用意していただける
山梨県あかつきの桃が2つ、静物画の様に置かれる✨
程なくして、キンキンに冷えたおしぼりをいただき
何だか落ち着いたような、まだまだ落ち着かないような中、
桃のシャンパンカクテルとプティサレとして
チーズ入りシュー、グジェール2つの登場。
グジェール、どこかでもいただいたかもしれないけれど
これが本物だったんだなぁと、これだけで完全ノックアウト!
カクテルは食前酒とは思えない量があり
またこれがよくアルコールがきいて美味しい。

二品目、アミューズ・ブーシュとして
トマトのスープにイタリア産カラーピーマンのムースが浮かんだもの。
優しい味わいで、なかなか日常では口にできない一品。
メインは魚料理。(予約時には房州天然鱸 茴香 プロヴァンス風野菜)
燻製の鰆のローストにソースは白ワイン、
ココナッツミルクなどを泡立てたもの、
茄子のペースト仕立てと3種。
付け合わせのお野菜のローストも新鮮なものばかり。
当然盛り付けも美しい。
鰆はふわっとして、香りもとてもよかった。

デザートに入る前に、予定にはないチーズのワゴンサービスが。
父はブルーチーズが食べたいと。
母は初め別料金を察してやんわりと断っていたが
父一人というのもと思い、チーズのあれこれをとりあえず伺う。
ヤギのチーズが数種。
ただヤギのチーズは私の中では匂いがきつくてパス。
と思っていたけれど、お話を聞いているうちに
壺に入っているタイプのものと
今まで口にしたことのないハーブでコーティングされた
スペイン産だったかな、ひつじのチーズをチョイス。
父もその口上にさらに壺のヤギチーズを追加で3種選択。
母も最終的にはハードタイプのものを1種選択。
提供されたチーズプレートには
アプリコット、トマトのドライフルーツ、
枝付き干し葡萄、殻付きヘーゼルナッツが添えられ、
壺のヤギのチーズには蜂蜜とルバーブのコンフィチュールが。
とてもとても美味しかった。
頼んで正解だった!

デザートに入る前に、父の前にあ~名前がわからない!
ドーム状の銀の蓋で隠されたプレートが置かれた。
サービスの方がパッと蓋を取ると
金色のドット柄が美しいプレートに
「Happy 81th Birthday」とデコレートされたケーキが💘
父は突然のことにとても感動していた!
そして改めて81という歳を瞬時に胸に刻んだようだった。
予約の時に高齢者の同伴をさりげなく伝えておこうと
年齢とともに父の誕生祝の席であることを伝えてあったが、
まさかこんなサプライズを提供してくださるなんて!
有難くて有難くて…。

デザートはお待ちかねの桃のコンポート。
マラスキーノのグラニテの上に
どーんと丸ごと1個が鎮座した贅沢なデザート。
素敵なお食事を締めくくる、素晴らしいデザート。
桃の大好きな父だから、このコースにしたんだもの。
最後まで嬉しい一品だった。

 

一休のサイトから覚書きとして⇓
■食前酒
・桃のシャンパンカクテル or 桃のノンアルコールカクテル
■料理4品
●プティサレ
●アミューズ・ブーシュ
●魚料理
房州天然鱸 茴香 プロヴァンス風野菜
●デザート
山梨日川白鳳 マラスキーノのグラニテ
●小菓子
●食後のお飲み物 

あれ?! 小菓子って食べてないな?
それが父のサプライズケーキだったのかな。

ちなみに庶民なのでお代も覚書き。
FROMAGES(チーズ)は800円、1,000円、1200円とあり
オーダーした種類で+200円だったのかな。
それから、ST-PELLEGRINO 750ml 1,000円。
EVIAN 750ml 1,000円。
こちらの追加オーダー扱いのものに対して
サービス料が15%と外税がかかった。

満たされた、素晴らしいひとときだった。


竜泉 大和田

2017-06-28 01:47:06 | グルメ

鰻食べてきました

町屋で所用を済ませた帰り道、さて下町のこの界隈、何かよいものはと…。
天ぷらが有名なお店があったはずと検索して向かいながら電話で確認するも
もう昼しかやってないんですよ…とは「土手の伊勢屋」さん

そこで、急に鰻が食べたいとなり、さらに検索。
「尾花」さんがヒット
19時半閉店だ 急げ急げと向かいながらメニューを探し出すと、
夜の平均予算6000円~8000円なり
鰻重も4300円か5300円とのことで、予算オーバー

さらに検索を続け、ここから近くは…と「安井屋」さんへ。
リーズナブルで一安心…と思いきや、18時半までの営業。
時計は18時45分を指していてまたもやアウト

「木曽路」を見かけたからもうそこで…となりかけたけれど
もう頭の中は鰻でいっぱい
あと一軒お願いしますと訪れたのが、
20時半まで営業の「竜泉 大和田」さん
暖簾をくぐり、引き戸を開けると土間にテーブル席が2卓。
正面に階段が見え下駄箱も広く作られているので、2階はおそらくお座敷なのでは
田舎の家に戻ってきたような雰囲気

オーダーは松(3,300円)竹(2,800円)梅(1,800円)あるうな重から竹を。
それから、きも吸い(300円)、うざく(1,400円)。
まずうざくの登場
ふっくらした鰻の切り身をすべて覆い隠すような薄い輪切りの胡瓜の山。
この薄切りと柔らかいお酢加減が絶妙で
鰻を口にする前から、ご機嫌になろうというもの
そして、胡瓜の山から引き揚げた鰻。
これがふっくら、ふわぁ~っと驚きの美味さ
 鰻って、こんなに美味しかったんだな。
思わずつぶやいてしまった一言。
一口運ぶごとに、噛みしめる鰻のふっくらと旨味。
先のご機嫌を通り越して、すっかり夢の中

続いて、うな重、きも吸い、お新香。
いつまでもいつまでも温かいご飯がたっぷりのお重。
鰻はふわっと感よりも焼きのカリッと感に軍配。
たれは少々甘目。
時折お新香を挟むとさらに美味しくなる

若女将さんの接客もとても心地よく、下町感あふれる鰻屋さん。
美味しかったぁ。
今夜もご馳走さまでした


Re:gendo -りげんどう-

2013-07-07 02:29:35 | グルメ

夏の名無しの会。
今回は西荻窪の古民家を修復したお店、りげんどうに集合した。

夜の食膳〈7月の献立〉は「蛍袋(ほたるぶくろ)」。3900円。
 ブロッコリーの共和え
 茄子の煮浸し
 ズッキーニのおかか和え
 トマトのサラダ 林檎酢ドレッシング
 夏野菜の炊き合わせ 南瓜ソース
 揚げ出し豆腐と無花果 生ハム味噌漬け
 鰹の漬け焼き
 豆御飯
 茗荷と瓜の御味噌汁
 漬物盛り合わせ
 デザート デザートメニューから1品選択
 コーヒー又は紅茶

お野菜を中心に一生懸命考え出したというのが伝わってくる和創作料理の数々。
ズッキーニのおかか和えは、シンプルだけどズッキーニという食材に驚き。
トマトのサラダは彩り鮮やかで、美味しかった。白いインゲンも珍しかった。
珍しいといえば炊き合わせのピータンのような人参、茄子のようなピーマンにもびっくり。
これは南瓜ソースを添えた意味合いがよくわからなかったのと、
お料理の説明に「これは人参、これはピーマン」と告げられただけで、
産地だとか種類だとかの説明がまったくなかったのが残念だった。
案外気に入ったのが、揚げ出し豆腐と無花果。
元々大好きなものの組み合わせだからかな。
ただ、折角の生ハムは味噌漬けで普通のハムに変わっていた。
今回のコースで一番のお気に入りは鰹の漬け焼き。
しょうゆとバルサミコ酢と何かに漬けた鰹を、半生で焼き上げた一品。
少し酸味があって、夏らしい爽やかさを感じることができた。
豆御飯は素朴で美味しかった。
デザートは5種類から、豆乳プリンと黒胡麻アイスの一皿をチョイス。
これは期待したものと少しばかり違っていた。
コーヒーは雰囲気あるカップに、大きな木皿がソーサーとなり、とても美味しかった。
これらのコースに、梅のワイン、梅酒のお湯割をいただいた。

お味のほうは総合的に普通かな~。
ただ、お店の雰囲気は古民家を謳うだけあってすごくいい。
トイレも可愛いの☆
2階には洋服の販売、1階は雑貨を。
どれもこれも気になるものばかりだった。
いただいたリーフレットを確認すると、小田急百貨店にも店舗があるらしいので、
今度お買い物してみよう♪


イルピノーロ 銀座 & ウエスト

2012-12-26 01:52:38 | グルメ

関西から出てきてくれた友だちと、久しぶりのディナー。
どこがいい? 何がいい? と選びに選んで決めたのが
オズモールのプリフィクスコース(4800円)から、イルピノーロ。
予約を伝えると、既に友は何度も足を運んだことがあるとか。さすが!

すご~く期待していっただけに、美味しかったけれど、ときめくほどのものではなかった。
サービスも通り一遍のものを感じて、
ちょっとしたことの積み重ねでいい印象に至らずに終わった。
ラストオーダーの時間に閉店と追い出され、
まだ談笑しているテーブル席の人々を横目にモヤモヤ感が残った。
折角の銀座なのに、とても残念な感じ。
ま、安いから仕方ないのかな。

でもでもおかげで、ウエストでお茶をする時間が生まれた。
天井も低く、超レトロな空間。
840円のコーヒーや紅茶は高いかもしれないが、
ゆっくりできるし、よしとしたいところだ。
コーヒー、紅茶のおかわりをお申し付けくださいとあったが、
ロイヤルミルクティーでもできるのか是非知りたい。
今回は聞く勇気がなかった。


ダイニングバー響 新宿NOWA店

2012-12-22 00:23:18 | グルメ

数週間前の職場の忘年会。
春の新歓送迎会はどこだったか忘れてしまったけれど、
あまりにも狭い空間で幹事さん4人が席にも着けず、
ずっと立食状態だったのが未だに忘れられない。
今回はどんなところで?!と違った意味でワクワクしていたが、
とても素敵な空間を用意してくださっていた。

瓶ビールモルツはキンキンに冷え、
アルコール唯一ビールが苦手な私でも、
乾杯の際の気持ち程度だったがびっくりするほど美味しく感じた。
まあ、携帯も持っていないのに、地図やらの情報を忘れてきて、
「NOWAビル」と「響」のフレーズだけを頼りにさまよい、
やっとの思いでたどり着いた経緯も影響しているのだろうが。

くじで決まる席は、苦手上司とは隣なものの
テーブルが離れているので一安心。
愚痴のこぼしあいにならず、バカ話したり、
大人の会話ができる人たちとの席でさらに安心。

さてお食事は、ホタテとネギの酢味噌和えから始まり、
冷や奴、そしてシジミのすまし汁と続く。
早い段階でシジミの登場。
「飲む前に飲む!」の心配りだろう。
これがまた、シジミからだけの出汁ではないのが心憎い、美味!
お刺身、揚げ物、蒸し物、御飯、香の物、汁物、柚風味のアイス。
どれもこれも美味しく、楽しくいただけた。
シックな雰囲気で居心地のいい空間がそれを引き立たせていた。

そうそう忘年会のお楽しみとしてビンゴがあった。
今回は各自1000円程度のプレゼントを持参だ。
私がブービー状態で残り福から当たった物は
再利用可の携帯カイロと入浴剤。無難な路線だ。

ちなみに私が用意した物。
千疋屋のグレープフルーツ1個840円+とバナナ1本210円。
これを緩衝材をたっぷり使って、なんとケーキを入れる大きな箱に包んでいただいた。
そのおかげか早い段階でチョイスされたが、1000円じゃ絶対無理とわかっていながらの
開封前の「千疋屋!メロン!」のコールには穴があったら入りたい心境だった。
箱を開けた瞬間の「あれっ?!」な表情が忘れられない。
お疲れ働きマンにビタミンとパワーを!
何より、こんな高い果物自分じゃ買わないけど、
どれぐらい美味しいか一度は食べてみたいもの。
そう思ってチョイスしたけど、異様な盛り上がりと落胆に
心臓がバクバクして生きた心地がしなかった。

一応選ばれた先輩にお声がけ。
「千疋屋だし間違えないと思って。ゼリーだと思ってた」
お値段の報告をして思いの丈を伝えると
「私バナナ大好きよ。そうだ、半分こしようか!」と太っ腹。
ご辞退申し上げたが、結局美味しかったのかな~。
聞きたいけど、何となく聞けない…。


プリミ・バチ

2012-03-04 03:22:30 | グルメ

2月のとある日、職場のチーム、そう例の女子会で吉祥寺のプリミ・バチへ。

昼間のイベント後、5名が散らばってその日最後の一仕事を終え、18時に現地集合。
井の頭公園入口にある気になるお店「金の猿」と同じピルにあった。
久々の吉祥寺、昔友だちとの食後は必ず寄っていたドナテロウズの近く。
一気に楽しかった頃が思い浮かぶ。

さて、5名が円卓に揃ったところで今日のコースの確認。
お姉さまが予約してくれたOZモールの4800円。
食前酒は3種類より、店名の‘プリミ・バチ’をいただいた。

アミューズは水牛のモッツァレラチーズのムースキャビア添え。
みずみずしくてとっても美味!
今後の一皿一皿に期待が持てるスタートを切った。

前菜はホタテ&サーモンか天使海老か、2品からの選択。これが非常に迷った。
結局大好きなホタテを。「帆立貝とサーモンのタルタル西洋わさびのヨーグルトソース」。
こちらは取り立てて声を上げるほどでもなく…。
というのも、天使海老のお皿がとっても美味しそうで、実際非常に美味しかったとのことだったから。
選択ミスだったかな~。でもこればっかりは出てこないとわからない。

続いてはパスタ。
リガトーニ フォアグラとトリュフのソース、もしくはプリミ・バチ名物というズワイガニと渡り蟹のタリオリーニ。
どちらも魅力的だったけれど、名物の一品を選んだ。
さすが一押しといわれるだけあって間違いのない美味しさ。
これだけいただきに来てもいい!

次はピッツァ・マルゲリータ。
2枚がそれぞれ5枚にカッティングされる心配り。

お魚・お肉料理は…なんだったっけな~。
美味しかったんだけどうっかり失念。
皆さんは一品ごとに撮影大会。
こんな風に忘れてしまうことのないようにだろうね。

パンは自家製。
色々な種類がおかわりOK!
美味しくてついつい手が出てしまい、メインに響いてしまった。

後はデザートプレートにコーヒー。
デザートはとっても美しく美味しかった…気がする~。

というのも、ワインをボトル3本、女子5人で空けたから。
あれ、4本だったかしら?
このワインも、季節のワインリストから選んだのだけど、とっても美味!
なんていう名前だったかな~、覚えてたんだけどこちらも失念、残念!
今まだ飲んだことない味で、またそれが美味しいの☆
ワインって実は、美味しい!!と思うことって滅多にないから、こちらのワインには驚いた。

結局18時から23時の最後の1組となるまで楽しく素敵な時間を過ごした。
お代は一人5000円で他は大先輩にご馳走になった。
ワインボトル1本6000円相当だったような気がするけれど、よかったのかしら?
しかも、LUSHのシャンプーバーまでいただいて。
石鹸ではなくて、固形シャンプーなんだって。
いい香り~♪ もったいなくてまだ使えないでいる。
ありがとうございました!

プリミ・バチ、一度行ってみたかったリストランテ。
大当たりだった☆


リストランテ文流国立店

2011-09-20 00:15:44 | グルメ

昨晩のディナーはリストランテ文流で。
国立で降りるのはもしかしたら初めて?
すっかり暗くなってからご訪問だったので、街並みはよくわからなかったけれど、何となく洗練された匂いが漂ってくるようだった。

国立駅南口を大学通り進み、スタバを越えたを最初の角を左折。レンガの建物が目印だ。
そして雰囲気のよい中庭のようなところを突き当たると、そこがリストランテ文流。
高田馬場店を訪れたことはないけれど、学生の頃から何かで知ってお食事してみたかったお店。
思いがけず昨晩念願かなって国立店に足を運ぶことができた。感無量。

ディナーと言っても昨晩はゆっくりする時間もなかったのでAのセット?1800円を。
本日の前菜盛り合わせ or 本日のサラダ、指定の6品から選ぶパスタ、自家製パン、エスプレッソといった内容だ。
前菜盛り合わせに塩味の海の幸とキノコのスパゲッティ、それからコーヒーを選んだ。

前菜盛り合わせは3品。
何とかハムにグリーンソース添え、どじょうインゲンと若鶏のモモ肉のマスタード風味のサラダ、そしてカラーピーマンの炒め物だった。
ハムが若干苦手な私だが、いただいたこちらのこのハムはすこぶる美味しい。
ハムに添えられていたグリーンソースのお陰ばかりではないと思う。
こんなに美味しくいただけることが驚きだ!
若鶏のサラダも苦手なマスタードに見た目マヨネーズ的なもので和えられていてがっかりだったが、こちらもビックリ。
隠し味的なマスタードにフレンチドレッシングの濃厚なのをきちんとお店で手作りしてるような安心感のあるお味で、非常に美味しかった。
くせになるような感じ。
カラーピーマンはラタトゥーユ風かと思ったけれど、オリーブオイルがよく効いた感じの一品だった。

自家製パンも3種類。
フォッカッチャに皮はパリッと中はふんわりのまるパン、グリッシーニだ。
どれも手作りの素朴な味わい。
ほんのりとあたたかいのがまたいい。

パスタは美味しく本当のイタリアンを食べていただきたいという作り手の気持ちが伝わってくるような出来栄え。
奇をてらったものでなく、創作料理でない本来のイタリア料理の美味しさを教えてくれる。
お連れ様が選んだボロネーズもいわゆる真っ赤なタイプでなく、薄いオレンジがかって手作りと一目でわかる。
これぞ本家本元だ。

コーヒーだけが案外普通で少しばかり残念だったが、添えられたクリームはカプチーノ風にあわ立っており、紅茶用にはそのままのミルクと用意周到。
ちょっとしたことかもしれないが、そのちょっとができるかできないかは重要だ。

クラシックなイタリアンをいただき、キャンティを訪問したときを思い出した。
文流の方がコストパフォーマンスがよろしいかも。
本物に触れることができた静かな喜びに浸った夜だった。


サルーチェ

2011-09-19 01:59:12 | グルメ

8月終わりに訪れたのは六本木サルーチェ。
毎度おなじみ出張で上京する友人とのお楽しみディナーだ。

今回も私のチョイス。
サルーチェを提案したところ、ダルマットもいい感じとお返事。
それならばとダルマット恵比寿店、西麻布本店、サルーチェの順で予約電話をかけてみた。
で、サルーチェだ!

予約の際に苦手な食材を聞かれる。
友人の内臓系とうに・いくらにプラス私のマヨネーズが加わる。
それから6500円のおまかせコースで19時の予約をお願いした。

当日は16時半で仕事をあがり、東京ミッドタウンを久し振りに訪れる。
後輩君の投稿が雑誌に掲載されたお祝いを見繕う。
これがなかなか難しい。
あまり値が張ってもかえって迷惑になるし、残るものだと後々困るだろうし、かといって食べ物も味気ない。
お祝いの気持ちが伝わりセクハラにならない消耗品。
結局、伊東屋でこれからも日々学べとばかりに筆記具に決めた。
あ~、結構時間かかっちゃったよ。

待ち合わせの本屋さんで合流し、てくてくと芋洗坂を下る。
あっという間に六本木中学校に差し掛かり、歩きすぎたことに気づく。
道を戻ると、あっさり見つかった。

店内はこじんまりとしているけど、暗さはなく六本木!といった雰囲気ではない。
苦手な食材の確認があり、コースに含まれているビールかスパークリングワインをまず選択。
ここは迷わず、スパークリングワインだ。よく冷えていて美味しい。

トウモロコシの冷製スープにトウモロコシのジェラートが珍しい一品から。
トウモロコシ本来の甘味よくわかる。
ジェラートをスープの上に乗せる組み合わせが面白く、美味しいスタートを切った。

まんまるフォッカッチャが2種類。ローズマリーとあともう一種類は忘れてしまった。
これが焼きたてで美味しかった。
あまりに美味しくていくらでも食べられそうだったが、おかわりができるかは最後まで聞けなかった。

続いては魚介のマリネとサラダ。
太刀魚や生シラスなど自宅では絶対作らないものばかり。
魚介ごとに味付けが変わり、口に運ぶと舌が楽しんでいる。

前菜2品目の鮎は丸ごとコンフィ。
頭から尻尾まで堪能!
鮎は塩焼きが一番と思っていたが、なかなかどうして、こちらも意外性もあるしそればかりでない美味しさだ。

冷製パスタはなんと桃のパスタ。
フォークまでキンキンに冷やされたものが用意される配慮。
でも、柄まで冷たいのが難点だ。
この桃の甘いこと! よくこの食べごろを見極められるものだ、アッパレ!
正確には桃とトマトのパスタだったけれど、トマトの主張は取り立ててなく、デザートのようなパスタで驚きとその美味しさにノックアウトされた。

メインディッシュは浅野豚のロースト。それからソーセージ。
付け合せのひとつに実家から送られてきたというジャガイモのマッシュがあった。
ソーセージも苦手って言っておくべきだった。
正統派ソーセージで、好きな人にはたまらないけれど、苦手な者にはそれだけに辛いものがあった。

〆のパスタは量を聞いてくれる。
先の桃のパスタが30gとのこと。それを基準にして表現する。
友人は30gだったが、調子に乗って私は倍の60gで。
勝手にオイルパスタと思い込んでいたが出てきたのはトマト系パスタだった。
ちょっと量が多すぎた…。欲張りが結局仇となる。

デザートは何かが数種類。
美味しかったのにど忘れしてしまった、残ね~ん。

コーヒーをいただき、店名が入ったチロルチョコをお土産にいただく。

ここからさらにおしゃべりに花が咲いて、11時半頃まで居座ってしまった。
そうこうしているうちに雨も降ってきて、駅までどうする、走るっきゃないかなどと話していると、立派なビニール傘を一人ずつ用意してくれた。
次回来店時になどと言わず、たくさんあるので持って帰ってくださいと有難いお言葉。
心遣いが超嬉しい♪ 助かった。

6500円はどうかな~と思っていたけれど、美味しい上にサプライズ的な要素もあって、おもてなし上手だし、また来たいな~って思った。

結局久々の終電になってしまったよ。
でも美味しく幸せいっぱいの一時だった。