一期一会の日々

日々のあれこれ

ベイビー

2017-02-26 01:50:55 | 日々の出来事

昨夜は楽しいひと時だった。
元職場の、旧職員による女子会。
なんとが最年少という、大御所たちの集まりだった。

美味しいイタリアンに舌鼓。
集合写真で締めた後に名残惜しい気持ちでコートを着る。

すっと寄ってこられて、お腹に手を当て
 「もしかしたら、ベイビー? ベイビーなの?!」
と嬉しそうに声をかけられる。
滅相もない! 
可笑しくて笑いが止まらない。

あー、この歳で妊婦さんに間違われてしまうくらい
成長してしまったんだなぁ。
これじゃあ、クロカンもまともにできないよ。 

さぁ、どうしましょう 


クロスカントリー合宿第2弾 in 黒姫&白馬 Vol.4

2017-02-23 19:04:19 | スポーツ

2日目午後
クラシカルをしたかったけれど、皆フリーとのことだったのでそちらを。
知らず知らず疲れもたまってきて、
相変わらずの雪の降る中での練習が急に辛くなってくる
打ち消すようにしていたけれど、急に弱気になってくる

そんなところに案の定のフリー
昨日クラよりいいよとお褒めいただいたので、そのつもりで滑り始める。
でもやっぱり、午前中のクラシカルのイメージが取れない
バタバタバタバタ足を動かせど、全然進まない
もう歩いているだけでいいや。若干捨て鉢になる。
「登山用品No.2」の時に一緒に用意した
ガリウムのバフ マルチネックウォーマー AC0131カムフラージュで
寒さから顔を守っていたけれど、それがサングラスを曇らせて
目の前が何にも見えなくなる。
監督がコースの中まで入って檄を飛ばす
 下り坂は黙っていても滑っていくのだから、どれくらい片足で板に乗れるか試せ
 常に逆‘ハ’の字で、足を動かせ。
 みんなが取るコースが一番滑りやすいのだから、外れていかない。
前が何にも見えないし、動けないとぽつり。
こんなはずじゃなかったのに。
心が折れるっていうのは、こういうことなのかな
またまた、涙が勝手にぽろぽろ

もう今日と明日半日しか練習できないのだから、時間を大切にしないと
できないなりにも気力で負けるわけにはいかない
頑張れば寒さも吹き飛ぶはずと、バフを口元まで下げてまずは視界を良好にする
昨日のように掛け声を一人でかける

やっとやっと、午後の練習が終了。
何だか不消化でモヤモヤするけれど、でも終わった喜びの方が大きかった
クロスカントリーはクラシカルの方が好き
とにかく疲れた。
 


クロスカントリー合宿第2弾 in 黒姫&白馬 Vol.3

2017-02-22 11:10:06 | スポーツ

黒姫2日目、午前。クラシカルの練習を
昨日のお散歩の指摘を受けて、今回はガンガン行くことを心に誓う

板を履いたとたん、今度はフリーの感覚が残っていてまた混乱
最初はまたお散歩から…
下り坂はダブルポールで腕を振り、加速をつけなさいと監督から檄が飛ぶ
両足揃えてぐんぐん進んでいくっての、怖いんですけど…
でも行くしかない
横を通り抜けていく選手が、さんすごくへっぴり腰になってますけど…
と言いながら滑り去っていった。
いい感じのつもりだったのに…
監督に伝えると、体を寝かせたままで腕だけ振るのではなく
腕を振り切る度に体を起こして体全体でダブルポールでつきなさいと。 

そうこうしているうちに
TDでもあるコーチに一緒にコースを回りましょうとありがたいお言葉
コーチの後を同じように足を出す。ポールをつく。
片足がより長く板に乗っているようにとにかく気をつける。
残り足は踵をしっかり上げた状態をキープして
コーチの動きを体と頭にしっかり叩き込む 
一蹴り、一振りをとにかく丁寧に丁寧に。
カーブのある下り坂は溝を壊すのが怖くて
コーストラックからは外れどうしてもボーゲンになってしまう
それでも1周終えた頃には何となく手ごたえを感じてしまう、
勘違いで幸せ者の

あとは一人でただひたすらにアップコースをグルグル回る
頭の中のイメージを、体へ一生懸命信号を送りながら。
へっぴり腰のダメ出しをした選手が一転、
結構いいんじゃないですかと言って、滑っていった
あとはできるだけ板だけじゃなく、スピードに乗ること。
大きく大きく足を出し、後方までしっかりポールを押し出し
もうすっかりお散歩ではなくなったところ…と思っているところで練習終了

一人でこっそり笑みを浮かべる。
楽しいだけでなく、達成感で何だかいっぱい
午後はこれを完成系にしたいなぁ 


クロスカントリー合宿第2弾 in 黒姫&白馬 Vol.2

2017-02-18 11:57:25 | スポーツ

初日午後。初めてフリーの板を履いた。
スキーは若い頃やっていたし、
フィギアスケートは子どもの頃マイシューズを持っていたくらいだから
上手い下手はともかく、あっさり滑ることができると思ってた
皆、気持ちよさそうにスイスイ滑っているし

まずはコース外をマンツーマンでポール無しの板で歩く
午前中のクラの真っ直ぐな足の動きから一転、逆‘ハ’の字に足を出す
今日初めてご一緒のさせていただいたこの指導者に
どうしてクロカンを始めようと思ったのかと
素朴な疑問を投げかけられるようなお粗末な動き
脛に力が入って、プルプルして痛い痛い
そのうちその痛みを感じなくなったころ、いよいよポールを使ってコースで練習開始

でもでも…左足が全然板に乗れない 
おしりをつくのではなく、漫画みたいに両板の間に真正面に頭から転ぶこと数知れず
3蹴り、5蹴りしては、態勢が危うくなり立ち止まる。
もっと動作を大きく、片足を板にきちんと乗せて、
途中で立ち止まらないでガンガン行って、
と指示が出るけれど、体が言うことを聞いてくれない
サングラスに隠された目からは思いがけず涙がこぼれてくる。 

このままでは終われない
板やポールの道具を用意してくれ、また気持ちよく合宿に送り出してもらってるんだから
自分で自分を鼓舞して、「それ、それっ」「よいしょ、よいしょっ」と
声を出しながら力の限り足と手を動かす 
そこへスマートに楽しまれているおじさまに声をかけられる。
 「大学生のチーム?」
どうやら慶応大医学部のクラブチームのご一行メンバーと勘違いされている模様
大学生と間違えられるなんて 俄然やる気が増してくる
別の団体と告げると、こんな人がなぜあの強いチームにいるのかと驚いた風
「めげずに頑張って」と笑いながら行ってしまった
おそらく傍から見たら心が折れてしまうような状態なのだろう

やっとやっと練習終了の時間が来た
クラよりフリーの方が向いてると思うよ。絶対行ける
と、バスへの道すがら監督が声をかけてくれる。
 どうして すごくすごく疑問。
クラはお散歩だったけれど、フリーは前へ前への気持ちが強く表れる滑りだった、と。
あー、午前中は気持ちよかったけれど、ただ雪の上をお散歩していただけなんだな

明日の課題。
お散歩クラからの脱出だ 


クロスカントリー合宿第2弾 in 黒姫&白馬 Vol.1

2017-02-14 22:38:36 | スポーツ

この週末は、またまたスキー部にお邪魔してクロスカントリーを。
今回はクラシカルの板とポールはクラシカル、フリーの2本も自分のものを用意して、
気持ちだけは本格的に臨む合宿

初日、2日目はお馴染みの黒姫童話の森スノーウェーブで。
2日間とも軽めの吹雪の中、午前はクラを、午後は今回初となるフリーの練習。

初日午前、1ヶ月前の勘を取り戻すために、くるっと2週ほどアップコースを。
その後少しにとっては長めのコースを1周。
そして、いよいよ待望の森の中に入って行くコースに、GPSウォッチで記録を取りつつ挑戦。
上り坂でも何だか楽しくて仕方がない。
ザクザクと滑り(歩き?)ながら、いよいよ森林の中へ
ほどなくして左は2㎞コース、右手は3、4、5㎞コースの分かれ道に。
思い切って右手に進路を取る。
3名のおじ様方順に抜かされ、しばらくしてふと上を見ると、随分遠くの方にその姿が見える。
あんな所まで行くなら集合時間までに戻って来られなく可能性大と
人が来ないのを見計らって、絶対NGの逆走で先の分かれ道まで下る
誰にも遭遇しなかったことにほっとして、改めて左のコースへ。
あっという間にオープンコースに出てしまい、そのまま森林沿いの直線を滑走してゴール
と思いきや、折角だからとさらに右手にある森林コースを促されるままに入り込む
昨晩さんざん、この森林コースは分かれ道に来たら右手はジェットコースターになっているから
左に行かなくてはいけないと釘を刺されていたのに、
そんなことはすっかり忘れて先ほどのショートカットを取り返すべく右手へ
そこそこの下り坂を頑張り通し、結構行けると自信もついたところに
左急カーブのジェットコースターが待っていた
もう皆の所に帰ってこられないどころか、コースアウトして大変なことになってしまうと
勇気を出してまた逆走
上から人の気配を感じたら、下に向きを変えお休み中の雰囲気を醸し出すこと3回
さっき抜かされたおじ様ばかりで、絶対怪しいと思われている違いない
4回目にして「クラシカルって楽しいなー」と即興の歌を歌いながらやってきた
スキー部の国体出場選手二人組を呼び止め、
ここはまずいよね。と確認したところ、遠慮がちに、でも、止めた方がいいです!ときっぱり。
最後の逆走に力が入る。
無事生還してアップコースを1周してやっとゴール

この話を監督にすると、上の森は行ってもよかったと、
そして下の森はとにかく分かれ道になったら左ってあれほど言ったでしょと叱られてしまった。

色々ショートカットしたけれど、まぁ4㎞ぐらいかなぁと満足感いっぱいで時計を確認すると、
標高差74mを2.878㎞、44分18秒、293㎉の消費の記録。

あー、まだまだ先は長い。頑張ろう