一期一会の日々

日々のあれこれ

秋・美味しいもの週間:覚書き

2021-10-31 07:33:54 | スイーツ

25日(月)、百貨店の長崎展でランチ。
いつも新聞の折り込み広告のめぼしいものをとっておくと
みんながわぁ~美味しそう!と見ていく。
今回もそこから話が広がって、佐世保バーガーを食べに行くという二人組に
私も行きたい!と混ぜてもらった。
 実は初めて、佐世保バーガー。
 ハンバーガーとどう違うのかしらん?
お昼休み、車を出してくれて向かう催事場。
色々目に留まるけれど、まずはお腹を満たしてからと
実演販売のバーガーショップベルビーチさんに一直線。
広告には佐世保トリプルバーガー1296円とあったけれど、
他にも小ぶり、超ビッグサイズ、あとサンド的なものなど色々あった。
縦長のトリプルバーガーに食べきれるか一抹の不安を覚え
ハンバーガーにしようかと思ったけれど
ここは初志貫徹のお二人に促され倣う。
曇り空の中、百貨店の屋上でランチタイム。
開放的でなんかいい!
そして肝心のトリプルバーガーはというと、めちゃめちゃ美味しかった!
口いっぱいに頬張って何かを食べるなんて、久し振り。
佐世保バーガーってこんなに美味しかったんだ! 
地元にも確か1軒あったはず。これは一度行ってみないと!
デザートにはバーガーのできあがりを待つ間、
斜め真向かいの店舗に足が向き手にした蔦屋のカスドース。
カステラのフレンチトースト風のような感じ。
バーガーもカスドースも何とご馳走になってしまった。有難い

26日(火)は、アトリエ・ド・フロマージュの
自家製カマンベールのアップルパイを。
自粛生活を頑なに遵守してきた姉が、
満を持してお出かけしてきた軽井沢のお土産だ。
このお店はオープン当初から話題になっていて知っていたけれど、
敷居が高くていただいたことがなかった。
580㌘のずっしりとしたアップルパイ。
パイはさくさく、フィリングの甘酸っぱいりんごとカマンベールチーズの相性が絶妙で、
素晴らしく美味しかった
5等分か4等分か迷ったけれど、思い切って4等分に。
しっかりと味わえて正解。姉よ!ごちそうさまでした~

27日(水)は、毎年恒例、おじさんから澤田屋さんの秋のたよりが届く
つまごの秋柿と栗、そして栗きんとんが各30個
予めおじさんに確認済みの方々分袋を用意してコメントを記入しておく。
全員分はさすがにないので、あくまでもさりげなく配布。
ちゃきちゃき姉さんには両方をそっと机におくと
私からもさんにあるの~とカバンをガサゴソ。
駅前にある朝のうちに買っておかないと売り切れて閉まってしまう
一畳ほどの小さなパン屋さんの評判のアップルパイとのこと
 こっそり調べると中板橋のNEEDsニーズというお店みたい。
澤田屋さんは今日は配布のみにしよう。
チラリ覗くと、スライスされたりんごが艶やかにいい色味!
待ちきれなくてデスクで一口。
わぁ~、なにこれ~✨
アーモンドクリームのフィリングかな?
スライスされた焼きりんごとの相性バッチリ。
こんな美味しい味わい深いアップルパイ初めて
期間限定なんですって!
他のパンのあれこれもきっと美味しいはず!
今度行ってみよう

28日(木)は、澤田屋さんのお待ちかね栗きんとん
少しずつ口に運ぶ。
栗の自然の甘味が、その小さな一口でもぱ~っと広がる。
なんでこんなに、澤田屋さんの栗きんとんは美味しいんだろう。
本当に美味しいものは、少しでも満足感が味わえるものだなぁ。
こんなにも美味しいものを作ってくださって、ありがとうございます
おじさん! ありがとう!

29日(金)は、同じく澤田屋さんのつまごの秋柿と栗。
赤城地蔵岳の紅葉は終わりかけ、赤城自然園の紅葉はこれからと
今思うと標高が違うのだから、
同時に山と自然園との紅葉を拝もうとしたのが間違いだったこの日。
それでも爽やかな一日を送ることができたにもかかわらず
どうしても自然園の紅葉を見たい思いが断ち切れない。
つまごの秋柿と栗を、丁寧に輪切りにカットして
ひとつを口に放り込むと、やっと気持ちが落ち着く。
じっくり堪能しながら、私の秋はここにちゃんとあると実感。
美味しいものって、和やかな気持ちにさせてくれる
素晴らしい

そしてこの日は、移動販売車のLungo coffee のホットラテで
自然園の森の中で癒しの時間を過ごせた
珈琲に合ったチョコレートが2個ついて、
濃いエスプレッソにたっぷりミルクとあったけれど
このミルクがふわふわと泡立ててあってカプチーノみたいだった
自然の中であんなに美味しい珈琲をいただけるなんて
幸せだよなぁ。うんうん

秋を堪能できる、美味しいもの尽くしの1週間。
忘れないように覚書き


赤城の秋 2021

2021-10-29 23:25:01 | スポーツ

スカッと晴れ渡る秋の空。
昨年遅すぎた紅葉狩りのリベンジ…というか
赤城自然園の年間パスポートの期限が迫ってしまって💦
今年は秋が早く終わってしまいそうと、
もうそろそろではないかと訪れることに。

まずは鳥居峠で覚満淵の草紅葉を堪能し、
眺望を楽しみに八丁峠から地蔵岳へ。
遠足の子どもたちの歓声が響く山頂は、やはり素晴らしい景色。
これといった紅葉には出会えなかったけれど、
この風、この空気、この景色!
爽やかの気分でいっぱいになる。

そして赤城自然園へ。
群馬県民特別ご優待の数日間のあたり、
3回目にして初めて出会う人出。
入園後、LungoCoffeeでホットラテをまず注文。美味!
待っている間に、アサギマダラの美しい舞のお出迎えを受ける。
お目当ての紅葉にはまだほど遠く、
帰りしな受付で聞いたところ、
例年11月第1週だけれど、今年は遅れているようで2週目ぐらいではと
みんなで話しているとのこと。
年間パスポートは11/14まででちょうど頃合いだけど
もう時間が取れないだろうなぁ。

1年前から楽しみにしていた、赤城の秋はこれにて終了。
ちと残念。


柿でひと汗

2021-10-21 17:01:00 | 日々の出来事

10/8 駐車場の柿が気になってなの花のお母さんに声かけしてとりにいく。
なの花のおかあさんの渋柿はまだ青々としていたけれど、
甘柿は全部つつかれ、熟して駄目になっていた。
9/16、ずっとみてあげなかった柿2本、金柑1本、みかん1本に絡まった
蔦のような蔓がしっかりした草を、
痔の痛みに耐え、あわれ蚊の強烈な集中砲を浴びながら
全部むしり取り万全を期して待っていたのに。

そのショックが強烈に残っていて、渋柿ももう頃合いではと急に思い立ち、
今日昼休み後、馴染みの用務さんに脚立と刈込鋏を借りる。
こっそりのつもりなのにKYで、女性用務さんに
さんが柿の木を切ってくれるって!と高らかに話す
刈込鋏を手に戻ると待ち構える女性用務さん。
さんが柿の木まで切るの?と聞かれ、なの花のことなどかいつまんで話す。
  もうおじさんもいないし、そろそろこの柿の木の会も潮時かもしれない。
なの花のお母さんの娘さん夫婦は、
母が勝手に柿の木を植えて楽しみにしているけれど、
人様と土地、切ってしまった方がいいのではないかと
密かに職場のお偉いさんに問い合わせたらしく、
それをにも事情を知っているかと聞かれた今年のいつだったか。
ことの成り行きをお話し、了解も得ているけれど
そのことを知っているおじさんは今年はやはり部外者と遠慮しているのか
話を振ってもとりに来てくれない。
大木になりつつあり、実も上の方の枝になるようになって
ちっちゃいおばさん、おばあさんの二人組で、
一体どうやって対処すればいいというのだ!

おかあさんに電話してこっそり、でも脚立に刈込鋏を担いで駐車場に向かう。
脚立は小さい方を持ってきたけれど、それではやはり事足りなかった。
枝は太くなり、なかなか堅くて難儀!
脚立に乗っておかあさんの高枝鋏も駆使して
下の方のを何とか切り落としたところで
まだ青っぽいのがたくさんなので、おかあさんがまだおいといて欲しいと懇願。
としてはこっそり抜け出して来ているので
この瞬間にすべて終わらせてしまいたかったけれど
何のための柿の木かを思い出して、手を引く。
11月3日頃が目安なんですって
その頃また! ここまで来たんだから、青いのじゃなくて赤くなったのを!
その頃によいタイミングが見つけられるか正直わからない。
だけど、見つけるしかないんだよね…。

あと5分で、また職場の中がざわざわし始めるタイミングで引き上げる。
見つからないうちにと、脚立と刈込鋏を持って走って行く姿に
後ろからおかあさんの笑い声が聞こえてくる。
振り返ることもできずに、ひたすら走る。セーフ。
脚立を戻し、刈込鋏を持って席に戻ると
隣席にはいつも不在の理事が座ってる
スカートで鋏を隠しながら脇に立てかけ、
この寒いのに汗をかきかき席に着く。
手が真っ黒なのに気づき、慌てて洗いに行く。

こんなスリリングな柿とり、
もはや癒やしでなくなってきた~

 


山女日記第3弾

2021-10-17 08:09:52 | テレビ番組

2021年10月10日、私の山登りの原点にやっと足を踏み入れた。
『山女日記』(湊かなえ著)を読んで山登りがしたくなり、
ずっとずっと憧れ続けた妙高山。
半日しか時間が取れなくて大谷ヒュッテまでと
小説とはルートも違ったけれど
とうとう足を踏み入れたその喜びはどう表現していいかわからない!
翌日は小説にあった笹ヶ峰の登山口から火打山へ。
こちらも十二曲がりの1までの下見登山だったけれど、
この登山口に立てただけでも感無量 
胸がいっぱいになる。

その興奮冷めやらぬ今日、
ドラマ「山女日記3」が放送スタートとのこと
なんて絶妙なタイミング!
早く見たい! 楽しみ~


三度目の正直 富士山登頂~富士宮ルートに④

2021-10-09 15:46:56 | スポーツ

気づくと若い男性二人組が閉ざされた頂上富士館の前に座り込み、
ソロ男性が鳥居の左手で座ってもぐもぐタイム、
登頂口の向かって右手では別のソロ男性が曇天、雲海越しの景色を写真撮影。
このスポットは気づかなかったので、移動されたあと倣う。
  リーダーにJKはまだかなぁ…。
剣が峰まで歩いてみたらよかったなと思い始めたところで、お二人が登場。
改めて登頂の喜びを分かち合う。
剣が峰方面に移動し、風の中お鉢の縁付近に恐る恐る立つ。
でも風で煽られでもしたらと怖くて、
とてもとてものぞき込めるほどの距離まで行けない。
記念撮影をし、下りは最初はブル道を行こうと。
このブル道に出るまでの強風が半端なくて、
あ~っ、グレゴリーのザックカバーが飛んでいってしまったのでは?!と大騒ぎ。
リーダーにザックカバーを付け直してもらうのも
寒さに震え風も邪魔をして容易でならず、
申し訳なく急にしゃがんだら感覚のない左足の土踏まずが攣ってしまった。
ただでさえ迷惑をかけているのにそれどころじゃないと足に言い聞かせ、
カバーを付け直していただいてから、
頼むよ~と風を受けぬよう低姿勢でそろりそろりとブル道に出る。
あそこが剣が峰ですよ。と指さされたのはテレビ塔のようなところ。
あの向こうだと思っていた剣が峰、あそこなら行けたかも…時既に遅し(T_T)

記録によると三島岳に14:25。
ここから九合五勺の胸突山荘までのブル道は今思い出しても命懸け。
強風にあおられ、何度も飛ばされそうになる。
リーダーを先頭にJK、ととにかく3人くっついて歩くことと指示が出る。
とはいってもくっつきすぎても万一転んだらお互いが巻き添えを食うしと
少し距離を取るとリーダーに叱られる。
こういう時はひとつの盾になって歩いた方が安全だと。
そこでリーダーのポールとのポールを1本の棒のようにしてそれぞれが右手に持ち、
ムカデ競争のように降りていった。
JKの足を踏んでしまわないかドキドキしつつも、
時々こっそりと離脱してケロッとしているJKに助けられ、
足並みを揃え転ばないようにと全神経を集中して、何とか強風ポイントを通過。
九合五勺胸突山荘に14:44着。

ここから正規ルートに入れるところけれどどうしようかと相談。
ブル道でと希望し九合目万年雪山荘を目指す。14:49発。
道々あの曲がり角までとランニングの指示を受けて走っては休憩するJK。
一定のペースで黙々と下る私
そんなことを繰り返しながら九合目に到着したのは15:18。
できるならばこのままブル道でと申し出てみる。
あの登りを下っていくとなると、足も疲れてもたつくし、
下りの苦手は私にはとっても時間がかかってしまうからと。
リーダーもここから先はのブル道はお初とのことだったけれど
の気持ちを汲んでくれた。
歩いてみると、八合目を経由することなくかなりかなりの大回り。
右手に正規ルートが見え、左手前方には宝永山の美しい姿。
リーダーは今度は宝永山経由で登頂してみたいと夢、いやいや予定が膨らむ。
そのお仲間に入れてもらいたいような、でも歩ききれるか不安だったり、
声もかかっていないのに、もまた妄想の世界。

元祖七合目山口山荘を15:51通過。ここから正規ルートは左手に。
新七合目御来光山荘を16:08通過。
少しずつ夕暮れが始まろうかという頃合い、戻れれば正規ルートにの雰囲気も漂い始めたが
正規ルートを捉えることもできない。
駐車場にはほとんど車がないのが見える。
けれどこのブル道があとどのくらいかは見当もつかない。
途中、1枚脱ぎ、みんなでアーモンドチョコタイム。
頭が痛かったらしいJKも高山病だからと下りていけば治るよと励まされている。
逆に私は、頭が痛くなってきたような…。
手に届きにくいペットボトルはここで諦め、パウチのソルティライチを腰ベルトの大きなポケットに入れる。
これで歩きながらの水分補給も大丈夫。
ブル道からルートに入り込み、左手を見るとあれっ?!六合目の雲海荘あり。
新六合目を16:50通過。
足を前に出しさえすれば勝手に進んだような長い長いブル道から
急に軽いジャブのようでも登山道に戻り、面白いぐらい減速になってしまう。
富士の宮口5合目着、17:00。
トイレに立ち寄り、行きに支払えなかった分もまとめて400円を投入。
朝先に一人歩き出した富士山表口五合目標高2400Mの看板の前から
富士山を改めて仰ぎ見る、17:09。
  登って下りて、私はとうとうやりきった! 
  本当にあのてっぺんに登ってきたんだ!
こんな達成感、久しく味わったことがない。
ありがとう! ありがとう!
今日のすべてに感謝、深く深く感謝!

車に乗り込み、リーダーがゆでてきてくれたとうもろこしを食べる。
美味しい。
二人が靴を洗ったり何だりをしている間に、
残りの最後のおにぎりを食べちゃおうと一口入れた途端、何とも言えない違和感。
  何か気持ち悪いかも…頭も痛いかも…。
下りてきたのに、この感じ。熱中症のような感じ。
車の中では申し訳ないが目をつむり、いつの間にか眠りこける。
温泉のあるサービスエリアでひとっ風呂浴びようとリーダーは楽しみにされていたのに
そのサービスエリアで結局嘔吐。
まっすぐ帰りましょうとなる(T_T)
とにかく、水分補給は大事大事。これからの教訓だ。

 

今も時折、3人のグループラインにリーダーからは富士山だよりが届く。
また登りたくなるように、あの感動を忘れないように。
有難いことだ。
そういえば、JKがブル道で言っていた。
下山はじめのところから剣が峰までほんのわずかだったのに、
さん、行けたと思うんですけど…。
それに対してリーダーは、剣が峰を残しておいた方がまた登らなくちゃならなくなるからって。
そして後日送られてきたのは、剣が峰からのお鉢の中がばっちり見える写真。
剣が峰からだったらあのお鉢の中が見られたのか!!
また登るか。どうするか。悩みどころだ。
それにしても、この富士登山で1ミリも筋肉痛が出なかったのが不思議でならない。

    富士山登頂記 これにて終了。
    長々とお付き合いいただきありがとうございました


三度目の正直 富士山登頂~富士宮ルートにて③

2021-10-07 14:07:35 | スポーツ

11:57池田館を出発。コースは違えど、ここから先は未経験ゾーン。
自分のペースで大きく大きく呼吸しながら一歩一歩足を前に出す。
スーパーボランティアさんのような雰囲気を醸し出す男性が
追い抜きざまに、頑張れ!と声をかけてくださる。
富士山をおそらく何度も登頂されているのであろう、
一歩一歩を丁寧に、確実に、一定のペースで繰り出すさまを思わずじっと見つめる。
同じように歩いてみるも、少しずつ、でも確実に離れていって、
ゆっくりと見せて実はそうでもないことに気づく。
辛いなぁと思いながら登っていると、小屋でただ待つにはあまりにも寒すぎて
トレーニングと称して二人がお迎えに来てくれた。
そのままJKはしばし降りていき、私は上を目指す。
九合目萬年雪山荘、12:33着。おにぎりの残りを食べたような。
レインウェアを上だけ羽織る。
バフの上から帽子を被り、
レインウェアで頭を覆えばあたたかいし先のようなストレスもない。
アーモンドチョコレートを配布。二人とも大喜び!
雲海の合間からわずかながら下界が見えるけれど、
雲海の上はさらに厚い雲が空を覆い、
あれが駿河湾と言われても陸と海の境目がよくわからない。

九合目萬年雪山荘、12:41出発。
振り返るとここから九合五勺までが一番辛かったかも。
足が重くて前に出ない。左足の靴の中が寒さで感覚がなくなってくる。
寒くならないように足を動かし続けなくちゃと思うけれど、
それでも前に出す一歩の重いこと重いこと。
九合五勺胸突山荘に13:08にたどり着いたときの動画をリーダーが撮ってくれていたが
アポロが月面着陸した時の宇宙飛行士のような足取りだった。
小屋前の平地を歩くのもポテポテといった有様で、完全にポールに頼っている。
顔はかろうじて笑ってはいるものの、体は既に疲労困憊だ。
ここで休みすぎると歩けなくなる。
そういえば、ここまで一度も座って休憩していない。よく頑張っているよ!
九合目では剣が峰も行こう!と声がかかったけれど、雪もちらつき始めた中
山頂で寒さに凍えて待たせるわけにもいかない。
剣が峰は行かないことを告げ、
山頂に着いたら私を待たずにそのまま剣が峰へ行ってもらい、
二人が折り返した後の山頂で待ち合わせとした。

13:17、二人より先に胸突山荘から出発。
あと一踏ん張り! ここまで来たらもう絶対登頂するぞ!
相変わらず宇宙飛行士だけど、折り返し下山されたスーパーボランティア風さんに
すれ違いざま、辛いねぇ。辛いねぇ。頑張れ~と、共感と励ましをいただく。
どこに消えてしまったのか、他には誰にも会わなかった。
登山道の鳥居をくぐり、あ~これは頂上が近いなぁとまだ山頂でないのに既に感無量。
  そしてそして、富士の宮口頂上! 13:53。
分かち合う人がいないと、こんなにも響かないものなのか。
それとも雪がちらつく中、寒さでよくわからなくなっているのか。
曇天でも360度視界が広がっていると思っていたのに、そういう場所でもなかったからか…。
誰もいない、独りぼっちの富士山山頂。
でもじわじわとこみ上げてくるものもあって…
  私はやったんだ!登り切ったんだ!
日本一高い山を独り占めしてるなんて、こんな贅沢はないんじゃない?!

お鉢の中をのぞき込めるものと思っていたけれど
あとからGPS記録でわかった駒ヶ岳方面に行ってもそれは叶わなかったので
おにぎりを食べることにする。
神社が見えて、その向こうの頂きに写真撮影している男性をひとり発見。
その彼もほどなくしてこちらに向かってきたものの御殿場ルートから下山して行ってしまった。
待てども誰も現れず、寒さ対策にマウントパーカーを追加で着込んだところで
どこからともなくひとり二人と人が現れ始めた。