自然コレクション

秋田の田舎暮らし!
アウトドアー生活を紹介します。

アイコの冷凍保存はどうか

2022年09月16日 07時42分00秒 | 山菜

アイコは、学名をミヤマイラクサと言います。山形では訛って”エーダケ”とも呼ばれるそうだ。刺の古語を”いら(刺)”と言ったのでイラクサ(刺草)。その名の通り、茎や葉にはトゲが生えていて、素手で触るとかなり痛い。茎皮は繊維の材料になっていたというが、麻よりもかたくて積みにくいものだそうだ。

約200年前に米沢藩が度重なる飢饉の救済策として作った食の手引書『かてもの』には深山蕁麻(イラクサの漢名)と記述され、「さっと茹でて食べるか、カテ物として食べる。」とあり、この時代には既に食されていたと確認できる。秋田ではアイコは人気のある山菜である。

 以前塩蔵した事があるが、長期保存が効くがアイコの風味は微塵もない。蕨などは塩蔵でもおいしいのに残念だ。アイコは冷凍保存は向かないという記事があったがあえて茹でて3cmほどにカットしたものを氷漬けで凍らせてみた。



流水で解凍してみたが、思いの外綺麗に保存されている。



シャキシャキ感は少しなくなったが、辛子醤油で美味しく食べる事ができた。味噌汁だと採りたてとほぼ変わらない。アイコは冷凍保存ありです。

来年はもう少し沢山冷凍します。

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