のーりーの茶の湯日記

茶道教室を開催する傍ら、関連する勉強を通して感じたことを記します。

2024.06.08のお稽古(小習)

2024-06-08 21:08:47 | 茶道

花 夏椿(沙羅)・河原撫子・大紫露草

花入 萩焼瓢掛花入

 今日は先週特別稽古で使用した台子を使って、小習のお稽古です。

 ● 台子初炭手前

羽 姉羽鶴

香合 筏に笹香合

棗 鵬雲斎好寿輪棗の写し

  (鵬雲斎が結婚した際の引き物として制作された)

皆具 萩焼

 ● 台子濃茶点前

 ● 続き薄茶

干菓子 姫ゆかり(坂角)・遊びかん(風流堂)・秋田諸越

菓子器 籐編み春慶塗丸盆

茶入 萩の肩衝

茶杓 六閑斎写し

仕覆 伊予簾

薄器 寿輪棗

 ● 台子薄茶点前

薄茶では、柄杓を構えて釜の蓋を開け閉めできます。

皆さんが帰った後には沙羅がひらきました。

夜には落ちていました。

庭には、毎日落ちる沙羅のはなが沢山で、拾うのが一仕事です。

 4日(火)に三井記念美術館に行って来ました。

利休・織部・遠州にゆかりの茶道具や美術品が集められ、見ごたえのある内容でした。


大学のお稽古(2024.06.06)

2024-06-08 19:09:57 | 茶道

花 九蓋草(くがいそう)・河原撫子・山紫陽花・大紫露草・白山女郎花

  蓋は、網傘を数える単位だそうで五枚の輪生葉が九重に生えているので、網傘を重ねた様に見えることからの名だそうです。

 大学のサークル活動です。

菓子 四葩(よひら)紫陽花の別名です。

 ● 薄茶棚点前

茶杓を取って、「お菓子をどうぞ」

拝見に出した後、棗を飾って茶杓を持って帰ります。

 ● 薄茶運び点前

棗を清めて次に茶杓を清めます。

湯を茶碗に入れる際に、柄杓の合が茶碗に入らないようにする。

丁度良い高さから入れています

 ●薄茶運び点前

棗を清めます。

柄杓の高さが理想的です。

替え茶碗で点てます。

 ● 盆略点前

今日は9名が参加予定でしたが、都合で3名が欠席です。

空いた時間に2回目のお稽古が出来て、「ラッキー」だそうです。

 見学者が5名来てくれました。

1、2年生大歓迎です。

入部してくれると良いですね!

 

 

 

 


2024.06.01のお稽古(特別稽古)

2024-06-02 12:58:22 | 茶道

 今日は特別稽古です。

社中の一人が、大円の真・真の行・正引次の許状が届きましたので利休像と三具足を飾ってお渡ししました。

 花 縞葦・山紫陽花

おめでとうございます。

来年はいよいよ茶名の申請が出来ます。

大学で出会ってから、就職後も自宅に通って下さり、熱心に精進を重ねた結果です。

 待合の短冊 「山翠添新雨」(さんすい しんうをそう)

花 虎の尾・河原撫

 ● 席入りをします。

 ● 真の初炭手前

真台子・眉風炉・唐銅の皆具・柄杓(差し通し)・鳥頭火箸

茶入(利休丸壺)・仕覆(藤種緞子)・若狭盆・羽箒(両羽)・香合(堆朱)

初炭手前の後、「真の行台子」「大円の真台子」です。

七種の菓子を縁高に。

指出の磯(虎屋)・ちとせ(森八)・舞の華(源吉兆庵)・キウイ・かつら川鮎(鼓月)・陸の宝珠(源吉兆)・ユズ饅頭(鼓月)

左上から時計回りに

真の点前は私自身も経験が少なく、まだまだ修行中です。

 前日に船橋で茶会があり、大学生三人を伴って行って来ました。

濃茶席・薄茶席各一席でしたが、学生にとっては初めての体験でしたので良い勉強になったようです。

その帰りに菓子を求めにデパートに寄ったのですが、三人の学生たちも一緒に選んでくれました。

お疲れ様でした。


2024.05.25のお稽古(花月)

2024-05-25 16:16:08 | 茶道

花 雪の下・河原撫子・未央柳・山紫陽花・下野

 自宅の稽古です。

先月の花月は休みの人が居たので、軸荘付花月と結び帛紗花月を再度行います。

 ●濃茶付花月

菓子 水饅頭(渦)

水屋で花月札と菓子を取り回し、菓子を頂き役を決めます。

月が濃茶を練ります。(五人分)

五人分の濃茶を練ることは、この時しか練れませんので皆が経験できるようにしたいと思います。

一の花が薄器を清めて薄茶を点てます。

二の花は茶入れと薄器を入れ替えます。

三の花は仕舞花になりますので、最後に

拝見に出します。

 ●軸荘付花月

月に当たった人は軸を掛けます。

客は順次軸を拝見します。

薄茶三服点てます。

 ●結び帛紗花月(付きもの花月では無い)

亭主の帛紗を使用するので、客は帛紗を腰に付けない。

後は平花月に準ずる。

 ●軸荘の割り稽古

 花月終了後に軸荘の割稽古をする。

巻緒、巻紙、風袋の扱いがなかなか身につかない(-_-;)

小習を来月いたしましょう。


大学のお稽古(2024.05.23)

2024-05-24 20:21:35 | 茶道

大分蒸し暑くなってきました。

大学のサークル活動のお稽古です。

花 下野・オトギリソウ・姫ヒオウギ・大紫露草・小葉のズイナ

菓子 上用饅頭(織部饅頭)

 ●薄茶運び点前

毎週の稽古で少しずつ体が動きを覚え始めました。

正しく「継続は力なり」です。

膝に置いた手の位置、道具の位置等よく出来ました。

「お菓子をどうぞ」

今日は調子が悪いそうです。

今日は浴衣に着替えておけいこです。

気合が入っています。

引き柄杓、ちゃんと親指の先が切り止めを通っています。

納め方も完璧です。

替え茶碗でお仕舞です。

拝見に出す。

客付きは貴人畳の角を狙います。

居前に戻る時は、膝がしらを押さえる。

風炉の居前にも慣れてきました。

稽古を始めてまだ半年ですが、練習の成果が表れています。

高校では表千家でしたが、下地があるのか裏千家の点前もすぐにマスターします。

拝見もしてみました。

 今日は入門・小習・茶箱点の許状申請書を預かりました。

希望者のみですが早速京都に申請します。

10人の学生が何とか稽古をすることが出来ました。

先輩は、後輩の指導をすることでさらに確認ができ、良い勉強になると思います。

今月の稽古は終わりです。