のーりーの茶の湯日記

茶道教室を開催する傍ら、関連する勉強を通して感じたことを記します。

2024.05.25のお稽古(花月)

2024-05-25 16:16:08 | 茶道

花 雪の下・河原撫子・未央柳・山紫陽花・下野

 自宅の稽古です。

先月の花月は休みの人が居たので、軸荘付花月と結び帛紗花月を再度行います。

 ●濃茶付花月

菓子 水饅頭(渦)

水屋で花月札と菓子を取り回し、菓子を頂き役を決めます。

月が濃茶を練ります。(五人分)

五人分の濃茶を練ることは、この時しか練れませんので皆が経験できるようにしたいと思います。

一の花が薄器を清めて薄茶を点てます。

二の花は茶入れと薄器を入れ替えます。

三の花は仕舞花になりますので、最後に

拝見に出します。

 ●軸荘付花月

月に当たった人は軸を掛けます。

客は順次軸を拝見します。

薄茶三服点てます。

 ●結び帛紗花月(付きもの花月では無い)

亭主の帛紗を使用するので、客は帛紗を腰に付けない。

後は平花月に準ずる。

 ●軸荘の割り稽古

 花月終了後に軸荘の割稽古をする。

巻緒、巻紙、風袋の扱いがなかなか身につかない(-_-;)

小習を来月いたしましょう。


大学のお稽古(2024.05.23)

2024-05-24 20:21:35 | 茶道

大分蒸し暑くなってきました。

大学のサークル活動のお稽古です。

花 下野・オトギリソウ・姫ヒオウギ・大紫露草・小葉のズイナ

菓子 上用饅頭(織部饅頭)

 ●薄茶運び点前

毎週の稽古で少しずつ体が動きを覚え始めました。

正しく「継続は力なり」です。

膝に置いた手の位置、道具の位置等よく出来ました。

「お菓子をどうぞ」

今日は調子が悪いそうです。

今日は浴衣に着替えておけいこです。

気合が入っています。

引き柄杓、ちゃんと親指の先が切り止めを通っています。

納め方も完璧です。

替え茶碗でお仕舞です。

拝見に出す。

客付きは貴人畳の角を狙います。

居前に戻る時は、膝がしらを押さえる。

風炉の居前にも慣れてきました。

稽古を始めてまだ半年ですが、練習の成果が表れています。

高校では表千家でしたが、下地があるのか裏千家の点前もすぐにマスターします。

拝見もしてみました。

 今日は入門・小習・茶箱点の許状申請書を預かりました。

希望者のみですが早速京都に申請します。

10人の学生が何とか稽古をすることが出来ました。

先輩は、後輩の指導をすることでさらに確認ができ、良い勉強になると思います。

今月の稽古は終わりです。

 

 


2024.05.18のお稽古(四カ伝)

2024-05-18 17:07:14 | 茶道

花 大紫露草・下野・河原撫子・白山女郎花・小葉のズイナ

花入 籠花入れ

 夏日になりそうな一日、自宅での稽古です。

今日は四カ伝の後、後炭手前・小習と続きます。

● 四か伝

 唐物(K) 和巾(I) 茶通箱(o)

● 後炭手前

手前座

初掃き

水次は右手で持ちだす。

 ● 薄茶棚点前

干菓子 海老煎餅・みすず飴

菓子器 桐木地六瓢透かし四方盆

棚 更好棚

水指 御本

薄器 甲赤棗(常叟好み)

建水 槍の鞘

蓋置 駅鈴

茶碗 紫陽花絵

 炉と風炉の違いを確認しながらの点前になります。

全ての所作に理由があることを理解しましょう。

なぜ?と考えることが大切です。

 お隣さんが明日の誕生日祝いにと、練りきりのお菓子と花束を届けてくれました。

感謝です。

折角届けて頂いたお菓子の写真を撮り忘れました。(´;ω;`)

 


大学の稽古(2021.05.16)

2024-05-17 14:20:16 | 茶道

雨は上がりましたが、湿った風が強い一日です。

大学の茶道愛好会の稽古に行って来ました。

頼まれていた稽古道具一式(六人分)が京都から届きました。

茶花と大荷物を持って車で出かける。

 花 大紫露草・雪の下・下野・白山女郎花・小葉のズイナ

 花入 竹かご弦付き

床 「行雲流水」

 <雲も水も一か所に留まることなく、自在に場所や形を変え行く様子から、一所不在で諸国を行脚する禅の修行僧の在り方を言う。

禅の修行僧を「雲水」と称するのはこれに由来する。

無心で執着の無い無碍自在(むげじざい)な心境や生き方を言う。

最も有名な禅語の一つであるとともに、茶人の目指す境地でもあり、茶席でも季節を問わず良く見かける。

(茶席の禅語大辞典より)>

コツを掴んだそうです(笑)

●盆略点前

やっと通しで稽古が出来ました。

サウスポーですが頑張っています。

 稽古終わりにサプライズがあり、ビックリしました。

19日が私の81歳の誕生日だということを覚えていて、素敵なプレゼントを頂きました。

大感激です。嬉しいですね~

 ブリザードフラワーです。

回を重ねるごとに、先輩から後輩に引き継がれていくのが楽しみです。

優しく後輩を指導している先輩に感謝しています。


2024.05..11のお稽古(小習)

2024-05-11 16:17:35 | 茶道

 

 

花 小葉のズイナ・利休梅・大紫露草

花入 末広籠

 初風炉を迎えました。

先週のGWは、炉の道具を仕舞い風炉の道具を出しました。

風炉の胴炭が切れていたので慌てて注文するも、GW明けでなければ届かずギリギリ8日に届きました。

9日は大学の稽古のため、昨日胴炭と丸ギッチョを洗って間に合わせることが出来ました。

点検ミスです。

床 「日日是好日」(にちにち これ こうにち)

 ●初炭手前

眉風炉・腰霰筒釜(敬典作)・羽(島梟)

道具を下ろす。

釜を引いて炭をつぐ。

香合を拝見に出し、釜を掛ける。

寿朱香合

 ●濃茶運び点前

水指 萩

主菓子 練り切り(杜若)

湯を汲んで茶筅通し

茶筅通しをして茶碗を清めたら

茶巾は釜の蓋の上に移動します。

茶を入れた後に水指の蓋を開ける為です。

風炉では前水を入れて茶を練ります。

 ●薄茶運び点前

干菓子 ちんすこう・二人静

茶碗・薄器を置き合わせます。

茶碗 京焼花菖蒲絵

仕舞付けは中仕舞(膝前に)

 ●続き薄茶

拝見に出した道具が戻ったところ

茶入 瀬戸の肩付

茶杓 不見斎常叟(写し)銘青風

仕覆 荒磯緞子

薄器 常叟好みの甲赤棗(二引きで清める)

使われなかった花

 「稽古とは 一より習い十を知り 十より返る 元のその一」

今日は、基本の稽古です。

基本が一番難しいです。