のーりーの茶の湯日記

茶道教室を開催する傍ら、関連する勉強を通して感じたことを記します。

大学のお稽古(2024.05.09)

2024-05-10 20:47:38 | 茶道

五月、初風炉を迎えました。

大学の稽古は、経験者が2名しか居ません。

ほとんどが割稽古です。一人一人に丁寧に向き合えないのが悩みです。

●風炉薄茶運び点前

道具の位置と居前をしっかり覚えます。

手首の力が抜けて茶筅が上手に振れるようになりました。

柄杓の扱いが炉とは違い難しくなります。

 置き柄杓(湯を汲んだ時)

 切り柄杓(お茶を点てる時)

 取り柄杓(水を汲むとき)

 引き柄杓(水を汲んだ後)

特に引き柄杓は繰り返しの練習で習得できます。

菓子 「かきつばた」

 ころも

 つつなれにし

 ましあれば

 るばるきぬる

 をしぞ思う

伊勢物語の東下りに出てくる和歌です。

カ・キ・ツ・バ・タを読み込んでいます。

こんなことも一緒に覚えて、道具組などに工夫をするのも楽しいです。

●鏡柄杓

基本の姿勢です。

点前の順序は、入門から奥伝まで変わらず、道具を清めてお茶を点て、仕舞付けるということです。

一心不乱に美味しいお茶を点てたいとの気持ちが伝わってきます。

置き柄杓

ン?どうしましたって感じ!

いつも完璧なのに珍しいです。

引き柄杓は、親指の先が柄杓の切り止めを通ります。

●盆略点前

茶室の電源が切れてしまって、コンセントが使えず、自宅から延長コードを持って行ったのですが足りなかったみたい。

直してほしいな!

 稽古道具を揃えたいというので、希望を取りまとめて注文します。

 入門小習の許状の申請も希望者のみ行うなど、稽古後も何かと忙しくなりました。

 



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