のーりーの茶の湯日記

茶道教室を開催する傍ら、関連する勉強を通して感じたことを記します。

2024.01.27のお稽古(四カ伝)

2024-01-28 13:19:14 | 茶道

花 白玉椿・曙椿・蠟梅

花入 青磁砧

四カ伝

更好棚にて茶通箱(I)

唐物(O)

台天目(K)

四カ伝の菓子(三種用意するのが決まりです)

練り切り(紅梅)・二色団子・苺

 四カ伝の稽古の後は、長板総飾りの後炭手前です。

薄茶

干支茶碗に一位の一刀彫の茶杓

皆具 萩城山釜(金子信彦造)

織部の辰絵茶碗に師の自作茶杓

玄々斎好みの曙棗

薄茶 見事に点てられています。

薄茶点前です。

奈良絵の茶碗(昭山造)

薄茶、いただきました。美味しかったです。

 干菓子 蕎麦板・くす玉・生外郎(写真を撮り忘れました)

長板の稽古も今日が最後です。

来月は極寒の点前を準備します。

一か月毎に趣向を変える準備をしようと思っていると、あっという間に一年が過ぎてしまいますね・


関東第一地区の初茶会

2024-01-21 20:16:44 | 茶道

日曜日、五年ぶりに淡交会の地区初茶会に行って来ました。

午後の部でしたので、祝膳席から入ります。

辻留の点心

美味しくいただきました。

椀物

鶉入り粟麩饅頭・うぐいす菜・短冊人参・へぎ柚子

立礼席の干菓子

昇竜・千代結(鶴屋八幡製)

立礼席は御園棚による点前です。

写真は撮影が憚れましたのでありませんが、新年にふさわしい逸品揃いの道具組でした。

青年部席

先輩達の創作による棚・釜等を使って斬新な席を演出する青年部席は毎年楽しみです。

開運堂の真味糖ですが、生でした。

初めての食感。

その後、濃茶席、薄茶席と入り学校茶道の香煎席にも入ってすべての席を堪能しました。

濃茶席・薄茶席共初めて出会えた数々の逸品に、感動と勉強をさせていただきました。

幹事の皆様のご苦労に感謝です。

初茶会で全席を網羅したのは初めてでした。

 至福の時を過ごした一日でした。

 

 


2024.01.13のお稽古(小習)

2024-01-14 19:39:26 | 孫情報

花 白玉・蝋梅

花入 唐銅鶴首

炭手前を省略しましたので、香合を床に。

糸巻香合 萩城山釜(金子信彦造)

菓子 練り切り「老松」

長板総飾りの点前座。

萩城山釜の皆具(金子信彦造)

濃茶を練った茶筅は、引き抜いた後にすぐに茶筅を立てると垂れないで置くことが出来ます。

服加減を聞いて、中仕舞をしたところ。

飾り火箸は風炉先と敷板の中間に置きましょう。

茶入と茶筅は長板の中央です。

干菓子 塩ちんすこう・和三盆(紅白梅)

薄茶 辰年干支茶碗(美濃焼藤山釜)

棗 玄々斎好み曙棗

茶杓 一位の一刀彫

長板総飾りの点前を薄茶、濃茶をその違いを確認しつつ稽古します。

 午前中は晴れの良い天気でしたが、午後から曇り出したので、大急ぎで帰っていただきました。

直後に雨に、夕方には雪が降りだし、急激に冷えてきました。

 

 翌日(日曜日)の昼頃、中三の孫が発熱したと連絡がありました。

両親ともに仕事に出かけてしまって、病院に連れて行ってほしいと。

何とか休日に診療している病院を探して、発熱外来を受診しましたが

幸いコロナ・インフルエンザともに陰性だったのでホットしました。

高校受験を目の前にして、本人も不安そうでしたが、服薬して安静にしていれば何とか間に合いそうです。

陽性だったら5日間は外出禁止だそうで、受験には行けないところでした。

この時期は、親も婆も心配が続きます。

 


大学のお稽古(2024.01.11)

2024-01-12 15:44:32 | 茶道

軸 「紅炉i一点の雪」

花 昭和侘助

花入 織部耳付

今年初めてのお稽古ですので、花びら餅を用意しました。

炉の平点前

三か月で盆略点前を卒業しました。

お祖母様の形見のお着物だそうです。

居前もきまっています。

薄茶も上手に点てることが出来ました。

盆略点前の点前座

盆略点前がスムーズに出来るようになりました。

足の運びも迷いが無くなりました。。

熱心な稽古が実りつつあります。

しかし、この後テストがあるためしばらくお休みになります。

 準備から後片付けまでの流れも身についてきて、当初は何も分からなかった部員たちも学園祭での呈茶を目標に頑張っています。

 

 


2024.01.06のお稽古(初稽古)

2024-01-06 17:02:40 | 茶道

明けましておめでとうございます。

元旦早々、北陸地方の大災害のニュースでびっくりしました。

翌日には羽田空港の大事故です。

大変な年明けになってしまいました。

 今日は初稽古です。

例年ですと、懐石料理を作って茶事の準備をして、正午の茶事を稽古します。

しかし、今年はお弁当を購入して、お雑煮とお造りを用意をして省エネの稽古茶事です。

軸 「歩歩是道場」(ほほ これ どうじょう)

  鵬雲斎玄室大宗匠の筆

昨年百歳になって尚お元気な大宗匠にあやかって、今年も常に勉強という軸の言葉を実践したいと思います。

待合の短冊 「千年の翠」

画 若松

花 西王母(せいおうぼ)椿

   中国神話に出てくる仙女の名。

花入 魚耳青磁(真)

長板総飾りの点前座

皆具 金襴手

初炭手前の後、食事と菓子をいただき中立となる。

菓子 花びら餅

中入り後、重ね茶碗にて濃茶を師が練って全員でいただきます。

後炭は省略。

薄茶は菓子付き花月です。

皆さん正月らしく着物も華やかに、稽古始めを楽しみました。