のーりーの茶の湯日記

茶道教室を開催する傍ら、関連する勉強を通して感じたことを記します。

2021.08.28のお稽古

2021-08-30 10:30:31 | 茶道
猛暑の中、茶箱最後の稽古です。



花が不足してますが、何とか入れられました。(お弟子さんが入れます)
木槿・露草・エノコログサを宗全籠に。


残りを玄関に
秋海棠・キバナコスモスを備前の耳付きに。

和敬点(H)雪点前(I)月点前(K)
色紙点前(全員)


和敬点
一四代淡々斎考案。
古帛紗は使用しない。拝見なしの二服点です。



色紙点。籠の中を全部出して、籠・建水を進めたところです。
籠の上の帛紗は左手で取り置きします。


一服目を出す。



薄器の拝見と諸道具の拝見です。
薄器・薬器、茶杓・芋頭、御所籠(和田麟司)、茶巾箱・桐、古帛紗(海松波金襴・雲鶴緞子・塩瀬)


お菓子は、「六人衆」〔千住喜多屋〕ぶれてます。

道具の拝見なしも全員が経験し、最後に茶箱付き花月をして終わります。
お疲れさまでした。

集中的に茶箱を稽古して、共通点がはっきりしました。
〇 道具を置く場所を清める。
〇 茶杓を出し、振り出しを出して総礼。
〇 中身をすべて所定の場所に出したら、箱(籠)・建水を進めて居ずまいを正す。(卯の花・和敬は茶筅、茶巾は使い取りなので入っている状態で進めます)
〇 雪点前と色紙点前は、拝見に出した後の帛紗をはたいて手前に折って懐中します。(仮置きの場所がない)
点前毎の微妙な違いは、繰り返しの稽古で整理できるでしょう。




2021.08.21のお稽古

2021-08-25 00:10:11 | 茶道
降り続いた雨もどうにか上がりましたが、過去最多を更新し続けるコロナの感染者数に怯えながらのお稽古です。


芙蓉を入れてくれました。
雲鶴青磁の鶴首に、一輪だけすっと入れてもらったのに、水揚げがいまいちね、などと私が余計なことをしたため、こんな姿になってしまいました。

今回も茶箱の稽古です。

花点前・月点前(I)
花点前・月点前(H)
和敬点・雪点前(K)


月点前


花点前


残った花を玄関に。
早朝に切った花は元気です。



皆さんが持ってらした茶箱、全部広げて乾燥させます。





2021.08.07のお稽古

2021-08-07 19:43:07 | 茶道
七月の稽古が終わり、盛夏に使う道具を仕舞います。
一年に一回だけの登場ですが、涼を演出してくれます。
また、来年よろしくです。



今月の稽古は、悩ましかったのですが茶箱をする機会がこの時期しかないので、夏休みを返上しました。
皆さんも、稽古が休みだとダラダラしちゃって、とのことです。



少ない花の中から、上手に選んでくれました。
花  宗旦木槿・秋海棠・木賊(砥草)
花入れ 末広籠



菓子  練り切り「花火」・生菓子「塩どら焼」(金沢 諸江屋)
    花火大会はどこも中止で、せめてお菓子で気分を味わいます。
振り出しの菓子は、金平糖以外の菓子を色々(探すのも楽しみ)



卯の花点前
玄々斎考案です。
茶箱は皆さんお持ちなので、ご自分の茶箱を使います。
桐蒔絵の鮮やかな茶箱です。
棗、茶筅筒も共で、茶碗・振り出し・茶巾筒は京焼の秋草絵です。



雪点前
玄々斎創案の雪月花の一つです。

他に「和敬点」・「花点前」でした。
台風の影響で雨が降り始め、早々に帰ります。