まさに、驕る中国、ひさしからず。
ここ数年・数十年の軍備拡張。何を目的をしてのことか? 対ロシア、アメリカ・・・でも冷戦が終了に、どう考えても、中国を侵略しようと思っている国など存在せず。
ましてや、空母を持つことなど、なんの必要があるのか?
最近の中国の行動をみていると、まさに、驕る中国、久しからず・・・・・世界中で、一番、嫌いな国、ナンバーワンでしょう。
パスポートの問題も、もし、かかわりあいある国が、異議申し立てしなければ、既成事実になる可能性もあるわけで、異議申し立てしないといけないことに。中国の理屈では。
○ 中国新パスポートの地図で物議 インド、ベトナムがビザで「対抗措置」- J-CAST(2012年11月27日18時53分)
中国が新たに発行を始めたICパスポートが、周辺諸国と火種になっている。パスポートに印刷された地図では、他国と領有権を争っている地域についても中国領であるかのように描かれているからだ。周辺諸国は反発を強めており、ベトナムのように「ビザのスタンプをパスポートに押さない」といった対抗措置を始めている国もある。
地図に尖閣諸島は確認できず
新パスポートの発行が始まったのは2012年5月だが、ここ数週間、パスポートのデザインをめぐって波紋が広がっている。南沙諸島(スプラトリー諸島)をはじめとする南シナ海の島々はフィリピン、マレーシア、ブルネイ、ベトナム、台湾が領有権を主張している。ところが、新しいパスポートでは、これらの島々が全て中国領であるかのように描かれているのだ。なお、パスポートの地図では、沖縄県の尖閣諸島など東シナ海の島々は確認できない。
ベトナムは、地図のデザインの撤回を中国に求めるともに、パスポートにベトナムのビザのスタンプを押すことをやめる運用を始めた。ベトナム国内で「ビザのスタンプを押すことは、中国の領有権を認めることになる」という指摘が出ていたためだ。
ただし、中国はベトナムにとって最大の貿易相手国で、中国からベトナムへの観光客も増加を続けていることもあり、強硬姿勢に出るのが難しい。そのため、ビザはパスポート以外の別の紙にスタンプを押すという対応をしている。
フィリピンも、在マニラの中国大使館に抗議している。フィリピンは、現時点では特段の対抗措置は行っていないが、外務省は11月26日の時点で「違った方法を検討している」と、近いうちに何らかの措置を行う可能性を示唆している。
中国外務省は「特定の国を念頭に置いたものではない」
それ以外にもインドが、北東部のアルナチャルプラデシュ州とカシミール地域のアクアシチン地域(中国が実効支配)がパスポートの地図に含まれていることについて「受け入れられない」と反発。中国人に対して発行するビザには、デザインの中にインド側が主張する地図を入れるようになった。
中国外務省の華春瑩副報道局長は、
「国際的な基準に合致した電子パスポートのデザインは、特定の国を念頭に置いたものではない。関係諸国は、中国と他国との通常の人員往来に支障が出ることがないように、理性的で合理的な対応をしてほしい」
★自分は、反日暴動・デモ、不買運動・・・他の国には冷静に対応してほしい・・・・とあいかわらず、自分勝手な理屈。
○中国新旅券に押印せず=ベトナム- 時事通信(2012年11月26日20時43分)
【ハノイ時事】ベトナム北部クアンニン省の国境検問所は、南シナ海の大部分を中国領と記載した中国の新パスポート(旅券)の査証ページにスタンプを押さず、代わりに査証シートの発行を始めた。地元メディアが26日伝えた。押印により間接的に中国の領有権主張を認めることを避ける狙いがあるとみられる。
中国空母、艦載機の発着艦試験に成功- AFPBB News(2012年11月26日18時11分)
○【11月26日 AFP=時事】中国国防省は25日、同国海軍初の空母「遼寧(Liaoning)」での艦載機「殲15(J-15)」の発着艦試験にこのほど成功したと発表した。
中国中央テレビ局(CCTV)は、空母の甲板に着艦し、着艦フックをワイヤーに引っ掛けて減速するJ-15の録画映像を放映した。中国海軍がこれほど高度な機体制動用ワイヤーの操縦技術を持っていることは、今回初めて明らかになった。
海軍軍事学術研究所の張軍社(Zhang Junshe)副所長は、試験の成功について「中国の空母にとって画期的な出来事。(「遼寧」は)戦闘即応性に一歩近づいた」と述べている。
J-15はロシアの空母艦載戦闘機「スホイ33(Sukoi 33)」を元に中国が開発した多目的艦載戦闘機。ロシア製エンジンを使用し、精密誘導爆弾を搭載できる。
一方、「遼寧」は元は旧ソ連軍の空母「ワリャーグ(Varyag)」を中国が10年近く前にウクライナから購入し、遼寧省の大連(Dalian)港で改修したもの。ワリャーグは20年以上前に就役したものの、突然のソ連圏崩壊で使用されなくなっていた。
9月の「遼寧」就役は周辺諸国との領有権問題が紛糾する中、中国の軍事力増強を象徴する転換点だった。ただ、本格的な就役には少なくともまだ3年はかかるとみられる。(c)AFP=時事/AFPBB News
○ 中国の新パスポートの地図、南シナ海や台湾を自国領に 周辺国が一斉抗議- AFPBB News(2012年11月26日16時12分)
【11月26日 AFP=時事】中国が今年発行した新パスポートの地図で南シナ海(South China Sea)のほぼ全域と台湾の観光地2か所、さらにインドとの係争地などが中国の一部として描いていることが明らかになり、各国が相次いで抗議している。フィリピンとベトナムが22日、台湾は23日に中国に抗議。インドは対抗措置を開始したという。
問題となっているのは、生体認証用のコンピューターチップが埋め込まれた中国の新パスポート。南沙諸島(英語名:スプラトリー諸島、Spratly Islands)や西沙諸島(英語名:パラセル諸島、Paracel Islands)など南シナ海の島々が中国の一部として描かれている。日本と中国が領有権を争う沖縄県の尖閣諸島(Senkaku Islands、台湾名:釣魚台、Diaoyutai)は、この地図では中国の領土として描かれていなかった。
フィリピンのアルバート・デルロサリオ(Albert del Rosario)外相は22日、地図は「国際法違反の法外な海域領有宣言」であり「強く抗議する」と述べ、中国政府に正式に抗議文書を送ったと発表した。フィリピンは南沙諸島の一部の領有権を主張している。
ベトナム外務省報道官も同日、中国の新パスポートがベトナムの主権を侵害していると述べ、中国大使館に抗議したと記者団に語った。
■台湾の人気観光地、中国の一部に
また、台湾の人気観光地、日月潭(Sun Moon Lake)と清水断崖(Cingshui Cliff)も、中国の一部としてこの地図に描かれていた。
台湾の馬英九(Ma Ying-jeou)総統は23日、「苦労して獲得した台湾海峡(Taiwan Strait)越しの現状の安定を一方的に損う行為」を中止するよう中国に要求する抗議声明を発表した。
台湾の大陸委員会は「(台湾は)独立主権国家である。双方が別々に統治されてきたことを中国は認識し、論争的な問題に直面した際には自制するべきだ」と批判した。
■インドと中国の係争地も
地図には中国とインドの係争地、アルナチャルプラデシュ(Arunachal Pradesh)州とアクサイチン(Aksai Chin)も中国の一部として描かれていた。
これに対してインド政府は、訪印中国人の査証に係争地をインドに含めた地図を押印する措置を開始したという。匿名を条件に取材に応じたインド外務省高官は24日、「われわれが認識するインドの地図が描かれた査証の発行を始めた」と語った。
中国政府はこの問題が外交に影響を及ぼさないよう沈静化を狙っている。中国の外務省報道官は「(地図は)特定の国を標的にしたものではない」と述べ、「関係国と活発な会話を維持し、人的交流の健全な発展を促したい」と語った。(c)AFP=時事/AFPBB News
中国の新パスポートの地図、南シナ海や台湾を自国領に 周辺国が一斉抗議- AFPBB News(2012年11月26日16時12分)
【11月26日 AFP=時事】中国が今年発行した新パスポートの地図で南シナ海(South China Sea)のほぼ全域と台湾の観光地2か所、さらにインドとの係争地などが中国の一部として描いていることが明らかになり、各国が相次いで抗議している。フィリピンとベトナムが22日、台湾は23日に中国に抗議。インドは対抗措置を開始したという。
問題となっているのは、生体認証用のコンピューターチップが埋め込まれた中国の新パスポート。南沙諸島(英語名:スプラトリー諸島、Spratly Islands)や西沙諸島(英語名:パラセル諸島、Paracel Islands)など南シナ海の島々が中国の一部として描かれている。日本と中国が領有権を争う沖縄県の尖閣諸島(Senkaku Islands、台湾名:釣魚台、Diaoyutai)は、この地図では中国の領土として描かれていなかった。
フィリピンのアルバート・デルロサリオ(Albert del Rosario)外相は22日、地図は「国際法違反の法外な海域領有宣言」であり「強く抗議する」と述べ、中国政府に正式に抗議文書を送ったと発表した。フィリピンは南沙諸島の一部の領有権を主張している。
ベトナム外務省報道官も同日、中国の新パスポートがベトナムの主権を侵害していると述べ、中国大使館に抗議したと記者団に語った。
■台湾の人気観光地、中国の一部に
また、台湾の人気観光地、日月潭(Sun Moon Lake)と清水断崖(Cingshui Cliff)も、中国の一部としてこの地図に描かれていた。
台湾の馬英九(Ma Ying-jeou)総統は23日、「苦労して獲得した台湾海峡(Taiwan Strait)越しの現状の安定を一方的に損う行為」を中止するよう中国に要求する抗議声明を発表した。
台湾の大陸委員会は「(台湾は)独立主権国家である。双方が別々に統治されてきたことを中国は認識し、論争的な問題に直面した際には自制するべきだ」と批判した。
■インドと中国の係争地も
地図には中国とインドの係争地、アルナチャルプラデシュ(Arunachal Pradesh)州とアクサイチン(Aksai Chin)も中国の一部として描かれていた。
これに対してインド政府は、訪印中国人の査証に係争地をインドに含めた地図を押印する措置を開始したという。匿名を条件に取材に応じたインド外務省高官は24日、「われわれが認識するインドの地図が描かれた査証の発行を始めた」と語った。
中国政府はこの問題が外交に影響を及ぼさないよう沈静化を狙っている。中国の外務省報道官は「(地図は)特定の国を標的にしたものではない」と述べ、「関係国と活発な会話を維持し、人的交流の健全な発展を促したい」と語った。(c)AFP=時事/AFPBB News