横浜からJRで両国までやって来ました。
「両国国技館」です。
今はもうすでに大相撲本番中ですが、この日はまだ静かでした。
国技館のすぐ横に「江戸東京博物館」があります。
見に来たのはこれ、「大浮世絵展」。
喜多川歌麿、東洲斎写楽、葛飾北斎、歌川広重、歌川国芳による
「5大浮世絵師の夢の競演」という豪華な企画です。
中でも私が見たかったのは、やっぱり広重ですねー。
東海道五十三次、名所江戸百景、近江八景、木曽街道六十九次など
様々な風景画シリーズを残しているわけですが、
どれも広重の巧みな構図と色彩感覚にあふれてますよね。^^
当時、日本だけで収まらず海外からも絶大な支持を受けていたようです。
今回の出展作品をいくつか。(出典 Wikipedia)
↓ ↓ ↓
「東海道五十三次 日本橋」
「東海道五十三次 蒲原」
「名所江戸百景 大はしあたけの夕立」
「東海道五十三次 庄野」
「名所江戸百景 亀戸梅屋舗」
これはゴッホが模写した絵としても有名ですね。(右がゴッホ模写)
どの絵も古臭さなど微塵もなく、むしろ斬新な感覚にあふれているのが凄いです。
他にもたくさんの出品作で見ごたえありました。
時間を忘れて閉館間際に出てきたら外はもう真っ暗。
大きな熊手がお見送りしてくれましたよ。^^
東京の「大浮世絵展」は」19日(日)で終了ですが、
4月3日(金)~5月31日(日)の期間で、愛知県美術館に巡回されます。