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あの頃カープは強かった…NO・12

2012年03月30日 09時35分18秒 | カープ

カープの強かった時代・・・

それを知っているのは30代後半の方ではないだろうか…

私の子どもは今25歳になるが、彼が生まれた昭和61年・・・カープは強かった。

そして彼が5歳の平成3年・・・カープは最後の優勝だっただけに、息子は強いカープの記憶が皆無に近い。

カープがここまで20年間優勝に見放された原因は、多くの方が指摘されているので、いまさら私が語る必要もないのだが、私なりに強かった時代を改めて回想してみたい。

強かった時代・・・この筆頭は、古葉監督と松田耕平オーナーの協力体制が強固だったことである。(晩年は崩壊し、古葉監督は去ったが・・・)

それは、古葉監督の率いる現場は当然のこと、編成に関する大半に信任をおいたことからも伺い知れる。

一年を戦った結果、チームとして不足している補強部分を出欠覚悟で行えたことは、チームに毎年のように緊張感をもたらし、選手の意識改革に成功した。(松田オーナーの器量の大きさもあった)

また古葉監督は、選手を好き嫌いで起用することは殆んどなく、実力主義の起用を行った。

衣笠の連続フルイニング出場を断腸な思いで止めた決断(昭和54年)や山本浩二を4番やスタメンから外す大胆さ(昭和59年)から見られるように、情に流される選手起用を行う監督ではなかった。

そして伝説の江夏の21球・・・これはカープ初の日本一となった試合であるが、この21球のなかでも、古葉監督は冷静沈着な対応を取った。

あの絶対絶命のピンチを迎えた場面、ブルペンに池谷と北別府を向かわせる用意周到さ…あれは当時の古葉監督でなければできない采配だっと言っても過言ではなかろう。

 

江夏はあのとき…マウンドからベンチの指揮官を睨みつけた。

ナゼなら、このシリーズの あの瞬間まで、カープベンチには江夏以降の投手起用はあり得なかったからである。

そこまで絶対的な守護人として、江夏への信頼と信用は誰もが認める存在であった。

ブルペンに行かされた池谷も北別府も、それを受ける石川ブルペン捕手も柴田猛コーチも、当時の模様を複雑な思いで受け止めていた。

恐らくベンチの古葉監督以外の全員が、そう思っていたことであろう。

しかし古葉監督は、あのときの模様を「確かに江夏以外に、あの場面にマウンドにいる投手はいなかったでしょう。しかし私はあの場面、残り時間など色々なことを考えた。もしあの回、同点で終わると延長戦に入る。そして次の回…江夏に打順がまわる可能性もありました。そうなれば、当然交代も視野にいれなければならない。また江夏にアクシデントも予想される。そのようなことから、あの場面、監督として当然のことをしたまで・・・」と、語った。

その様な事情を知る由もない江夏は、マウンドで怒りをあらわにする。

それを目にし、江夏のもとに駆け寄っり、落ち着かせたのは盟友の衣笠である。

「オマエ何をイライラしとるんじゃ。オマエの相手は近鉄じゃないのか?自軍のベンチと喧嘩してどうする。」この衣笠の言葉で、江夏は冷静さを取り戻し、見事に近鉄打線を封じたのは有名な話。

(あのときの選手には、反江夏も多数おり、あの伝説の21球は自作自演と囁かれたもの。それにしても例え事実であったとしてもスゴイ偉業で、誰も真似はできないであろう)

衣笠の連続イニングを止める決断をした際には、衣笠に自ら歩み寄り事情を説明したと聞く。当時の衣笠の不調は深刻で、さすがに我慢をし続けていた古葉監督も衣笠をスタメンから外すには、相当悩んだと語っていた。(連続試合は継続させると伝え、後に偉業は達成した)

山本浩二の場合は少し事情が違った。

当時報道された内容に目を通すと、スタメン落ちを内田コーチに知らされた山本は激怒したらしい。「何で監督でなく、コーチのオマエが伝えるのか・・・」(内田コーチは山本より年下であった)

衣笠と山本浩二への古葉監督の対応の差・・・

この真相を知る由もないが、次回はこの両雄に対することを振り返ってみたい。   つづく



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1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (東京出稼ぎ四年)
2012-03-31 00:50:26
安芸葬祭さん、こんばんは。
本日メール入れさせて頂きましたが届きましたでしょうか?
アメブロでandreがアメンバーの申請をしていると思いますので宜しくお願いします。

http://ameblo.jp/t-a-s1234/
にて開幕戦についての私の分析や次戦の対川上への対策を練ってみました。

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