お別れ

11日の早朝に実家の祖母が亡くなり、昨日告別式を終えました。

10日後には103歳になる大往生でした。

祖母は酉年、死産だった祖母の長女も酉年
私も酉年なので、祖母は私がその子の生まれ変わりだと
ずっと思ってました。

一世紀も生きてきたら色々ことがあったと思います。
大阪から守山に疎開して、何もないところから
呉服屋を始め、軌道に乗り出した頃に祖父と死別。
それでも商売を頑張ってくれたお陰で、私は何不自由なく
育ちました。

私が時代劇、マッサージ、外食好きになり、切り替えが早い
性格になったのは祖母の影響です。

亡くなる三日前にお見舞いに行った時もまだしっかりしていて
「有り難う。また来てや」と言ってました。

通夜の後、斎場で泊まったのですが夢にしっかり出てきました。
私が寝ていたところのふすまを開けて、元気な姿で「こんにちは」と
言ったので「早かったな」と言ったら目が覚めました。
服とお揃いの色のおしゃれな帽子を被ってました。

「バイバイ」ではなく「こんにちは」と言う辺りが
おばあちゃんらしくて、泣けたけど笑えました。

また来世で会えるような気がします。