クローズアップ現代で佐用町職員の福井さんが登場しましたが、きっと福井さんの派遣に至るまでには災害復興室長の久保さんの存在があったと推察します。
久保さんは実際の佐用町の水害時にはまちづくり課でケーブルテレビ「佐用チャンネル」の現場責任者でした。昨年減災報道研究会という神戸のマスコミ、自治体を中心とした集まりに久保さんと一緒にわたしも災害情報ボランティアの実態報告に呼ばれたことがありました。その時にお会いしたのがNHK大阪放送局の近藤ディレクターでした。今回の東日本巨大地震の番組にも多くに関わられていると聞きましたが、きっと今夜のクローズアップ現代にも関係しておられるのではとおもいます。
今回の災害ではネットを活用したTwitterやFaceBook、こたつねこ(和崎)さんの地域SNSひょこむなどの活躍が著しいですが一方でテレビの底力もあらためて発揮されました。その中でもNHKの総合力はやはり国営放送?!らしく民放に追随を許さぬ程の柔軟な力を発揮されたと感じます。解説者もいつの間にかネットで高感度の高いNHK解説員が登場するようになっていきました。
近藤ディレクターとは減災報道研究会とは別個に一度ゆっくりと話したことがありますがNHKらしくない?柔らかな人格が見事に表れていました。これからは放送、ネット、自治体、NPOなど様々な組織、団体のみなさんが人間性、信頼関係で繋がる新しいネットワークが危急の時に多くの生命を助けることになると感じます。新しいネットワークメディアの胎動を感じています。
@兵庫県、佐用町職員らの活躍を伝えるNHKクローズアップ現代から