NHKクローズアップ現代で関西広域連合の府県が被災地の東日本各地と具体的にパートナーを組み、自治体支援をしていることを放送していました。
その中で阪神淡路大震災を経験した兵庫県チームがクローズアップされていましたが、1年半前の夏に台風による集中豪雨で大災害を経験した佐用町の福井さんが登場していました。昨夜わたしもその時の佐用町に入り、情報ボランティア支援の活動をしたことを振り返りながら今回の被災地に何ができるかを整理していたところでしたので興味深くまた大いに参考になる番組でした。
支援に行かれた町の職員に変わって(他の仕事をしてもらうために)現地指揮を任されたというような内容でしたが、今最も大きな課題は自治体職員の負担が限界をはるかに超えている現実にどう対処していくのか、だとおもいます。そこをどう支援するかは国の視点で総合的に見ないと絶対に解決しないと考えます。関西広域連合だけでなく九州、中国、東海・・・、列島全体で支援する仕組みが必要です。その中で情報ボランティアの必要性をひしひしと感じています。国への提案も現在整理中です。
自治体職員、ボランティアの力を非常時に効率よく発揮できる仕組みが今現在の日本の課題の非常に重要な位置を占めていると感じています。今後の新しいまちづくりの核になる重要事項ではないでしょうか。