21,22日に長野市の中条という地区で住民ディレクター講座がありました。ここは標高400mの中山間地で東峰村の小石原地区と似ています。合併前は2400人ほどの人口でしたからほぼ東峰村と同じ感じです。当然ながら皆さんの人柄はとても良くて地区に入った直後から会う人会う人一人一人が気持ちいいのです。
その中で小林一仁さんは初日の午前中はお疲れだったか、面白くないのか?前のほうの席でうつらうつらしているのが目立ちました。きっと明日は来られないだろうな、と漠然と考えていました、ところが講座が終わってからわたしが泊まる宿に一緒に泊まるということになりました。しかも懇親会から参加して遂に酒は飲まずわたしの途轍もなく大きなスーツケース、バッグ、荷物の全てを積んで宿まで送ってくれました。宿で二人だけの2次会になりましたが何だかとても気に入ってくれたようで朴訥とした人柄ですが二人だけの夜は雄弁にご自分の人生史を語ってくれました。
わたしより5つほど先輩で、団塊の世代の先頭だったようですが今は長野市内の家と中条の家を行き来されてるそうです。技術屋だったということでカメラマンは得意そうでしたが住民ディレクター講座の持ち味であるやったことのないことの経験ということでタイムキーパーやリポーターもやってもらい意外と面白さを発見されたようです。
わたしは来年の2月にまた呼ばれていますがその時必ず来てくれるそうです。二日目の朝は講座前の時間帯に山を車で回ってくれて雲海やアルプス、紅葉などをたっぷり見せてくださいました。男は黙って・・・、久しぶりにこのコピーが似合う人との出会いでした。飲んだのはこの地区の伝説の主、やさしい山姥(やまんば)の名前がついた焼酎でしたが・・。
@画面右下にあるのが山姥焼酎。