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岸本晃の住民プロデューサーNEWS

黒澤明監督と村おこし。

 わたしにとってまた新しい1年が始まる日だった8月11日、八百万人紀行の中でブログや地域SNSなどいろんな場で発信、交流しているので意外な方々からお祝いメッセージをいただきました。その誕生日を10数年ぶりに熊本で過ごしました。この10数年は年末年始は勿論のこと誕生日に自宅にいることはまずなかったのです。東峰村の住み込みが始まったので以前に比べると少し戻ることが増えましたが、57回目のスタートを迎えた昨日、出会いがいっぱいあって書ききれませんが新しいはじまりを象徴する出会いが多くあった一日でした。

 黒澤明監督の「七人の侍」は地域活性化に取り組む大きなきっかけとなった映画でこの住民ディレクターNewsでも何度も何度も書いてきました。昨日はふっとまた見たくなり熊本市内でDVDを借りて20回目になるのではないかとおもうほどの視聴回数になりました。本当に何度見ても幅広く奥深い映画です。

 人間の内面の深さ、肉体の躍動、エネルギー、武士と百姓の文化の違い、そこからくる人間ドラマ、人間模様、社会学、ジェンダー、男の美学、戦略、共同体、集団力学、洞察力・・・人間にとって必要で大事なあらゆる要素が見事に混合されています。そしてわたしはこの芸術作品を村おこしの映画と閃き、平成2年からモデルとして地域づくりの原典にしてきました。そう住民ディレクターの発想の源でした。

 七人の侍を見て皆さんが何を感じるのか?一度試写会と語り合いを企画したいほどです、村の中で。表現活動ということが人を変えていく例の最高のモデルがこの黒澤明監督の「七人の侍」だと感じます。一人の人間の深さ、広さ、豊かさを映像という手法で描くことの面白さに気づかせてもらったのも黒澤さんの作品との出会いからです。

@写真の画面は「七人の侍」TOHOCO.,LTD.TV画面より
@八百万人紀行
http://www.yaoyorozu-hito.jp/


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