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岸本晃の住民プロデューサーNEWS

どうする?住民ジャーナリズム(マスコミ学会)

 7月4日に関西大学でマスコミ学会というのがあるらしい。らしいというのは講演を頼まれているのですがいまだに全体概要を知らされていないのでよくわかっていないのです。ひとつの分科会のようなのですが全体的には何をテーマにされるのか?学会の今の関心は何なのか?参加者の皆さんはいつも研究されているので当たり前、ということなのでしょうがすでに民放を出て15年になるので少々興味もあってお引き受けした次第です。

 わたしに与えられたテーマは「災害と住民ジャーナリズム~兵庫県佐用町水害の事例から~。梅雨時期であること、場所が関西であること、そして昨年の佐用の水害時に現地に入って実際に情報発信面での支援をしてきたのでこのテーマにはピッタリなのだとおもいます。この時の経験が1年経った今生きています。具体的に地域の防災態勢を整える為に必要なことは何か?そのためには日頃すべきことは何か?メディアをどう活用するか?必要なメディアは?等々わたしに多くのアイデアと実践の知恵を与えてくれました。

 「住民ジャーナリズム」ということについてはわたしが15年前から表現してきた「住民マス・コミュニケーション」の創造という具体的な実践で表すことができると感じています。佐用の災害時には実に様々な住民の現場がありました。死者・不明者が20名と甚大な被害があっただけにこの経験を大いに生かしたいと考えています。「どうするか?」は国の一大事であるといっても過言ではないと考えています。学会は3日後なので現在構成の整理中ですが自分でもこの講演は15年目を迎える住民ディレクター活動の要になるものだと感じています。内容的にはプリズムの理念、事業目的そのものに大きく関係するので会場での交流をとても楽しみにしています。

 全体像が見えないのと学会自体がオープンなものではない?のだろうと思いますがテーマや他の分科会などのことが事前にわかれば続報をお伝えしたいとおもいます。わたしの講演もこの15年のプロセスと成果を大整理する機会になりそうなのでまたご報告する予定です。

@写真は昨年の佐用町、水害後被災現場を取材する住民ディレクター
八百万人紀行 http://www.yaoyorozu-hito.jp/


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