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岸本晃の住民プロデューサーNEWS

水害の佐用から1年(2)

 まちづくり課のデスクに知らない部署や自衛隊の皆さんが陣取っている緊急態勢の様子がわかってくるとまずは自分に出来ることは何か?と考えました。が、すぐに結論は出ました。ニュースデスクになるということでした。わたしはここでは再々書いていますが熊本のローカルテレビ局にいたおかげで報道制作現場の全ての仕事はひととおりやってきました。カメラマン、編集マンディレクター、ニュース記者からニュースデスク、プロデューサーまで経験させてもらっていたのでこういう現場では統括するデスクがしっかりすれば何とか打開できるとわかっています。

 そこで誰にとなく(実際皆さん忙しくてわたしの主張に耳を傾ける人はいません)「この机でニュースデスクをやります。佐用チャンネルは全権委任してもらいますよ」と叫びコトをはじめました。久保さんも奔走しながらも自分のデスクやパソコンを提供してくれます。こういうことが瞬時にできるのも1年半前からわたしが佐用に通い続けて一緒に番組づくりをしていたからです。まずは機材の復旧の見通しと復旧すればひとつでもふたつでも町民の皆さんにお伝えすべき情報を準備すること、そして最も大事なことは今は皆さん目の前のことで精一杯なのでこの状況、刻々と変化するこの被災時の皆さんの動きをしっかり記録しておくことをどうやっていくか、に集中しました。 つづく

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