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岸本晃の住民プロデューサーNEWS

草の根とトップダウン、消防団の現場から(2)

 消防団は元々体育会系でピラミッド組織です(良い悪いの評価はなし)。いざという時に集団の力を発揮するには必要な態勢なのでしょう。

 で、その伝達の経路にもピラミッドがしっかりと残っています。IT利活用を地道に草の根で・・・、という話になれば恐らく数年かかっても難しいでしょう。いや、難しいというのが現実的な我々の結論です。ただ逆にトップからの指示には驚くほどスピーディーな動きをする組織です。「東日本大震災」は次にいつどこに起こるかわかりません。もしかしたら明日かも??、というこの非常時には即、人命に関わることでもあるので国が「えいやっ」と方針を示すことが必要と考えています。

 地域貢献を第1に考える男達は指示がくれば苦手でもすぐにやります。努力します。消防操法大会と同じように彼らが熱中するようなIT利活用コンテストができるほど楽しく覚えてもらう工夫は必要です。住民制作番組の地上波での放送枠も同じです。もし大きな災害が起こったら一日でも早く、一つの村でも早く地上波の放送枠を活用して地域の実情をメッセージとして企画して発信できる力がつくことは今すぐ必要です。

 またわたしの構想は消防団の番組制作も同時進行しますからITに悪戦苦闘するその彼らの苦労も村民、国民の皆さんに伝わるように番組化することが「防災」という大目的を遂行するには重要です。下川さんも小野さんともずっと本音で話してきましたのでこのブログの真意は伝わると確信しています。まずは人命を救う仕組みをいますぐできるところからはじめることです。

@写真は東峰村宝珠山地区の消防団の水揚げ後の飲み会。球磨焼酎を差し入れした!



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