六本木ヒルズで岩手県住田町の皆さんと再会した前夜、実は「大先輩」であり「後輩」である方とお会いでき、酒を酌み交わしました。その方は原徹郎さんとおっしゃってかつてテレビのCM業界で活躍された大先輩です。
それこそわたしの東日本長期支援の構想を伝え聞いて会いたいとおっしゃっていただきました。ご本人はCM業界ではディレクターとして活躍されていましたがカメラも編集も全部されるオールインワンタイプの方です。わたしたちが子どもの頃に見た有名なCMも少なくないということですがそのことは教えてもらえません。実は60歳を越えてから知人の結婚式やイベントを撮ってあげているうちに素人の目線が映像化されることの素晴らしさにショックを受け今は素人のための映像制作をサポートされています。
なので過去の作品は「犯罪履歴」??のようなものでご本人曰く犯罪履歴?はあまり語らないそうです。きっとうん十年前はばりばりのCMマンでスピーディな反応を要求されていたのだと思いますが、現在の原さんは穏やかで常に ニコニコされておれらます。わたしの話にもじっと聴き入ってくださって25年も前から住民ディレクターの発想を考えていたことに驚かれます。
そこは「後輩」として実に素直に認めてくださいます。実はわたしも最初は別府でのCM制作からはじまっています。フィルムで制作した頃から知ってますので大先輩のお話はよく響きます。この夏に東峰村で住民ディレクター合宿をしますが大先輩のお力を借りて住民ディレクター方式のCMにさらに磨きをかけたいと考えています。この夏は激変の夏です。