ユビキタストレーニング（東京）

　トレーニングの大切さはずっと前から考えていたのでずっと実践してきた。頭のトレーニング、心のトレーニングをはじめ身体等色々あるが全部ひとつにやるトレーニングは生活の中で自然にやるしかない。日々の生活の中で身体を鍛えるには東京は絶好のトレーニングの場だ。とにかく歩く。しかもわたしの場合は大きな荷物を背負い、片手にキャリーバッグ、時にはさらに反対の手にバッグを持って歩くのでいい運動だ。今日も品川エリアから三鷹エリアまで往復したがリュックに入っているのはパソコン二台、ビデオカメラ一台、小型ハードディスク４個、PCの電源コード二本と合わせると少なくとも１５－２０kgはあると感じる。ぐっと肩に食い込んでいるから。

　写真はこの荷造り？！でよく歩く地下鉄四谷の南北線から丸の内線に移動するエスカレーターだ。下から見るとその長さや角度がよくわかるのだが周囲に誰もいないといいんだが下からカメラを向けるのは憚れるので上からの撮影。通常は人がわんさか通る場所で右側が歩く人になるのだが流石にキャリーバッグのあるときは右を歩けないが今日のようにリュックと手提げバッグだと歩く。ぎゅうぎゅうのときは迷惑なので階段を歩く。数えたことはないが１００段は確実にある。長い。

　今は田舎の方が歩かなくなっているので都会はよい鍛錬所になっている。田舎は距離があるためどうしても最初から車なのでDoor to Door になる。こういう生活をもう３０年以上しているので足腰は鍛えている。たまに田舎に行って地域を歩く時青年や若い女性とちょっと小高い場所にある神社や旧跡に行くと隣からハアハアぜいぜい聞こえるので驚く。「どうもないですか？」と聞かれるがわたしの呼吸は平静だ。いつも重い荷物を引っ張ったりさげているので握力や筋力も同年代なら圧倒的にあるほうだろうと思う。何しろ同級生と会うと全然違うのでよくわかるし若い人も最近はひ弱だ。

　これからの時代どんな災害があるかもしれないし、仕事や暮らしがどうなるか、海外への渡航も増えるだろうし益々身体だけではなく全身を鍛えておかないとしっかり生きていけない。今日の東京は暑いがわざわざ日なたを選んで歩いている。８月生まれのわたしには太陽がエネルギーの源だ。いつでもどこでもだれでもトレーニングできるのが日常生活だ。ユビキタスはITだけの話ではないね。