1999年にくまもと未来国体がありました。わたしは県の方と県庁内にイベントFMをつくり、当時の夏から秋の国体の期間の約3ヶ月間毎日13時間生放送を続けました。すべて県内98市町村の住民ディレクターが交替で支えました。
同時に民放では春から毎週金曜日の夕方ニュースで25分間国体情報を住民ディレクターが伝える番組をプロデュースしました。他には熊本市内のケーブルテレビ、FMなども同時にやってましたので総合力としては相当なパワーでした。その国体のときからずっと住民ディレクターであり、今は「住民ディレクター会社役員」のさとう正さんが今日誕生日を迎えました。何歳かは知りません。
さとうさんは航空機の整備士でしたが車の事故を起こして以来、足に障害をもつ状態ですが九州内を走り回っています。色々な仕事経験がありますがとうとう会社役員として経営の中枢にいます。ボランティアとしてわが東峰テレビ局のお手伝いは勿論、くまもと未来国体の後にわたしが提案、設立した特定非営利活動法人NPOくまもと未来の中心メンバーとして支えてくれています。
謙虚です。いつも初心を忘れず、明るく、未来を創っています。こういう人は会ってるだけでわたしの身体性からすると全身創造的になります。人は創造性を無くすのは簡単です。ある状況に慣れてしまえばあっという間です。毎日が同じになると創造性のかけらも無くなります。そういう意味でさとうさんは、特に最近はいつ会ってもわたしの創造性を引っ張り出してくれます。
人は双方向なのできっとさとうさんにもそれは伝わっているはずです。さとうさんが毎日発信し続けている八百万人にも書きました。さとうさんの居場所として多くの可能性を秘めた八百万人はなかなか面白い場を創りはじめています。