ビデオカメラを撮影する時は一瞬のシャッターチャンスで決まります。それは「映像を撮る」というより「話を撮る」のです。Twittreでいうつぶやきのようなものですが真実を表す声、本音です。普通はどうしても「映像を撮る」ということに頭が働きますが実は声が先です。「わたしの場合は」、です。
声の主を撮っているとその主と交流している人がいます。するといつの間にか会話を撮っています。後ろや横で他の人が本音を発します、カメラがそちらを向きます。わたしのカメラアングルとか撮影方法というのは実はこういうことからはじまっています。ビデオカメラでラジオ番組を撮ってきてるようなものです。撮っているものは「生活映像」です。声の主の周囲には様々な生活音があります。全部含めて生活映像です。