岸本晃の住民プロデューサーNEWS

今、あらためて「住民ディレクター」(1)

 住民ディレクターを今、どう表現するのか?一昨日からずっと詰めていたのですが少しずつここに書いていきます。

 14年間の民放テレビ局制作現場の経験からわたしが発案した「住民ディレクター」は日々の生活の中で生まれる「暮らしの知恵」を受発信することで「豊かな地域を創造する」ICT人材のことです。

 住民ディレクターは地域住民自身が「地域生活に寄与する暮らしの知恵」を情報化します。だから住民ディレクターにおける「取材」とは住民同士の対話、コミュニケーションの深化です。また「編集」は地域の等身大の現実を映像で認識し、バラバラだった地域の現実を統合し総合化して地域住民に映像で「見える化」する作業です。

 「放送」することで地域住民みんなで情報共有し、知る権利、知られる権利を保障し「見て楽しむ」娯楽のためのテレビではなく「見て楽しんで行動する」継続的な知恵の創造メディアです。さらに利活用がすすめば地域課題を「見える化」し課題を解決するための「議論の場」を提供し「解決策やビジョン」を見える化する「生活創造メディア」となります。

 人材の「住民ディレクター」とメディアの「生活創造メディア」がワンセットとなり地域活性化を推進します。


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